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なぜ、めい王星は惑星じゃないの? 科学の進歩は宇宙の当たり前をかえていく みんなのレビュー
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紙の本
大人でも楽しめます。
2008/10/24 13:40
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅葉雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年の学校の夏休み期間中に、書店で平積みされていたこの本を目にされた方も多いのではないだろうか。
いわゆる読書感想文の『課題図書』。
第54回青少年読書感想文全国コンクール課題図書・小学校高学年の部の一冊。
もともと宇宙に興味があったため、2006年に冥王星が惑星から外された時も、新聞やテレビ、ネット等を追っていた。それまで惑星の定義が明確に定められていなかった事実に、非常に驚いたものだ。
この本では、冥王星が『準惑星』に格下げ(?)された経緯だけでなく、人間が宇宙(主に太陽系)についてどのように捉えてきたかという歴史や、太陽系の他の惑星が発見された過程、さらには冥王星が準惑星入りをする事になった原因の一つともいえる、外縁天体について書かれている。
児童書の強みというべきか、小学生向きに書かれているので言葉や文章が簡潔かつ明瞭にまとめられ、専門用語についても易しく丁寧に説明がされている。
以前から、本で物を調べる時には、まず児童書から手に取ってみると非常に判りやすい上、ポイントを掴みやすくなると感じていた。この本も同様だと思う。子どもたちに宇宙や惑星の不思議を伝えるだけでなく、『太陽系惑星について調べたい』と思った大人にも、そうでなくても宇宙について何か読んでみたい方に、一押しでお勧めできる。
何より、さらりと短時間で読むことが出来るのも魅力の一つ。
著者は太陽系天文学を研究しており、国立天文台ハワイ観測所の広報担当研究員とのこと。その著者の科学に対する考え方にも共感した。
「科学的な研究とは、つねに新しいことを知り、それまでわかっていたことを見なおしていくことです。その結果、事実だと思っていたことが、変わっていくこともあります。それが科学の進歩です」
さらに。私たちはとてもおもしろい時代に生きている、と。
「これからの宇宙の研究では、新しい宇宙探査機や超大型望遠鏡の登場によって、太陽系の理解がますます進んでいきます」。
その結果、事実はだんだん変化していき、「ほんとうのことに、さらに近づいていく」のだろう。
著者が書いている通り、この本をずっと手元においておき、将来読み直してみたら面白いかもしれない。『そうそう、あの当時はこれが常識だった』と思い返すように、今現在の事実が覆っているところが、大なり小なり出てくるのだろうから。
紙の本
惑星
2017/03/19 05:33
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでか聞かれてもなかなか答えることができないので本を読んで子供と一緒にへーそうなんだと学ぶことができました。
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