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この本の世界観はカクレカラクリのような雰囲気で、森博嗣らしくて好きです。ちなみに「Incombustible」は「不燃性物質」という意味。
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あっさりと読めた1冊。
いまひとつスッキリしない終わり方が最近の著者の傾向なのか? でも悪くないです。
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◆内容
クラスメートの杉山が死に、僕の名前を彫り込んだプレートを遺していった。
古い手紙には「友人の姫野に、山岸小夜子という女と関わらないよう伝えてほしい」
という伝言が。しかし、その山岸もまた死んでしまったらしい。
不可解な事件に否応なく巻き込まれてゆく僕は、ある時期から自分の記憶に曖昧な部分が
あることに気づき始める。
そして今度は、僕の目前で事件が―。
(「BOOK」データベースより)
全体的に、普通の作品ですね。
森作品は、新刊が出ると比較的早めに買って、これまた比較的早めにww読む。
でも、最近…当たり!と感じられる作品には出会っていないなぁ。
本書、あらすじ以外は何を書いてもネタバレになる。
感想が、難しい;;
兎に角、雰囲気を楽しめばいいんじゃないかな。
最近、若い著者の作品に触れる機会に恵まれて、
かなり現代っ子の登場する作品を読んでいます。
だからなのか…
『もえない』 で描かれる高校生の姿に、共感というか…リアリティを感じなかった。
ちょっと独特の雰囲気が、濃すぎるのかも。
全体的に、物足りない気がしてならない。
ストーリィ的には、
何て言ったらいいのか… 先が読める上に、驚きがなかった。
タイトルの意味も、すぐに分かってしまって、斬新さに欠けまくり;;
酷評になってしまったが、友人や知人には、お薦めしたい作品です。
人間の記憶、その曖昧さと深さを痛感させられましたから。
表紙のように、綺麗な空気が流れ、爽やかな風が吹き抜けた作品。
決して嫌いではありません(苦笑)
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森氏にしては全体的に軽い感じがする。
ただ最後の台詞はすごく良かった。
すべては最後の台詞に込められているのだろうか。
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クラスメートの杉山が死に、僕の名前を彫り込んだプレートを遺していった。古い手紙には「友人の姫野に、山岸小夜子という女と関わらないよう伝えてほしい」という伝言が。しかし、その山岸もまた死んでしまったらしい。不可解な事件に否応なく巻き込まれてゆく僕は、ある時期から自分の記憶に曖昧な部分があることに気づき始める。そして今度は、僕の目前で事件が――。
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昨年読み過ぎた森博嗣作品。しばらく距離を置いてみたのだけれど、本屋でこの本を見つけて即購入。即読破。やっぱり、この人の世界は、私に合っている気がする。何の抵抗もなく物語に入り込めるし、その世界で生きている気になれる。森博嗣の脳内で遊んでいるような気になれる。大好きな作家の作品なので、無条件で5つ星。不思議で柔らかくて温かくて痛くて、さわやかな世界。
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この本を一言で表すなら、「静寂」。本当に静かな作品だった。読んでると文章が心にすーと入ってくる。
全体を通して、淡々と進んでいくのだけど、ラスト付近の疾走感と、ラストの主人公の言葉にはやられた。なるほど、だから平仮名表記でこのタイトルなのか!?そして、そういった思いが込められた作品なのか。
僕が居なくなっても、きっとこの世界には、僕の痕跡ってのは何かしらの形で残るんだよな。って感じれた作品。秀逸。星は3.5。
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なんとかしなければならない、早く手を打たなければ、という気持ちが当然湧き起こるのだけれど、しかし、何をどうすれば良いのだろう。まったく、それが見えてこない。それでますます焦ってしまうのだ。
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可愛らしい表紙を見てこの本を手に取ったので、あまり表紙には似つかない内容に戸惑った。(自分が悪いのだが)
主人公の「忘れていた(記憶を失っていた)」という設定は、あまりにも陳腐すぎるのではないか と閉口。
これは読者を魅せる 為に書かれた作品ではないようだと判断しました。
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いつもと違う、感覚。
書き方が違う所為もあるのだろうけれど、読み始めたときの、うっすらとした感覚がずっと消えずに読了。
このうっすらとした感は他者の作品で思い当たる節はあるけれど、なかなかに感動的でした。もえない。
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080319貸出。080320読了。
森さんにしては、普通な感覚の1冊。たぶん深読みしたらそんなこともないんだろうけど。
しかしこれ、ミステリなのか?
主人公がさっぱりした性格で好き。
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クラスメートの杉山が死に、僕の名前を彫り込んだプレートを遺していった。古い手紙には「友人の姫野に、山岸小夜子という女と関わらないよう伝えてほしい」という伝言が。しかし、その山岸もまた死んでしまったらしい。不可解な事件に否応なく巻き込まれてゆく僕は、ある時期から自分の記憶に曖昧な部分があることに気づき始める。そして今度は、僕の目前で事件が―。
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うーん、森博嗣っぽくなかった。。。
だってぴろし(我が家での愛称)にしては普通の高校生だったんだもん!!!
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クラスメイトが死に、僕の名前を彫り込んだ金属片と手紙を遺していった。不可解な事件に否応なく巻き込まれていく僕は、自分の記憶がひどく曖昧なことに気づき--記憶と罪の在処を探る、絶対零度の青春ミステリ!!
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とてもいやーな感じの読後感。「森ミステリィの異領域―冷たさと静けさの少年小説。」という帯がすべて。トリックやストーリー自体はよくあるおはなし。ありふれた、残酷な物語。技量のある人なのだから、もっと深淵な筆致で描くこともできたのではないだろうか。