投稿元:
レビューを見る
武田先生の「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を信じている人が意外に多いことに驚かされるこの頃。その本のおかしな点を、根拠を明示しながら、きちんと説明している。
投稿元:
レビューを見る
ペットボトルの平均落札価格はH18に逆転。いまはリサイクル業者がお金をはらって、ペットボトルを手に入れている。むかしは業者はペットボトルを手に入れるのにお金をうけとっていた。よのペットボトルリサイクルが破綻したのは、回収ペットボトルが手に入りにくくなったため。ペットボトルの海外流出のため。ペットリバース社 容リ協からむかしはお金をもらって手に入れていたペットボトルが、今はキロあたり38.9円をはらって手に入れている。もっと値上がりしたらリサイクル業者は破綻してしまう。リサイクルしないで燃やしているというのはウソ
投稿元:
レビューを見る
本当に情けないです。
自分で思考する事をストップしている事を公で公表してしまった
ようなものです。
欺された。少しでも信じた自分が馬鹿だった。
これからは、全てに批判的・懐疑的に考えようと思います。
この本の主張は
【自分の頭で考え、情報を得て、全てに懐疑的になれ】
という事だと私は思います。
本の内容ですが全体を通して、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を
批判しています。批判のポイントはいくつかあり
1:データを示せ!そして引用元など正確に参考資料を載せろ
2:リサイクルの定義がかなり自己中心的で限定的
3:計算式やその結果が随時変わるので信頼できない
確かに、読み返すとデータの出典記載がほとんどない。
これは論文であったなら、間違いなく没。
また、論文でなくても信用性に欠ける。
ただ、反駁されていない部分もある事が分かった。
そして、両者共に同じ意見があったので挙げておくと、
メディアを信用するな!欺されるな!
って事ですので、この本(メディア)に欺されないように
懐疑的に読みました。
ただ、こちらの本の方がデータ元がしっかり記載があり、
かなり客観的に述べているので、信頼性は多少高いと思います。
投稿元:
レビューを見る
地球温暖化は本当に問題なのか?地球の履歴の中の気候変動にすぎないかもしれない。環境保全には光と陰があり、焦点の絞り方で意味が異なることに注意しなければならない。
投稿元:
レビューを見る
以前、武田邦彦:中部大教授の本『偽善エコロジー』という本を読んでびっくりしたことがある。「レジ袋を追放すると石油消費量が増える」とか「ペットボトルのリサイクルは有害、燃やした方がよい」など、これまで私たちが信じてきたエコロジーの取り組みは間違いで、庶民は政府や企業に踊らせていただけだというのである。山本弘の『“環境問題のウソ”のウソ』は、この武田反エコロジー論に対する痛烈な反論本である。山本によれば、武田は、他者のHPなどから引用したデータを勝手に自分の都合のいいように改竄したり、根拠不明な算定基準を持ち出してありもしない数字をねつ造したりするなど、研究者が絶対にやってはいけない乱暴で悪質な手法を駆使して議論を展開している。ことは変な人が書いた変な本ではすまない。環境問題は、私たちにとって最も重要な問題であり、現在の私たちの生活の仕方によって10年後20年後の社会のありようが大きく変わってしまうかもしれない。実際、武田の本の内容を信じた市民からリサイクルについての抗議の電話があったという。科学者にも思想と表現の自由はある。しかし客観的なデータに基づき、検証可能な論理によって人々の判断材料を提供することが科学者の責任であり、改竄データで人々を扇動するかのような振る舞いは許されない。それだけに武田があげた一つ一つのデータの裏を丹念に検証していく山本の反論プロセスは、その独特の軽妙な語り口とともに読んでいて痛快だった。(菅)
投稿元:
レビューを見る
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」と同著「2」と同時によんだ。
こうして読むと、こちらもあちらも突っ込みどころ満載だけど、明らかなデータ
の誤りを直してくれているので、ありがたいしある意味面白かった。
けど、途中から武田先生の人物批判になるのが少々くどい。
たくさん本を読んで研究したとあったけど、載っている数字は地方自治体や企業
のHPからの出典ばかり。
それが信用ならんのではないのか???
