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同い年の男の子が書いたと思えないぐらい。大変に良かったです。ずっと探し求めて買った本です。
命を張ってジャーナリズムを通す勇気に乾杯したいです。無事に生きながらえてくれるといいなぁと思います。
本文、分かりやすい所では、海外に名を馳せるイタリアブランドがどこで作られているか。またその製糸工場の談合とかしきたり。
主にマフィアの事について書かれています。無茶苦茶しすぎだと思います。
イタリアって良い国だと思ってたのに。
イタリアっていい加減なのにちゃんと回っている(ように見える)のは、こういう事だったか。
あまり気軽に行かない方が良いのかとさえ思ってしまう内容です。
内実、破綻しているような状況でも結構大丈夫な物なんですね。という事も分かります。
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サササーと流し読みしただけ。しかし大した事は書いてなかったかな。
ナポリ地方の廃棄物問題は随分まえyahooニュースで見た。
09.04.14
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ノンフィクションのドキュメンタリーでありながらも叙情的でどこか幻想的。
残酷で邪悪な世界の描写が濃厚。
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イタリア人名や地名になじみがないせいもあって、非常に読みにくかった。訳自体も直訳的な表現が目に付く。
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末端の場面を切り取ったもの。
ノンフィクションというより、短編小説。
全体像がつかみにくい。
ただ、描写は冷たく、簡潔で、詩情がある。沢木耕太郎みたい。
14歳にしてどういう死に方がいいか、正確に計算してみてせる少年(なぜなら、どの個所を打たれた時にどういうことが起こるのかを何度も見ているから)、セーターの下に防弾ジャケットを着込み、たまり場でピザを食べる少年たち。何億ものコカインを背中に運びながら、自分はいつ殺されても組織に守ってももらえない状況ではした金を稼ぐ。無味乾燥な単純作業、子供の養育費、旦那の稼ぎを稼ぎだすための女たちの労働が、ハリウッドの女優スターのドレスに変わる。
あるところで吸い上げられたものが、あるところで徹底的にまき散らされる。
どうしてそんなことになったのか誰にもわからない。
「アンナリーザにはナポリに生まれたという罪がある。
それ以上でも以下でもない罪。
少女たちにとって、カモーらの犠牲者のための儀式は初潮とおなじように、あるいは最初の性体験と同じ用に、一つの通過儀礼なのだ。(イニシエーション)この少女の何人かはカモーらの組員と結婚するだろう。バイ人が業者と。」
ビジダーと呼ばれる人間モルモット ヘロインの中毒者 切断するとどれぐらいの反応を受けるのか、どこまでやればいいのかをためす。
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これを読んだ時、私はまだ中1でした。故にというべきか、私の頭の悪さというべきか…少し難しい文体でした。^^; 今読んだら分かるのかな^^; ですがそれはさておき内容は衝撃的。(ノンフィクションですし)出版から僅かに年月が経ちましたがここに書かれた様々はどうなったのでしょうかね。
この本が原作の映画は前に一度日本でフィルムフェスティバルの時に公開したのみ。是非見たいなあ…今からでも日本公開していただきたいです。
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イタリアマフィアのかなり衝撃的な実態が生々しく描写されている。
映画を見ていると、マフィアの殺し合いなどテレビの中の話だと思い勝ちであるが、活字にしてリアルにことがおきていることを頭で想像するとまた一味違う。
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かなり前に古本で買ったきり積ん読になってたのを引っ張り出して。
どうせなら「登場人物」欄を載せるくらいの親切さが欲しい。対象と距離近い割に話があちこちウロウロして掴みづらい。原作なのか訳なのかどっちがハマらないのかは分からんけど。
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ノンフィクションとフィクションのクロスオーバーという事だか、まあどっちつかずで読みづらい。できる限り原文の感動を、という意向なのだろうが……。
イタリアの犯罪組織がいかに世界の裏側に入り込み、様々な物事を動かしているのかが描かれている。彼らの冷徹さと飽くなき欲望は組織というより巨大で残酷な機械を見ているようだった。
悪くはないのだが、散文詩的な文体で内容の把握が難しいのと「今、一体何の話をしているのか」が分かりづらかった。