紙の本
他者を通してみる、「存在理由」というもの
2009/08/24 21:02
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
よしながふみの対談集。
お相手は、
*やまだないと 福田里香
*三浦しをん(1)
*こだか和麻
*三浦しをん(2)
*羽海野チカ
*志村貴子
*萩尾望都
よしながふみは、勿論大好きですが、萩尾望都さまと対談してるとあれば、買わずにいられません。
にしても、よしながふみの漫画を読んでると「この人って、頭いいんだろうなぁ」ってよく思ってた。で、対談になって、さらに「頭のいい人」って強く感じた。
よく法学部を舞台にした漫画を描いてるんだけど、実際に法学部出たのかなぁとか…想像してみたりして…。
でもって、すごく真面目に漫画を描いてる。
いや、漫画家さんは皆それぞれに真面目に描いてるんだろうけど、よしながふみはなんつーか、ヒトコマヒトコマにかけてるパッションが違う感じがするんだよね。
っていうのを、対談の行間に読んだ。
うん、対談そのものはとても面白いし、なかなか考えさせられるところが多いのだけど、結局は漫画家よしながふみとはどういう存在なのか、というそこにつきるような気がする。
いわば、よしながふみの「存在理由」
ま、そんなこんなは放置して、もーさまの対談がとにかく嬉しかったです。
でもって、もーさまは、相変わらず新しい才能を前に楽しんでるし、自身の謙虚な姿勢も変わらない。
こういうも読むと、ん十年もーさまのファンやってて、よかったよぉとつくづく思います。
紙の本
豪華である!
2017/01/23 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
よしなが先生が豪華メンバーと対談したと聞けば読まない訳にはいくまい!つくづく男は超克の物語を好み女は人と人の繋がりを求めるのだなあ。
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うぬー面白い一気読みじゃ。裏話ってどうしてこんなに面白いんだろう。根っからのマンガ好きとしてはこの対談に乱入する勢いで読んでしまったよ。そして是非BLTVを作ってもらいたいです。
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これ、もしやベストオブ2007・・!?
っていうくらいにわき目も振らず読んだ。
まさにこれが読みたかったんだ、って言うしかない対談で、さすが太田出版さん!
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マイ神よしながさんの対談集。濃いです。ホモ話には付いて行けたけどあんまり昔の漫画読んでない分漫画の話はちょっと置いてかれた…。でもそれでも十分楽しめる本でした。書き手はどう考えて描いてるのか、っていうのがよくわかります。
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2007/10/31
こういう対談ものは買わないんだけど、大好きなよしながふみなので思わず購入。色々な裏話が読めて面白かった。あとバカ話も。一条ゆかり氏の「三井が〜」発言が一番印象に残ってます(笑)
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出て来る話が「なつかしーー」か「あっあたしもっっ」ということばかりで、ときどき今読んでいるこの本を抱きしめたくなります。
羽海野チカさんとの対談は、まさにそこに花本はぐみが来て話しているかのようで、私は山田さん(あゆ)の気持ちがよくわかったような気がします。
相手を認め、心から尊敬できる人はキレイ。羽海野さんもよしながさんも、出会えて本当によかったですね。
私も親友としゃべりたくなりました。夜っぴて、そのうち外が白々と明け、やがてモーニングメニューがランチメニューに変わるまでも。
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BL話多いけれど、それだけじゃない★
中身結構深いですv
漫画描く人や、読む人には必読かな(^^)
女性とか男性とか、選んで読んでは欲しくない良本です*^-^)ノ♪
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三浦 同人誌はまさに論文発表の場ですね(笑)
よしなが 私は、そのカップリングが成立するまでを原作のエピソードを上手に盛り込んで描いているものを「学説」と呼びます(笑)そのジャンルの中で、よりカップリングの根拠が強い学説のほうが勝って多数説になっていくわけです。上手い同人誌を読むと、説得されるかのように同じカップリングを指示するようになったり、そこにまた新説を打ち立てた同人誌が登場して場がざわめいたり、まぁ、考古学のようなものです(笑)
(P.166 三浦しをん×よしながふみ)
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面白かった。特に三浦しをんとの対談が一番好き。何故、私が少年漫画が読めなくなってきたのかがよくわかった。努力・友情・勝利だけではもうやっていけないもの。
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よしながふみの対談集。すごい面白い人としゃべってます。24年組ら辺の少女マンガがよしながさんのベースにあることが分かって…親近感もった!!! 男×男じゃなくても「やおい」を感じるものがある、話にも同感!! よしなが〜〜v
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よしながふみという人はこういう人だから、ああいう作品を書くのだ、というのが何となくわかった気がします。
くらもちふさこさんについての考察は大きくうなずきながら読み、漫画原作に対するメディア化について、原作者としての思いは、目から鱗でした。そういう考えだったのね、と。
ハチクロアニメ化、有閑倶楽部ドラマ化、そして言うまでもなく、アンティークドラマ化にひどく憤った読者でしたが(あ、ホタルノヒカリドラマ化も)自分の作品を自分同様に愛してくれ、仕事にしてくれようとする存在が単純に嬉しい、と原作者に言われてしまうtと、じゃあ、しょーがねえな、と。
でも同時に、人が増える分しがらみや想いも増え、愛だけじゃどうにもならないよ、なんてこともあるわけで・・・
それならいっそそんな手段をとらないでくれ、と思うのもまた、作品を愛するファンの心理、なのでしょう。
まあ、ファンの愛は、いつでもどこでも偏愛だよね。
それでも、他メディアでその作品がこよなく愛されていたりすると、
うれしくてうれしくて仕方がないのだなー。
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対談集。
譲れないものを抱えてものづくりをする人たちは尋常じゃなく格好良い。
でてくる固有名詞がほとんどわからなくても充分楽しめた。
生きていくことはしんどいよね、大変なこともいろいろあるよねって話をしてるのに、読み終えた後はハッピーな気分。
なんかしたくなった。
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少女マンガを読みたくなりますねー!
出てくる人たちみんながすごい知識!
よしながふみさんを見てみたい・・・
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編集の人、なんか聞き覚えある名前…と思ったらキナコタイフーンも三浦しをんの大好きエッセイ達も担当してる!あらー