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その腕に守られて みんなのレビュー
- シンディ・ジェラード (著), 森嶋 マリ (訳)
- 税込価格:935円(8pt)
- 出版社:SBクリエイティブ
- 発行年月:2007.11
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文庫
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紙の本
ボディーガードシリーズ
2007/11/29 14:52
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
大実業家の娘でTVキャスターのジリアン。彼女のもとに脅迫状が届くようになり、心配した父親はボディーガードを依頼します。そのボディーガードとは、空挺レンジャー部隊を率いていたノーランだった。
ノーランはある事件で心に傷を負い、レンジャーを引退し、酒に溺れ、殻に閉じこもる生活をしていました。そんなある日、兄にジリアンの警護という仕事を任されてしまいます。金持ちで我がまま娘の警護なんて、と思いながらもしぶしぶ依頼を引き受けることに。
一方ジリアンは、子供の頃からボディーガードに守られ、プライバシーのない生活にうんざりしていました。何とかノーランを退けようと思っても彼は家に泊まり込んで仕事を続けます。
そんな反駁する二人ですが、徐々に互いのことを知るようになり惹かれ合うようになるのです。
しかし、ノーランは彼女とは住む世界が違うと信じ、彼女に惹かれていく気持ちを静めようと仕事に徹する態度をとります。
ジリアンはノーランの態度に我慢ならないものの、ふと見せた優しさや、心に負った傷の深さに彼を思いやる気持ちを持ち始めます。
そんな二人の心の葛藤が主なお話で、そんな合い間に事件は徐々に不気味さを漂わせていきます。
犯人は誰なのか?ということはもちろん気になりますが、ジリアンがノーランの傷ついた心をどのように変えていくのかも大いに気になるところです。
ノーランの頑なな態度に、少しばかりイライラさせられますが、それだけ深く傷ついているということなんですよね。
傷つくことが恐いと思うのは誰でも一緒。しかし、恐がってばかりいては何も始まらない。
ノーランはそのことに気づくことができるのでしょうか。
今回登場するものの、それほど活躍するシーンのない兄弟たちも気になります。今回のお話は「ボディーガードシリーズ」第1弾ということで、次回作も楽しみです。
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