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[ 内容 ]
サッカーワールドカップ共催、そして「冬ソナ」ブームを経て、日本において「韓流」と呼ばれる諸現象がまきおこった。
日韓はこれまでにも増して「越境する文化の時代」を迎えている。
越境するポピュラー文化は、はたして日韓二国関係を超えて、グローバルなポピュラー文化形成につながっていくのか。
本書では、テレビ、映画、マンガ、インターネット、観光などに見られた「韓流」現象の「その後」に焦点をあて、日韓相互の脈絡からメディア文化のありようを描き出す。
[ 目次 ]
第1章 韓流ブームのさまざまな語り手たち―他者表象と越境する文化
第2章 韓流とその「愛のあと」―韓国を消費する女性とその表象をめぐって
第3章 NHKテレビハングル講座から見た韓流ブーム
第4章 「韓流」にならないポピュラー文化―イメージの交錯と新たな「他者」の誕生
第5章 韓流の底力、その言説
第6章 もう一つの韓流―韓国映画のなかの「在日」像
第7章 インターネットの中のツシマ―ある「嫌韓」現象をめぐって
第8章 ブームは何を残したか―ナショナリズムの中の韓流
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