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バッテリーを彷彿とさせる自転車青春もの。
キャラの描き方がいいっすね。みんな魅力的。続きが気になります。
それにしても、ロードレースっていいな。ドキドキする。
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The MANZAIを買ったときに、書店で見かけて気になって(同じレーベルで近くに平積みされてたんで)借りてみました。
自転車小説はどんなもんだろとおっかなびっくり手を付けましたが、そんな不安もよそにするする読めて面白かったです。続巻が楽しみ。
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1月30日 本の森(兵庫)にて 370円 初版第二刷
初版と重版では最初の数行文章が違うらしい。作者ブログより。
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OverDrive、弱虫ペダル、サクリファイスと漫画でも小説でも自転車レースものが流行る今日この頃、
それらと似ていながらも一線を画すのがこの作品!
個人的感想を言えば、自転車版の「一瞬の風になれ」と言ったところかと思います。
最初に挙げた3作品がチームでレースをする場面が描かれているのに対してこの作品では一人の主人公の視点と彼個人のレースによって物語が展開していきます。個性的なキャラクターが脇役として出てきながらもあくまで主人公の存在と視点で物語が展開していく様子などは、やはり「一瞬の風になれ」のイメージと重なります。
スポーツといえばチームワーク、団体行動、協調と和、といった日本的な考え方に飽きたスポーツ好きの中高生にお薦めの作品です♪
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ちょっと息抜きで読み出し、一気に読み終わりました。
いやあこういうの弱いんですよ。スポーツモノ。自分はスポーツしないくせに。
読んでいて自転車つながりでシャカリキって漫画を思い出しました。アレも面白いお話だったなあ〜
とりあえず面白いか面白くないかわからなかったので1しか買わなかったのです。明日2を買おうと思います、ハイ。
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読んでいるとサイクルロードレースの臨場感を感じられます。レースをみて感動するように、この本を読んで、やっぱりこの競技はいい!っと感動してしまいます。もちろんサイクルロードレースって何?という人にも十分楽しめる本だと思います。また、ロードレースの季節が始まる時期に読んで、今シーズンにワクワクしてる今日この頃です。
ミラノ〜サンレモ2009のカヴェンディッシュからツール・デ・フランドルのステイン・デヴォルデルの間で読みました。
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スポーツ小説といえば、「バッテリー」や「DIVE」が有名ですが、
おそらくこの作品もそれに続くのではないでしょうか。
まだ1巻だけしか読んでませんが、うーん、これは・・・!と唸ってしまいました。
自転車のこと、景色、人物、全ての描写が素晴らしい。
私の好みのどど真ん中です。
登場人物は割と多いのに、誰も混同しないって相当ですよ。
中学生がこんな小粋な会話してるってのも、スゴイなー。
あ、あと、読んでて無性に山の濃い空気を吸いたくなりました。
脱都会欲に火がつきます・・・。
明日からまた仕事だというのに、その点だけは痛い。
しかし、大層気になるところで切られてしまったので
今夜中に2巻も読破してしまいそうな予感大です。
ママチャリしか漕がない私ですが、
以前ツールドフランスを開催中TVでずっと見たことがあって
あの時の不思議な感動を思い出しました。
ところで、ふと疑問に思ったのですが
世に出ているスポーツ小説の主人公はナゼ少年少女なんでしょう。
去年読んだ剣道の話(「武士道16」「武士道17」)も女子高校生でした。
大人の選手の話は、なまなましすぎて小説には不向きなのかなー。
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ツールを見てる人にオススメの正当派青春自転車小説。
景品でもらったママチャリを乗り回していた少年が、自転車ロードレースの集団とすれ違ったことをきっかけに、ロードレースの世界に足を踏み入れることに。
個性的なライバルや友人たちと出会い、自分の進むべき道を決めていく過程が丁寧に描かれている。
自転車で坂道を下るシーンではその描写から風を感じることができ、急勾配にチャレンジするシーンではこいでもこいでも進まない様子がリアルに感じられ、思わず足が動いてしまったくらい。
私が自転車レースに興味をもつきっかけになった小説です。
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溝口洋は、自転車で風の中に躍ることを好むクールな少年だ。中3になろうとするある日、峠道で揃いのウェアに身を包み、ロードバイクに乗る少年たちと出会う。そして、スピードを上げ遠ざかる彼らの背中を見ながら思った。負けたくない・・・・・・。個性を磨き競い合う少年たちの姿を瑞々しく描く、正統派青春スポーツ小説シリーズ第一弾、書き下ろしてで堂々登場!(ピュアフル文庫裏表紙より)
洋はクールな少年。自転車以外では。
ジュニアクラブでは、とても中3とは思えないような言動で、なかなか大人な子ども、なイメージだった。
洋を取り巻く、ジュニアクラブのメンバー、
南雲デンキの御曹司で自転車に関しても完璧な真一、
洋とよく衝突を繰り返す今泉昇、
曲芸自転車も得意とする、一見女の子の器用な元、
そして、ヒルクライマーを得意とする岳、
洋の幼馴染の多恵、
洋の祖父。。。
みんな個性あって、若くて、素敵だ!
