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河野先生の教科書。OSの(再)勉強したいけど、タネンバウム本はヘビーすぎるという人にもお勧め。セキュリティとケーススタディとしてのWindowsの章が特長的かな。
「同じ用語が別の分野では別の意味で用いられているということはコンピュータサイエンスの世界ではよくあることである」
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OSの仕組みをわかりやく詳説している。
特定のOSにこだわらず、UnixからWindowsまで幅広く普遍的な説明となっている。
どちらかというと初学者向けの内容なので、深いことを知りたければもっとコアな本が必要となりそうだ。
コンピュータの基礎を学びたい人におすすめ。
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年に一度出会えるかどうかというレベルの素晴らしい本だ。涙が出るほどわかりやすいのに、相当深い部分まで解説がなされている。特にwindows OSの解説が載っていることには希少価値を感じる。
プロセス競合制御をプログラムベースで例示してくれるのだが、OSのプログラムであるためC言語で書かれている。きちんと読めば大抵は難しくないが、最初は面食らってしまった。以下に、再読のために、当初自分が分からなかった点を示す(C言語読むの初めてで、どれも初歩的な躓きです…)。
・int
変数の宣言。ここで変数がどんな型なのかを定義している。intだと32ビットで表現できる整数値を入れられるらしい。
・printf
文字列を出力する。write-hostみたいなもん?
・turn
何かと思っていたら、本文中のプログラムで独自に登場する変数だった。変数は冒頭で定義されているので、読み飛ばすと訳わからなくなる。
・for(;;){
以下をループしますよということ。良く見ると大抵break文が出てくる。
・p.58の2つのプログラム
左がスレッド1、右がスレッド2ということ。同時進行している想定で読んでみる。
・%
所謂modのこと。剰余を求める演算子。
→「X % 配列の最大値」を要素番号とすると、最大値を越えたら1から格納という仕組みにできるっぽい
その他、理解が及ばなかった箇所
①セマフォの条件変数
②ページとは何か