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よしながさんの漫画が大好きです!
漫画の話からジェンダー論まで、深い話からどーでもいい話題まで。
よしながさんの漫画がさらに楽しめると思います。
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何度も読み返しております。
対談集でガールズトークなんだけども、生きる指針になるわよ、これ。
とりあえず女って生きづらいわよねぇ、だからおもしろいんだけど。
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タイトル通りの本。ただ、自分がそちらの世界にそんなに詳しくない部分については、置いて行かれた感は否めません;;
でも、共感できる部分も多く、自分が何とも表現しがたいなーと思っていた考え方について言葉にしてくれている部分もあり、よしなが先生の知識の広さ/深さに驚き。
共通の趣味の人が集った時独特の「テンションが少し高め」の部分が多いので、そう言うのが苦手な方はちょっと注意が必要かもです。
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【内容】
語れども語れども……
マンガ界の名手・よしながふみ、待望の初対談集!
対談相手は、やまだないと、福田里香、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都の豪華7名!!!
【感想】
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非常に熱い対談で、たいへんおもしろかった。
これを読んだ後に、萩尾望都さんを読みたくなり本棚から引っ張り出してきた。
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よしながさんは対談うまいなあ。
相手によって話し方を変えるのは当然として、誰ともかなり深いおしゃべりをしている。アンテナの性能がいいのですね〜。
三浦しをんとの対談はかなりつっこんだ話をしていて、反感を感じる人がいるかもしれないけど、面白かった。好き嫌いが分かれるかもしれない・・・私もちょっと、「これはいいすぎなのでは?」と思ったりした。活字にするとキツくなるからね(笑)
でも、大島弓子論はすごくうなずける・・・
「そう、そう、そうだよね!」と、前からふつうに思っていた感じを言葉にしてくれた。インテリの男の人がなぜか大島弓子をわかりたがる。でもたいていちゃんと読めていない。勝手に誤解されて好かれている。などという部分(笑)
変なふうに意味付与して持ち上げていることってよくある話・・・
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マンガ家さんならではの創作にまつわるあれこれやマンガ話だけでなく、ジェンダーやフェミニズムにまではみ出ていくのが、人によっては鬱陶しいだろうけど私には興味深かった。
三浦しをんとの対談の部分だけ、そうだよね! ほんとそう思う! とひとり熱く頷きながら立ち読んだことがあったのですが、改めて読んでやっぱり全編にわたって共感の嵐でした。
その中でもよしながふみにより共感する部分と、三浦しをんにより共感する部分があって……フェミニズムに対しての立ち位置や、その立ち位置を自覚したうえで「普通の人と同じです! って顔をしてたい」という感覚と、「初めて生理が来てせつなくてって描かれてしまうと、男の人たちが初潮というものを何かものすごいことみたいに考えちゃわないかしらって」というあたりはよしながふみに、第一欲求としての性欲の切実さがわからないことと、そこから生じてしまう頑なさやショックに関しては三浦しをんに、叫び出したいほど同感です。私も吉田秋生の『櫻の園』は「あーそんなふうに描くから男の人が生理にヘンに夢をもつんだよ!」とやきもきしたし、『西洋骨董洋菓子店』の橘の「人生の半分」発言にはショックを受けました(笑)
「肉体関係はなくても成立する」というよしながふみの「やおい関係」の定義や、こだか和麻との対談での「(女性は)本当は、男の人と同志で恋人になりたくて、でも男の人は女の人にそんなものは求めていないから……」という指摘は、本当に同じ事を常々考えているのでそれを言ってくれてありがとうございます! と思いました(笑)
「少なくとも日本とアメリカにおいては最大の宗教は恋愛」(よしなが)という発言は本当に名言だと思う。
三浦しをんとの対談で、少女マンガには行き場がなかった人たちの受け皿としてのBLから更にこぼれていくのは「『きみがぼくの運命の人』みたいな一対一の関係から恋愛が抜けたもの」ではないか、という話題があがり、「非常に重要なポイントだから、(BLの網から)別にこぼれなくていいよって思うんですけれど、こぼれていくんでしょうね」と三浦しをんが嘆いているのですが、まさにその「一対一の関係から恋愛が抜けたもの」を、私は読み手として切実に欲しているし、書き手として目指してもいるんですが……前途多難なんでしょうが。潜在需要は絶対あると思うけどな。
創作に関わる話題だと、
「普通の感覚の人が読んでくれる時はどう思われてもいいんだけど、読者さんの中にはまさに(『西洋骨董洋菓子店』の)小野のような状況の人がいたりする訳で、そういう人が読んだ時に絶望的な気持ちにならないマンガでなければいけないと思いながら描いています」(よしなが)
「読み終わった人が、ただでさえ不幸だったのにより不幸になるようなものって絶対書きたくないと思っています。でも逆に幸せな人がより幸せになるようなものも書きたくないんです」(三浦)
……これ、同じようなことを藤田貴美も書いていて、私が惹かれる作品はもう全部背景にこういう作り手の思いが流れているような気がする。
『日出処の天子』は私��ぜひ大河にして欲しい(笑)
この何年かで少女マンガの古典的作品を結構読みましたが、今のヘタな純文学よりよっぽど物語が深いし面白いしで、畏怖するやら文学の凋落に悲しくなるやらです。
ちなみに母の影響で白泉社系のマンガばっかり読んで育ったおかげで、マンガ談義の部分にもわりとついていけました(笑)
