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諏訪の御柱祭は謎が多い祭りである。 調べれば調べるほどに、表層に現れた神事の意味は掴めなくなる。諏訪大社が二つに分かれ、さらに拝む方向が違うのはなぜなのか。なぜ神がやたらに血を流し、贄を求めるのか。そして、16本もの御柱は何者か。 タタルさんの謎解きも冴えていて、刑事を前にして滔々と語るところが彼らしい。奈々ちゃんとの息もあってて、今回文句なしな感じです。
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諏訪湖を訪問する用事があり、読み直しました。何年振りだろう?一度読んだ本なのに、新鮮に読み返せたのは、最初に読んだときには読み流したというか、理解しないままに読み飛ばしたせいなのかな?と思いました。2度読んでいろいろ納得。
現代の事件に関しては記憶が鮮明だったのに、御柱祭の意味について、忘れていたのは、そちらのほうが難しかったからなのだろうと思います。
今回は、現地に赴いたためもあり、いろいろと納得しました。
QEDシリーズはるるぶよりもずっと観光案内本として機能している。
もっと、あちこち、QEDシリーズを携えて巡りたくなりました。
現地を訪れ、町村合併しても上下が同じ市にならない理由やぶっとい注連縄、御柱、あぁそういう意味だったんだね。
また、読み返す日がありそうだと思いつつ、ちょっと強引な部分もあるかな、なんて思って星4つで。
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ニュースにもなる諏訪のこの祭りのことは常々とんでもない祭りだなとは思っていたけど、タタル先輩の解き明かした謎の答えは想像以上だった。
現在進行で起こった事件に関しては少々モヤモヤするとこが残るけど、やはりそれもまたタタル先輩の言うように、当人たちにしかわからないことだと言われるとすごく納得させられてしまった。
それはさておき、今回周りの人達がすごい奈々ちゃんとの事を聞いてるのにタタル先輩ガン無視ってどういうことですか。見たらわかるだろってことですか。でもせめて奈々ちゃんにははっきり言ってあげてください!
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長野県・御柱祭の最大の見せ場である木落坂で、うねり暴れる御柱から振り落とされ、一人の男が亡くなった。一ヵ月後、諏訪大社の血生臭い神事を調べるため同地を訪れた桑原崇と棚旗奈々は奇妙な連続殺人に遭遇する。「御柱祭」とともに千二百年続く「御頭祭」の意味とは?一連の事件を結ぶ恐るべき因縁が、今明らかにされる。
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地上15メートルに掲げられた他殺死体!!
不可解極まる事件の意外な真相とは!?
「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」
有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約15メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャーだった。事件関係者の調査依頼を受けた《探偵》鷹知祐一郎は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。ますます好調Xシリーズ第3弾!!
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なんだか赤川次郎の小説読んでるみたいな気になった
いつも通り動機が強引すぎる
最後の方でタタルが死にそうになったことっていつのことだ?
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結構専門的な描写は相変わらずなので
この本は再読とか前提なのでしょうね!!
でもそれでもいい本だとは思います。
今回は諏訪の祭事に関して。
そこには色々な事柄があって…
そしてそんなさなか、連続殺人事件が
発生します。
どうやらそこには、何らかの法則が
あるようなのですが…
今回はなんと…
奈々とタタルのちょっといい場面があります。
もう完全に付き合っているでしょ?
(付き合ってないんだぜ、これ)
一連の事件の事実は
まあこのシリーズの例の通り、
完全な解決は見ません。
でも結局救われなかったんですよね。
どこかでその「負の連鎖」は止めなければ
ならなったわけで…