やっぱり、スポーツ小説は読んでて楽しくなる。
自分もスポーツを思いっきりやれたらなあって思う。
1では、久しぶりにジュニアクラブメンバーと会い、
彼らと、岳と、村の自転車レースに参加し、
よーいドン、って所で終わった。
2では、その自転車レースの様子からはじまるのか、
高校生になった洋と岳、多恵の様子からはじまるのか、
今から読むのが楽しみでしょうがない。
わたしの希望としては、洋も岳も自転車レースで良い結果を残せなくとも、
南雲学院の自転車部から推薦を貰って、
南雲学院にいるジュニアクラブメンバー達と夏合宿、みたいなことになってると、楽しそうである。
1を読んでて、一番嬉しかったのは、
多恵が女の子女の子なタイプじゃなかったこと。
洋にいつも守られてます、的な女の子は正直お断りだった。
多恵は、そこらの男の子よりも男勝りで、でも洋にとってはちょっとドキドキするような存在。
スポーツに熱心な男の子の傍にいる女の子は、こういう子が良い。
お荷物になるような女の子はいらん。
だから、洋が祖父に内緒で参加した初めてのレースで出会った元、
彼を見たときに女の子だって思った、って時に、
最終的に女の子じゃなくて、すごくホッとした。
というか、ジュニアクラブのメンバーで、洋のよき理解者で、
何よりも美男子で(笑)最高である。
真一も、私が一番好む、美男子でスラッとした清潔感のある自転車少年。
今泉昇は、自転車少年の割には筋肉隆々みたいで、いつもちょっと喧嘩腰で、でも、初めの頃よりは洋と良いライバル的な扱いになって、昇もやっぱり良い奴!
絶対に2でも彼らは出てくるし、また洋と、そして岳と、良いライバルとして自転車を続けてくれてたらな、って思う。
そして、洋のお父さん、アナタの事が、一番気になります。
お母さんは今どこにいるのですか。
洋はたくさんの自転車仲間達に囲まれて、楽しく元気にやってますよ!と洋の変わりに声高々に言ってやりたい。
そして、高校生になったら、絶対に多恵と岳と洋と、何かありそうな気がする!
多恵は絶対に洋とが良いって思うけど、
なんとなく岳と付き合っちゃったりしちゃいそう・・・。
楽しみだ!!
そして、3,4って続くといいな、まだ2すら読んでないけど(笑)
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溝口洋は、自転車で風の中に躍ることを好むクールな少年だ。中3になろうとするある日、峠道でそろいのウェアに身を包み、ロードバイクに乗る少年たちと出会う。そして、スピードを上げ遠ざかる彼らの背中を見ながら思った。負けたくない――。個性を磨き競い合う少年たちの姿を瑞々しく描く、正統派青春スポーツ小説シリーズ第一弾、書き下ろしで堂々登場!
