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論理的に物事を考える思考のフレームワークが紹介されている。キーワードは「フェルミ推定」。思考回路を「結論から」「全体から」「単純に」考えるようにし、データ収集の前に仮説!自らタイム・ボックスを設定!はじめに目次ありき!手段ではなく目的から!「はじめ」からではなく「終わり」から!ベクトルを普段とは逆に考えるように意識してみるように。あとは、Whatの疑問よりもWhyの疑問を持つようにしよう!要するに知識を蓄えることよりも自分の頭で「考える」ようにすることが大事なんだとか。「エレベーターテスト」「キラーチャート」「マジックナンバー3」も覚えておこう。
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今の時代、知識はインターネットにあるから必要ない。フレームワーク思考(全体の俯瞰図から考えていく)でざっくりと考える能力が重要で、フェルミ推定(日本の電柱は何本か、とか)でこうした能力を鍛えることができるという。内容的には「ふ〜ん」という程度で、なぜこんなに売れているのか正直、理解できなかった。フレームワーク思考についてはあまり意識していなかったが、KJ法のようにボトムアップの方法では抜けもれが出たりすることを防ぐにはよいかもしれない。逆に、著者も認めるようにある切り口の考えしか出てこないという欠点もある。結局はいろんな角度から検討してみる、というのがベストではあるが、時間がきわめて限られている時に方針を決めて動き出す場合などには有効かもしれない。
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今のお仕事では課題解決が主軸になっているのですが、この業界ではこういう能力が凄く求められます。そんななか、そもそも「フェルミ推定」のような訓練が絶対的に不足している気がしていたので、学び直そうと思って購入してみました。「フェルミ推定」の考え方を基礎としながら、通常の業務遂行において活用可能な、「仮説思考力」、「フレームワーク思考力」、「抽象化思考力」、「基礎思考力(論理思考力、直観力、知的好奇心)」といったものの整理も行っており、ここ数年注目され、書籍出版も多い「ロジカルシンキング」だけではなりたたない構図を説明している。コンサルティング業界での仕事には特に活用の場が多いだけに、大変興味深く読んだ。まだまだフェルミ推定的な思考力が弱いと感じたので、これからも修行に励もうと再度痛感した。
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地頭型多能人の目指す境地は「合理的に考えて、感情に訴え行動すること」に自分もそうありたいなあと思った。ただ多能じゃなくてもいいかもとか、推定はざっくりでいいにしても、ベースとなる知識はある程度ないとやっぱりダメなんじゃないかとか思ってしまった。
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20-1-22
地頭力は毎日の習慣の賜物であるともいえる。
仮説思考力
少ない情報からでも仮説を作ろう
前提条件を設定して前に進もう
時間を決めてとにかく結論を出そう
whyでいこう
文章はまず目次を作ろう
検索したがる自分を羽交い絞めしてでも仮説を立ててから情報収集しよう
自分からではなく相手から考える
「コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である」バーナードショー
「自分が何を伝えたか」でなくて「相手になにが伝わったか」
仮説思考の口癖「落としどころ」「うそでもいいから」
「牛を球とみなす」モデル化
アナロジー(類推)同じで考える
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ロジカルシンキングとは少し違う切り口(フェルミ推定)を説明してくれている点が他の本と一線を画している。
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地頭力を鍛えたいから手に取った本
頭がいいという時、人間の能力というのは3つの構成要素からなる
A『物知り』(知識・記憶力)
B『地頭がいい』(考える力)
C『機転が利く』(対人感性能力)
これまでの日本ではAとCが頭のいい人の条件であったが、情報が溢れ、誰もが同じ情報にアクセスできる今、物知りであることは何のアドヴァンテージにならない。むしろそれらの情報をどのように料理し、それぞれの状況に合わせて活用していくのかが大切だ。
またなんか問題が生じたときに条件反射的に検索エンジンにワードを打ち込んでしまう人、コピペ族は『ジアタマデバイド』が起きこの世から取り残されていくと著者は言う。
そんなこれから必要な地頭を鍛えるためのトレーニングとして著者が推奨するのが
フェルミ推定だ。
これは以下にあげるような問題のことです。
日本にあるピアノの調律士の数はどれくらい?
日本にあるポストの数はどれくらい?
富士山を動かすのには何年くらいかかるか?
よくコンサルの面接なんかで聞かれると言われるやつです。
これらの問題は正確な値を出すことが目的ではないのはなく、大まかでも論理的に筋道を立て概算することが大事です。(算出したプロセスが大事)
これらの問題を解決するにあたって(もちろんこれらの問題だけでなく仕事も含めて)必要な考え方が
『結論から』『全体から』『単純に』考えることです。
さて、何をいってるのか?という人はぜひ読んでみてください。問題解決の思考プロセスを学べます。
ここで練習した思考を様々な状況で活用できればデキる人間になれるかもしれない…と思います。
また地頭のベースとなる直感力と論理力についても面白いことが書かれてます。
自分自身、本をよく読むのですごいと言われたりもしますが大事なのは知識ではなく得られたものをいかに自分の周りで使いこなせるかだと思います。
どうも自分にはその力がないのでまたも本に頼ってしまいましたがこれは非常によかった。あとは実践あるのみ。
地頭力と対人感性能力をベースに知識を積み上げられる人間になりたいです。
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木を見て森を見ず、森を見て木を見ずのどちらに偏ってはいけない。物事を決める際に、仮説をたて道筋をたてることも時に重要である。
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細谷 功
仮説の重要性。全体からの鳥瞰。細分化。それらを結びつける、調和。
結構ためになった。日ごろからそのような考え方で行かないといけない。
日本に電柱はいくつあるか?少ない情報でいかに回答できるか?プロセスが重要。
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良書ですね。社員に読ませたい。でも読んだだけで、日常の仕事の中で実践するのは難しいですね。2008/01/10読了
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「シカゴにピアノ調教師は何人いるか?」のような荒唐無稽な質問は、最近仕事で受けることがあり、また、自分の考えに酔ってしまう(根拠の無い自信家)タイプだということを最近反省していたので、とてもためになった(IT系の本で最近見られるGoogleやマイクロソフトの入社試験みたいで軽薄な感じはするのだが)。
「結論から」(→仮説を立てる力)、「全体から」(→物事を俯瞰する力)、「単純に」(抽象化する力)という発想法は長かった学生時代には、接することがなかった(と思う)が、自分の(社会人での)経験からも必須の能力で、この本ではうまく説明していたと思う。
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「電柱柱は日本に何本あるのか?」
この質問に答えるためにフェルミ推定を使いましょうという話。
大事なのは、「結論から」、「全体から」、「単純に」。
自分の今までの物事の考え方を見直すきっかけになります。
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地頭力は鍛えること可能。肝となるのは、「考え方のクセ」である。経営者は短い時間で最大の効果を常に求められるので、考えるクセが付いることが多い。非常に参考になった。
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今話題の地頭本。フェルミ推定のフェルミはあの理論物理学者エンリコ・フェルミのことで、彼が用いた推計の方法をあらゆる問題解決に応用しようというもの。たとえば「日本全国に電柱は何本あるか」を推計するには、といったこと。
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就活の時に問題で「日本にある自動販売機の数はいくつか」という問題があってかなりてんぱった。
この本を見るとなるほどねぇって感じ。
勉強になりました。