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1話2ページ以内の短さなのでテンポよく読めるし、途中で区切りやすいし、とても読みやすい。よ
ショートショート好きなのでこういったアンソロジーどんどん読みたいです。
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百人の作家がそれぞれ八百字以内で書いた物語百編が収録されています。
不条理ものは好きだと思っていたのですが、こうも読者を突き放した作品ばかりとは思いませんでした(好きですが)。選考する方の好みなのでしょうか。
それとも、怪談とは本来、こういうものなのでしょうか?
想像力をフルに活用して読むべし。
好きな作品(追加していきます)
「赤地蔵」「蜘蛛の糸」「食卓の風景」「連子窓」「通夜」「散歩にはうってつけの夕べ」「不思議なこと」「夏の終わりに」「町俤」「鳥雲」「アキバ」「壁の手」「千住が原からの眺め」「隙間」「押入れ」「本日のみ限定品」「ハンター」
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【目次】
はじめに(東雅夫)
赤き丸/シャボン魂/呼び止めてしまった/水恋鳥/未練の檻/深夜の騒音/赤地蔵/石がものをいう話/阿吽の衝突/石に潜む
デウス・エクス・リブリス/幽霊画の女/厄/もんがまえ/のぼれのぼれ/灯台/磯牡蠣/白髪汁/焼き蛤
食卓の光景/二○○七年問題/客/気配/女/伝手/蜘蛛の糸/夜泣きの岩/剃刀を踏む/迦陵頻伽−−極楽鳥になった禿
鬼女の啼く夜/生まれ変わったら/禍犬様/連子窓/猫爺/お花さん/首/ネパールの宿/山鳴る里/蚊帳の外
仮通夜/通夜/大好きな彼女と一心同体になる方法/いのち/弔夜/散歩にうってつけの夕べ/影を求めて/不思議なこと/狐火を追うもの/夏の終わりに
グラマンの怪/カツジ君/町悌使命/風呂/鏡/踏み板/狐がいる/ディアマンド/シミュラクラ/怖いビデオ
鳥雲/帰り道にて/問題教師/せがきさん/アキバ/壁の手/写生/酒場にて/角打ちでのこと/マムシ父,悩む/なめり,なめり,/乗物ギライ/橋を渡る/僕の妹/古井戸/千住が原からの眺め/筒穴/穴/隙間
かまいたちはみた/押入れ/からくり/豆腐屋の女房/空気女/移り香/姑のハンドバッグ/本日のみ限定品/トキウドン/黒い不吉なもの
怪鳥/ハンター/魅惑の芳香/アイス墓地/スコヴィル幻想/ギジ/分割払い/肝だめし/よそゆき/死霊の盆踊り
選評(加門七海)
選評(福澤徹三)
選評(東雅夫)
おわりに(東雅夫)
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文庫版「巳丑」がこれと「百怪繚乱」から取ったらしいので、読んでないのを読みたくて。嫌な(うわあ!ってなる)話と怖い話とちょっといい話。
(フレフレ。語感とタイトルと語り口)
「水恋鳥」 阿丸まり
(すごく嫌だ。疾走感ていうか、あれよあれよと流されて、お持ち帰り。)
「厄」 松本楽志
(怖い児童書みたいな。絵本にしたら怖そう)
「のぼれのぼれ」 仁木一青
(結びが嫌過ぎる。地味にすごいインパクト)
「磯牡蠣」 有井聡
(タイトルがぴったり。「光」景。結びは文庫で改定されてた。そっちのがすっきり)
「朝食の光景」 添田健一
(お母さんが怖い。いい話)
「客」 我妻俊樹
(いろいろ妄想を掻き立てられる。さびしい。暗い。自分がこんなんなったら・・・・)
「通夜」 吉田悠軌
そのくらいで私は怒りません、(おっかけてきたのか。これからどうなるのか。いろいろ考えるのが楽しい)
「穴」 登木夏美
(わけわかんないまま進行中、ってさびしくて怖い。こういう記憶がらみで後味悪いのは好き)
「怖いビデオ」 崩木十弐
(笑った。落ちがそっちか!原因じゃないのか!でも、うっすら怖い。なんでそんなに嫌いなのか、死因って・・・、とか。でも、担いでやったりつきまとわれたり、なんかほのぼのしてるようにも思う。それも怖い気も)
「乗り物ギライ」 麻美和臣
警告というか、お守りを配るような気持ちで写真を野に撒いた。それがどんな影響をもたらすかはわからない。(さくさく怖い。好き)
「使命」 水棲モスマン
版画が鎮まったところで蔵書票を検めると、壮麗な館の中で少年がひとり番をしていた。(結びがすごく好き。練られた文章ってやっぱり好きだ。ちょっとうっとりしてしまう)
「デウス・エクス・リブリス」 君島慧是
江崎来人「お花さん」も、どうも改稿されているっぽい。うん、文庫版の方がいい。
細長い形とかレイアウトはさすがハードカバーの方が良い。
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400字詰め原稿用紙2枚までの短編怪談集。
おもしろいものもあるけどよくわからんものが多数。
これらを選定する人たちってすごい。
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原稿用紙2枚だから創作が多いのだろうなぁ。あまりにも技巧的なお話が多いのです。って、ケチつけるなら、限りなく実話に近い創作を自分で作ってみなさいよと思う。言うは易し。行いは難し。
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短い話のほうが 注意力を必要とするんだなぁ としみじみ思いましたぼ−っとよんでると 落ちがわからない。