(裏表紙紹介文より)
***
なんだろう・・・終始淡々と描かれている印象。
主人公の洋は『クールな少年』という設定といえど、時に熱くなって拳を握り締めたり、自転車に乗って走っているときは興奮したりしてるんだけど、文章が淡々としているから、私自身もそれにつられて淡々と読み進めてしまった。
疲れてる時に読んだのもいけなかったのかな。
再読の必要ありです。
あと、登場する学生たちの名前は一文字が多いんだけど、本当は訓読みで名付けられたそれを、みんな音読みで呼び合うのがすごい違和感。
あだ名だとしても。
例)洋:ヒロシ→ヨウ
岳:タケシ→ガク
漢字で出て来るとどっちで読もうか迷うっていうね・・・!
p180『同じ後悔をするのなら、なにもしないよりした方がいい。たとえ、それが傷を深く、大きくする結果になったとしても。』
前半はよく聞く言葉です。
確かに、どっちを選んでも後悔するのならやって後悔の方がいいかもしれない。
でも、『それが傷を深く、大きくする結果に』なってしまうのなら、やらないという道もありなのではないでしょうか。
行動することが必ずしも“正しい道”なわけではないと思うのだけど。
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小学生~中学生の自転車青春小説。主人公の少年が小学生なのに妙にニヒル! ちょっと設定に無理があるんじゃないか?と思うこともあるがそんな些細な設定は気にならないほど楽しめる。
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山深い村に祖父と住む中学3年生の溝口洋は、
山道を自転車で駆けることが楽しみだった。
そんなある日、洋はロードレーサーの少年たちと出会い、
ひょんな事から彼らの練習に参加することになり、ロードレースに目覚めていく。
人物描写もなかなかに魅力的で、純粋で爽やかな青春スポーツ小説。
少々汚れがなさ過ぎるきらいもあるが、誰でも楽しめる内容だ。
山場のレースの結果がどうなるか...。
期待の持たせ方が上手い。
思わず続編へと引き込まれてしまう。
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セカンドウィンドとは、ある程度激しい運動をした後に訪れる、
比較的楽に運動を継続できる時間帯のことを指すそうです。
ランナーズハイに近いかんじでしょうか。
主人公は、頑固で無口な祖父と二人暮らしの中学生、洋。
父親は死に、母は家を出てしまっている。
そんな洋の楽しみは、自転車。
ある日、峠を一気に駆け下りていると、実業団のジュニアチームに
出くわし、それをきっかけに本格的なロードレースの世界に足を
踏み入れていく、、、そんな物語です。
相変わらず川西さんの描く子供たちは、どこか大人っぽいところが
あるんだけど、『コーンクリームスープ』よりはましだったかな。
どうでもいいことに反発したり意地をはったり茶化したり
初恋さえもまだだったり、と10代の頃を思い出すような部分が
たくさんありました。おかげでけっこう共感もできたな。
シリーズものということもあって、ほのめかされてはいるけれど、
まだ明らかにされていない部分もたくさんあって、早く続きが
読みたくなります。次作はいつ発売されるんだろ???
待ち切れーーーん!!!
自転車、ロードレースという意味では、竹内真さんの『自転車少年記』や
近藤史恵さんの『サクリファイス』(←わたくしの今年一番のオススメ)
があるけど、このふたつとはまた違った意味で楽しめます。
自転車競技に疎い方は『サクリファイス』を読んでからの方がすんなり
この本の世界にも入れるかも。
いずれにせよ、いい本です。師走だからってバタバタばっかしてないで、
たまにはこんな本でも読んでみてはいかがでしょうか。
セカンドウィンドをうまく感じられるようになれるかも☆
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自転車のことはよくわからないので、若干部品とかパーツの名前に首を傾げたものの、それ以外は引っかかることなくすらすら読めた。真っ直ぐにロードレースと向き合う主人公の素直さがいい。
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ただ単純に自転車に乗るのが好きだった洋がジュニアロードレースチームに声を掛けられ、色んな葛藤の中成長して行くストーリー!
わくわくすいすいと読めました!