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SIT遊撃隊が主人公です。
どうでもいいですが、私の中では、「トカゲ」といえばバイク!というイメージがあります。
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悪名高い=銀行(仮定)、誘拐狂言を起こした行員を追うのは、通称「TOKAGE」と呼ばれるバイクの遊撃捜査隊(新しい捜査部だな)、そのリーダーは女!(でも、作品中あまり脚光はあびてない)新聞記者のサツ周りの実態(地味だが興味深い)
わくわくどきどき感はないけれど、堅実的な作品で。 でも、盛り上がりはほしかったかも。
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2008/6
主人公として書かれているのは警視庁にあるとされる特殊遊撃捜査隊の2人。とある銀行で起きた誘拐事件についての捜査が主な流れだが、副筋として用意されている新聞社の一記者の動きがこのストーリーをより味わい深いものにしている。
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バブル時代の銀行が関わる話。TOKAGEの活躍がメインで派手なのを想像していて、ちょっと途中で気が抜けたような。最後(後半)には色んな人の視点で(淳子、和美、上野、湯浅)動きがみえて面白かった。ただあちこちに行く感じはした。2008/3/11
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タイトルのワリにトカゲは活躍しませんでした。しなかったと思う。
いったい誰が主人公なのかわかりませんでした。
主人公がはっきりした話が好きです。
読み始めて、すぐに犯人がわかりました。
これは、ミステリではなくて、やっぱり警察小説なのだなぁ。
警察小説としては、ライトでミステリとしはイマイチって感じでした。
しかし、私は今野敏さんの書く、軽いミステリみたいな警察小説みたいなものがが好きなのです。
ちょっと人間離れした人を書くのが好きなんですけど、それさえなければ・・・って感じ。
だから、今回もトカゲみたいな人がでてきたらどうしようと、半分ぐらい考えてました。
出なくて良かった。
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『隠蔽捜査』で、一躍警察小説の大家になってしまった印象のある著者の多作家ぶりは相変わらずなので、ある程度ジャンルを純警察小説というものに絞って読もうと考えている。『心霊捜査』とか、前からやっているシリーズものなどは、心の負担になりそうなので、現在のところ横に置いておこう。
そんな心境で手に取ったのが、本書。警察小説をまた新しい切り口で開いてくれるものかと期待した部分には手が届いていない部分のある作品だったが、別の意味での収穫は確実にあった。
タイトルからはTOKAGEという特殊な部署に、鋭く重心を置いた新手の物語と予想されるのだが、意外や意外の内容で、こちらに関してはすっかり肩透かしを食らう。
内容は、銀行をターゲットにした誘拐犯罪一本であり、前置きも何もなく、情緒もクソもなく(失礼!)、ただただ事件そのものを追跡した小説なのである。主人公らしき単独ヒーローはどこにもいないので、誰に焦点を絞るでもなく、章ごとに切り替わる三名ほどの視点で事件は綴られる。
主に捜査本部、銀行内現場担当、新聞記者といった三つの目線である。
事件そのものは、銀行職員三名の同時誘拐、その要求内容の風変わりな点では、これまでにない誘拐小説である。余計な情緒もクソもないだけに(失礼!)、スピーディに展開する謎めいた犯人とのやりとりを、読者は面白さという一点で読んでゆくことができる。
バブル時代の前後を通じての銀行の悪、という題材が小説に社会派的な空気をもたらしてはいるように見えるものの、一つの切り口に過ぎず、十分なインパクトまでは持っていない。犯罪の動機、というところにもっと期待したのだが、インテリ風に見えながらお粗末な犯人像であった、というのが読後の感想。
スピーディでテンポよく読める軽クライム小説としてはいいのだろうが、せっかくの警察小説の大家としての継続性という意味では大いに疑問に感じる。これだけの題材。突き詰めれば松本清張の領域にまで踏み込めるはずの闇に敢えて踏み込まず表層だけをなぞったような娯楽面重視というところがとても残念。
今野敏という作家の小説スタイルの以前からの問題点を久々に感じてしまった作品であった。
面白いのに酷評する、って、我ながら相当につむじ曲がり、だとは自覚した上で……。
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特殊捜査係SITの中で、バイクで遊撃捜査をする「TOKAGE」のお話です。
ほんとにトカゲという捜査隊があるのかどうかはわかりませんが、なかなかかっこいい。
誘拐事件が主軸になっていて、ネゴシエーターの活躍がよく描かれているんですが、なかなかトカゲが捜査に出てこないんですね。
いつトカゲが出陣してカーチェイスなんかやるのかな?って思ってたんですが、最後までそういう派手な場面はなし。
本来のトカゲがいる意味合いというのはこういうものなのかもしれないなぁと思いました。
続編が出るかどうかわからないですが、今度はトカゲを駆使した感じのが読みたいなと思いました
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警察小説、というジャンルになるようです。
ミステリの、最後の最後に意外な犯人判明!!というカタルシスに慣れているので、実直に事件を解決していく警察小説にはやや物足りなさを感じてしまいました。
これはシリーズ化するのかな?
