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児童書だけれど、大人が読んでもいいと思う。
お互いがいれば何も必要なものはない。ふつうのなんにもない生活がいちばん。
猫に対して意地悪な問いかけをするおばあちゃんだけれど、愛情を感じる掛け合いがうれしい。
2年生くらいの子向けの本だけれど、こういう安心感を与えてくれる本はいくつになっても読んでほしいと想う。
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天才だからこそ、できないこともある。
なんでもできちゃうからこそ、できないこともある。
凡人であれ、天才であれ、自分にあった生活をするのが一番ですよ。
まずは探そう。
自分にあった生活を、探し当てよう。
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子どもの頃読んで、ラストシーンがとても印象に残っていた本。
ただ、タイトルと名前は失念していた。
図書館でたまたま、なつかしいタイトルの本を見つけて読んでみたら、あのラストシーンだった。すごくせつない場面だと思っていたけれど、実はとてもあっさり語られている。それでも、子ども心には、しみたんだろう。会話のテンポもよく、おばあちゃんとねこの、本当の仲のよさが伝わってくる。すごくいい本。佐野洋子さんだったとは……。
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凡人と天才に対する接し方を
どう見るかがこの本のテーマ。
おばあちゃんの心のいきさつに注目してほしい。
新しい文化・風潮を取り入れるのが苦手な人には読んでもらいたい。
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佐野洋子全開!
そう、佐野洋子と言えばちょっとすねた反対ばかりの、そんで、ねこ。
「だってだってのおばあちゃん」のねこが2匹になったような。
何でもできるおりこうな猫がくろねこで、
かわいいかわいい何にもできない猫と。
それにしても、佐野洋子の世界はめんどくさいなあ(笑)