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クイズ番組のありそうでなかった話だった。最後はどう終わるのかと思ったが、将来に実現するかもしれない終わり方でおもしろかった。
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生死をかけたクイズを進めざるをえない状況で人がどんな行動をとるのか、という典型的なパニックホラー。オチが全く予想外な方向に行くが全体的には少しゾクっとするというぐらいの軽い読み物と言ったところ。
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近所の中学生の間で流行ってるので読んだけど、正直子供には読んで欲しくないなぁ。グロくて。
なんかすごく山田悠介風味だった(笑)
でもオチは嫌いじゃない。なので★3つ。
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椙本 孝思 『THE QUIZ』
(2007年11月・アルファポリス)
優勝者には賞金1億円。華々しく広告された視聴者参加型の新クイズ番組。
しかし、そこで待っていたのは、死と隣り合わせの残酷ゲームだった。
果たして決勝に進んだ十人の回答者の運命は?そしてクイズの真の目的とは?
「THE CHAT」の鬼才・椙本孝思が放つ恐愕の異色ホラーミステリー(アルファポリスHPより)
つい先日大村あつし氏の『無限ループ』で痛い目にあったばかりなのに次の新規開拓へ。
これも書店でみてビビッときた作品。
無人の収録スタジオに集められた10人。
唐突にスタートするクイズ番組。モニター越しの司会者。
「不正解=死」の理不尽なゲーム。
雰囲気は映画『CUBE』に似ていて、その場の人間が味わう恐怖感、緊迫感がうまく描出されている。
読み進むうちに少しずつ明らかになる参加者の胸の内や人間性、それに反してなかなか明らかにされない主催者の正体とその目的。
このタイプの話は落としどころが難しいものだが、最後もスッキリまとめていて好感が持てる。
文体や展開の軽さも目につくが、あくまでエンターテイメントに徹しており、総合的には合格点。
近い将来化けてくれそうな予感がする。
未読なのだが、山田悠介もこんな感じの作家なのかと想像している。
なかなか読む機会がないのだけれど。
65点(100点満点)。
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最初から感情移入がしやすく(非現実ですが)また展開もテンポ良く切り替わるのでサクサク読みたい方にはGooです。
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内容はホラーチックで、以前読んだ「インシテミル」や「ライアーゲーム」のような感じの高賞金を争うデスゲーム作品です。
10人の参加者が最後の1人になるまで繰り広げられるクイズに回答していく訳で、クイズに不正解すると消されるという形式で、極限状態の中での参加者の人間性が試されていくのですが、展開が速く、あっという間に残る1人になったという感じですね。
まあ最後のオチも、フィクション作品ならではのダイナミックさで、これはこれで良いオチになっていたと思います。