次はトカゲがバリバリ活躍して、ついでに公安部と絡むような濃いー事件をお願いします!
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淡々と進んでいくので、どこでどんな山場があるんだろう?とドキドキしながら読んでいたけど、結局そのままエンディング。
でもそれはそれで面白かった。
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読みやすい文章で、あっという間に読了する感じ。但し、途中から物語の犯人が予測できる展開だったので、どんでん返しは期待出来ない。
また物語の主役であるトカゲの活躍ぶりは思った程ではなかったのが残念。
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『天網 』を読んで、シリーズの第2弾だと知り、『TOKAGE』を借りました。TOKAGEシリーズは特殊班の動きが中心になっているので、一般的な警察ものとして読んでしまうと、拍子抜けする部分もあります。役割が違うので、それはそれとして読んでみるとよいと思いました。シリーズはつづく、のかな?図書館予約数は1(2010/06/26現在)です。
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銀行員3名が誘拐され、銀行に10億円の身代金要求が届いた。
新人TOKAGE(SITバイク班)の上野が見た交渉の現場は。
読み始めてすぐ「こうだったりして」と思ったことがズバリ的中。
何よりトカゲの活躍はほとんどなく、
なぜこの話をトカゲ目線で描いたのかが謎。
【図書館・初読・7/20読了】
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今シリーズの主役は特殊犯捜査係の中の覆面捜査専門のバイクチーム「TOKAGE」。のはずなのだが、他の方も指摘するとおり、実際はさほど活躍しておらず。彼らが主役だと思うとちょっと拍子抜けするかも。でも、誘拐事件における犯人との交渉術とか、特殊犯捜査係としての捜査模様は興味深く読めた。事件の真相も半分くらいで読めたかな。でも無理矢理こじつけなどんでん返しは正直苦手なので、安心して読める今野先生の作品は皆好きです。今作もタイトルを無視すれば結構面白かった。このままシリーズ化して、次は「TOKAGE」本来の活躍が見られる本を期待したい。
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大手銀行の行員三名が何者かに誘拐された。身代金は十億円。誘拐犯との交渉にあたるのは、警視庁捜査一課特殊班捜査係。途中までは、大傑作かも、と思いながら読んでいましたが、結末は肩すかし。バイクチームを出すのなら、もっと物語の前面に出して活躍させてほしかった。次回作がもしあれば、期待しています。
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4点マイナスって処か。起承転結の結がボカサれている小説が多く感ずる。これもそう、話の流れで読者は引き込まれていくのに、最期の最後に解答がボケている事にそれまでの満足感が、答えを握り締めるまで、あと少しなのに、掴んだと思ったら、掴んだその手からすり抜けていく、そんな感じ。求めてる答えを確実に書かないのは何故か?それとも、書く能力が無いのか?