……纏めるつもりが今もうひとつ書き落としてたことを思い出してしまった。
やまだないと・福田里香・よしながふみの鼎談で、やまだないとが、岡崎京子はオタクを憎んでいた、という話をしていて、「岡崎さんはあれだけいろんな女の子を描いているんだけど、オタクの子はつねにブスで、デブで、性格も最悪。ステレオタイプなんですよ」と発言していました。
確かに『リバーズ・エッジ』に出てくる、部屋に引きこもっていて、妹に「くだんねーホモ漫かくな!!」と罵倒される女の子はデブでブスで性格も最悪だった。不特定多数の男性と関係を持って誰が父親かわからない子を妊娠する妹よりは、デブでブスでホモ漫な姉のほうが間違いなく私には近いわけですが、でもあの描き方にはそんなに嫌悪感を持たなかった。むしろ昨今の、「腐女子だってオシャレもするし恋もするよ!」という風潮よりは、いっそああいうふうに描いてもらった方がホッとするくらいです。
オタク女(腐女子)=デブ・ブス・性格最悪、というステレオタイプは逃げ道であり、隠れ蓑だったのかも知れないな(とにかく最近の、腐女子だって女の子! という流れはホントに息苦しいです。どんどん追い込まれていく気がするよ……)
BL・やおい周辺を分析するような本を最近はわりとよく見かけるようになったけど、とりあえずこれを読んで欲しい感じです。
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すごーーく勉強になったし面白かったです。
わたしも少女漫画が本当にすきだ。女の子に生まれて来て良かったよ。
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これは面白い。
相当なマンガ好きを集めた対談集なので、マンガ作品(主に少女マンガ)を全然読んでいない人には厳しいかもしれないけど、ただのマンガ好きトークにはとどまらず、商業誌でマンガ作品を発表していくこと、商品になる作品で何を描くのか、ということに対する各作家さんの姿勢がくっきりと現れていました。
よしながふみの進行が素晴らしいのもあるのかな。
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2010年5月4日読了。2010年90冊目。
三浦しをん先生目当ての読書第二弾。
マンガについて詳しくなれる。
フェミニズムの問題にもちょろっと書かれてる。
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本棚に入れてなかった!
何度も読み返している大好きな対談集。
仕事とは何ぞや・・・という疑問にぶち当たったとき、羽海野チカ先生との対談を読むと、兎にも角にも働かねば、と当たり前のことのように考えることができる。
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羽海野 チカさんとの対談が面白かった(*^▽^*)。他の人は時代?が違うのかちょっと話がわからなかった。チカさんの話はほんと面白かった。10.06読了。
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よしながふみの対談集。
お相手は、
*やまだないと 福田里香
*三浦しをん(1)
*こだか和麻
*三浦しをん(2)
*羽海野チカ
*志村貴子
*萩尾望都
よしながふみは、勿論大好きですが、萩尾望都さまと対談してるとあれば、買わずにいられません。
にしても、よしながふみの漫画を読んでると「この人って、頭いいんだろうなぁ」ってよく思ってた。で、対談になって、さらに「頭のいい人」って強く感じた。
よく法学部を舞台にした漫画を描いてるんだけど、実際に法学部出たのかなぁとか…想像してみたりして…。
でもって、すごく真面目に漫画を描いてる。
いや、漫画家さんは皆それぞれに真面目に描いてるんだろうけど、よしながふみはなんつーか、ヒトコマヒトコマにかけてるパッションが違う感じがするんだよね。
っていうのを、対談の行間に読んだ。
うん、対談そのものはとても面白いし、なかなか考えさせられるところが多いのだけど、結局は漫画家よしながふみとはどういう存在なのか、というそこにつきるような気がする。
いわば、よしながふみの「存在理由」
ま、そんなこんなは放置して、もーさまの対談がとにかく嬉しかったです。
でもって、もーさまは、相変わらず新しい才能を前に楽しんでるし、自身の謙虚な姿勢も変わらない。
こういうも読むと、ん十年もーさまのファンやってて、よかったよぉとつくづく思います。
うん、きっと萩尾望都が私の、こうやってぱたぱた文を書いたり、ピアノ弾いたりしてる私のそういう部分の「存在理由」
12月20日には「大奥」の3巻がでるそうな。
楽しみだ。
も、サンタがくるより、ずっとずっと楽しみだ。
って、某ネット書店、予約できなかったんだけどね<怒
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本屋さんで働いてた頃から気になってた1冊。ご縁がありました。
面白かったー。
あるところでは「そうそう!」って思って、
あるところでは「へー」って思って、
思わず笑ったり、ウミノさんとの対談はによによしたり。
だってこのふたり……会ったその日に16時間耐久おしゃべり
とかすごいわぁぁ(笑)でもお話はすっごいマジメなの。
濃い1冊!
気になって、結局全部よんでしまったけど読んでよかったー。
よしながさんを含めこの本に出てきたひとたちの本がもっと読みたい!と切実に思いました。
ひとしきり読んだ後もう1回この対談集を読みたいなー
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うーん、悪くないけど微妙。
対談は面白いけど、フェミニズムだとかなんだとかまでは、いいや。
共感できるとこもあったんだけど、っていうか多分自分もよしながさんよりのスタンスの人間なんだけど、
自己主張の強い部分が最終的に食傷気味っていうか、そこまでガンガン言われると、言い訳がましくてちょっと・・・と思ってしまう節がありました。
もう少し考え方の違う人を織り交ぜたらより楽しめたと思った。