と私は思った。
ま、前半は面白かった。
(H21.6図)
投稿元:
レビューを見る
「“環境問題のウソ”のウソ」
著者 山本弘 出版 楽工社
p328より引用
“正解が出ない問題に「これが正解だ」と言ったら
ウソである。”
2007年に発売された、
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」についての反証本。
上記の本だけでなく、
その著者のTVでの発言などについても、
直接メールをやり取りして検証されています。
上記の引用はエピローグより。
地球規模の問題についてそんなにホイホイ答えが出るなら、
誰も悩まないだろうとは思います。
著者の考えをなぞりますが、
自分で考えなくてはいけないなと思いました。
慌てても答えが出ないのだから、
ひたすらに考え続けていくのが良いのではないでしょうか。
環境について考える取り掛かりに。
投稿元:
レビューを見る
10年4月8日読了。
山本弘節爆発。
懐疑派は大体専門家ではないと言うけれど、批判している著者も専門家じゃねぇじゃんとは思う。
投稿元:
レビューを見る
数字で説明されていたため、信じていた、環境問題のウソの根拠が捏造であったことが、説明されている。
何を信じるかといった、情報リテラシーが問われる内容だった。
中身としては、ひたすら武田教授の批判が展開されていて退屈する。ページが半分なら、☆四つだ。
ペットボトルの再利用は、本体とふたと、ラベルを一緒に粉砕後、水にいれと比重でわけることは面白い。
資源は有限のため、省エネやリサイクル、みんなで少しでもやるべきだと、僕は思う。一人一人の意識が世界をかえる。
投稿元:
レビューを見る
読んでよかったとは思う。
いろんな情報を知ることができた。
ただ、他人を批判している書籍なだけに、批判文章そのものにちょっとしたミスがあると、お前も同じじゃんって思えてしまうのが残念。
例えば、エタノールに含まれるアルコールがエンジンを痛めて という記載があった。アルコールがアルミニウムやゴムを浸食するのは事実だけど、この言い方だったらエタノールとアルコールを別物にとらえているように見える。これでは筆者はぜんぜん理解してないだろって思われるのだ。
全体的に気になったのが、飛行機に乗るのをやめたからといって、環境問題とは関係ないよとか、ゲーセンに行こうが行くまいがゲーム機の電気は付きっぱなしなんだからやっぱり関係ないよ。みたいなことを書いていること。これは違うと思う。
マクロな視点で考えると、需要が低いものにはサービスを控えるので、飛行機の例なら便数が減ったり、1クラス小さな飛行機で運用されたりといった風に変化していくので、影響がない訳はないんだ。
もちろん、武田教授の理論は間違いまくっていると思うし、それを弁護する気はないんだけど、それを批判する文章は少しのミスでも揚げ足が取られることになるよってことを言いたい。
投稿元:
レビューを見る
何故横書き。武田さんのウソのせいでゴミのリサイクルが遅れたという話を聞くと本当に疑似科学って・・・と思っちゃうね。原発関係でもなんかめちゃくちゃなことを言ってるので昔からこの人こんなでしたよ、という意味もこめて。
投稿元:
レビューを見る
武田先生の著書の批判本 本人も武田先生のファンだったらしいが
矛盾点を暴露している。ここまでくると何がなんだかわからない
がおもしろい 武田先生の説明の全否定でないところが好感を得た
武田先生はリップサービスが旺盛なのか、わざと知りつついっているか
どっちなのだろう
投稿元:
レビューを見る
「環境問題のウソ」という本への反論本なんですが、ワシはその元になっている本を読んでいないので、その点で「どちらがより正しいか」について判断するのは、フェアではないでしょう。
ただ、この本(反論)のために著者が調べたデータ、取材した内容そのものは、非常にためになり、また考えさせられました。原書への反論としても、引用されている部分については説得力のあるものです。
多少、冗長になっているきらいは有りますが、環境問題に対峙しようという気にさせられます。その点においては、反論本であるという部分よりも、フツーに環境問題を扱った本としての価値が高いのかもしれません。
(2008年読了)
投稿元:
レビューを見る
「錦の御旗と化した『地球にやさしい』環境活動が、往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、むしろ環境を悪化させている!」
-「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 武田邦彦 著-の表紙に書かれている言葉である。はたしてこの本に書かれていることは正しいのか? 著者が自ら調査を進め、正しい情報を基に『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』を始めとする環境問題にまつわるウソや間違いを検証する。
初めに『環境問題はなぜウソがまかり通るのか(以下環ウソ)』の方は読んでないので、どちらがどうとは言えないのですが・・言われたことを鵜呑みにせず自分で考えなくてはいけないのだと痛感しました。人は自分に都合の良い方を信じたがるものですから。
エコがブームになったと思ったら、エコバックは全然エコじゃない(私的にはエコバックは実際の効果うんぬんより意識を高めるためには有効かと思ってます)とか実は温暖化なんてしてないんだとか・・・いったいなにが正しいのよ!地球の為と信じて行っていることが却って環境を悪化させていたと言われてしまっては・・・。
読んでみた結果としては、まだまだ問題も多いですがペットボトルはリサイクルされているようで良かったです。それにしても、石油消費量をコストにしてしまうとは・・・リサイクル商品が却って割高になってしまうことぐらい、一般消費者も知ってます。それでも地球の為に買ってるんですから。
確かに現時点で100年先の地球環境なんて分からないと言うのは事実でしょう。エコ活動だって効果があるのかどうか。ただ、私の子どものころに比べて、確実に積雪量は減っているし夏にはスコールの様な雨が降るようになっている。本書に書かれていた『重大な原発事故の確率も分からない』というのは、実際今その脅威の真っ只中です。
エコ活動をしても地球環境(あくまで人間を中心としてますが私も人間なので)を悪化させるようには思えないですが、しなかった結果悪化してしまってからでは取り返しがつかないでしょう。 無理をしたり他人に強要する気はさらさらないですが、私は自分の出来る範囲で継続していくつもりです。
投稿元:
レビューを見る
バーゼル条約はPETに適用されないと書いている次のページで、中国で輸出されたPETがバーゼル条約に違反しているとして、現地法人の社員が6年の禁固刑になったと記載されている。
この部分を見て50歩100歩だなと感じた。
両方の本ともゴシップ程度に見るのがいいと思う。