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高い評価の役に立ったレビュー
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/09/28 14:51
痛快時代小説
投稿者:いけちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の埼玉県行田市にある忍城に、時は秀吉の北条攻め、石田光成、大谷吉継、長束正家の連合軍が、成田氏居城を攻める。結局は、小田原開城で戦争は終結するが、この城はおちなかった。高松城ばりの水攻めまでしたが、光成はかてなかった。この主人公のぼう様の人身掌握(?)には脱帽。本当に痛快な歴史小説。本の内容からは、かなり調査がれたあとがあった。うれしいのは、成田氏のその後がしっかり説明されているので、すごくすっ清美終えられます。
低い評価の役に立ったレビュー
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/02/24 01:45
自分で本屋大賞を決めよう 第3弾
投稿者:redhelink - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞ノミネート作品。割と会話文が多かったので、300ページほどあ
りましたが、早く読み終えました。
内容は、豊臣秀吉が全国統一をする際に、北条氏を攻め滅ぼしますが、そ
の途中での一城攻めの話です。城攻めをされる城主の政治的意図のない、多
数の百姓が抱く想いをもった描写が人間臭さを感じました。
しかも武芸や戦略知などまったくなく、百姓から正面切って「のぼう様」
(でくのぼうが由来)と呼ばれる始末。そんな城主が一瞬の輝きを放ちま
す。
感想。
・・・え~参考文献の数がすごかったことからもわかるのですが、非常に細
かい。歴史オタクならそういう説明文も嬉々として喜ぶのでしょうが、はっ
きりいって多すぎる。しかも作品内に著者のコメントが載るあたりが小説で
ない雰囲気を出してしまうのです。虚構に浸っている最中に現実に戻さなく
てもいいじゃんと思いました。
中途半端な感じが時間の浪費というイメージとつながりそうな、そんな個
人的意見も入れておきたいと思います。
大賞を授かる作品候補は、個人的に残り7つから出ると思っています。