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読みやすかったです。
本の中の世界観は、まるで陽だまりみたいにぽかぽかしてて。
文章もキレイで、主人公もいい人で。
表紙は漫画っぽいですが、別に大人の人が読んだって面白いと思います。
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電撃文庫は滅多に手を伸ばさないけれど、表紙に惹かれて手に取った本が、こんなにも面白いなんて!静謐とした世界観は透明で、読了後の余韻は心地よいもの。新人にしては文章も上手く、買って良かったとそう思えます。何よりも、冒頭の言葉からして、美しい。この文章だけで、全てが透ける。一瞬にして惹きつけられました。「私」もいい味を出してるし、続きが出たら是非買いたいです。
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表紙買いしたんだー
でもよかった
泣けた、多分←
ラノベっぽくなかったかなー
好きです
本棚のどこにしまったか忘れて涙目\(^o^)/
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“わたし”とレーイの今後の関係が気になる!
レーイがその力を使う場面に躍動感があって、とても面白かったです!
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第14回電撃小説大賞2008金賞受賞作品。
「彼」と「私」をめぐる数奇な運命を綴った物語。
ライトノベルにしては“まっとう”な感じがしました。
ちょっぴりファンタジーがかっていてノスタルジックで、穏やか。
魔術師の「彼」と小説家の「私」の友情の物語。
ラノベっぽいストーリーを期待して読むとパンチが足りないように思うかもしれないです。
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ラストが秀逸。
一つ一つの物語は、冒頭は力がないが、中盤以降で引き込まれる構成。
一章目はややだれてしまったけれど、女性が倒れてからの展開には「おお…」と思ってしまった。完全な独立短編ではなく、前章の話を踏まえた次章になっているのがいい。
最後の章はやや強引な話だった気はするが。
レーイの正体についてはもう少しぼかしても良かったような気がするけれど、これはこれでいいのかも。
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第14回電撃小説大賞 金賞受賞作
ひょんなことで知り合った不思議な青年レーイ。
小説化志望の青年主人公は彼との付き合いを深めるごとに不思議な出来事に巻き込まれ、そうして彼の秘密を知り・・・・・・という話。
主人公の性格がおとなしいので、物語のテンションもどちらかといえば淡々としているけれど、そこが私の好みには合った。こういうの大好き。
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電撃っぽくない話。
結構好きだけれど、電撃文庫じゃあまり売れないかな、とか余計なことを考えてしまう(^^;
後味の良い紅茶のような物語。
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金賞だけあって神。
幻想的な絵と、摩訶不思議な彼と、小説家の彼と、彼女。
なんか、引き込まれる。一度読んだら止まらない。
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物語を書くのを止めた青年と、自殺をしようとした少女と
正体不明の青年の3人から話は始まります。
不思議な世界が時折思い出したかのように出てくる
ごく普通の日常のお話です。
疑問に思わないくらい綺麗に混ざっていて、一切の違和感を感じさせません。
透明で綺麗な何かを見ている、そんな気分にさせてくれます。
現代の御伽噺を読んでいる、そんな感じですw
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切ないけれど綺麗な雰囲気の話。
読んでいくうちにどんどん世界に引き込まれていきます。
何回読み返してもいいなー…と思う本です。
文章も丁寧で読みやすかったです。
レーイの不思議な感じがとてもいいです。
主人公とのやりとりもかわいい…!
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とても奇麗な話だなー、と思った。
タグにもあるけど、切ないけどあたたかい気持ちになります。
世界観、人物、描写が丁寧で、現実的な部分もありつつどこか幻想的なのが魅力的。
戦闘シーンが入るのはちょっと無粋かなと思ったけど、あのラストのためならまだ許せるかもしれない。
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性格の悪い物書きの私と尊大な変わり者の彼の物語。
流れるように優しくて少し不思議なお話。
私の心情描写は細かいが、少し読んでいて分かりにくくもある。
また最終章が唐突な感じは否めない。
第一章の私と彼女の心が近づいていく描写や私と彼とのたわいもないやりとりはそこにある空気が伝わってくるようだった。
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最初あらすじだけを見た時、また1枚目の扉絵を見た時は「私」が女だと思ってましたorz
男性1人称で淡々と語られる文章は電撃文庫にしては珍しいしっとりとした雰囲気で、幻想的な内容とよくマッチしています。
風景描写が少なめなのにもかかわらず、挿し絵のイメージと文体だけで頭の中にその情景(自分が思い浮かんだのはフランスでした)がありありと浮かんでくるのは素晴らしい。
私と「彼」の出会いでは、あらすじには書かれていない重要な位置付けの女性がもう1人登場するのですが、その女性にまつわるお話が第1話となります。
第1話を読み終え、また1枚目の扉絵の意味がわかったとき、不覚にも涙腺が緩みました。
笑いがあるわけでも、萌えがあるわけでもないけれど、登場人物達が交わす会話は和やかで、読み終わった後はどこか心地よい。
そんな作品でした。
「キーリ」とどこか通じるものがあるので、どちらかが好きならもう一方もきっと気に入るだろうと思います。
どちらかというと女性受けしそうな気もしなくもない。
この年の電撃大賞受賞作では1番好きかな~、と個人的に思いました。
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第14回電撃小説大賞〈金賞〉受賞作品。
どこかノスタルジックな雰囲気が漂う欧風の街を舞台に、小説家志望の「私」と謎に包まれた青年「彼」を巡る数奇な運命を描く。
二人の出会いを皮切りに、以降は彼らがふれあう様々な人々との物語が綴られていく短編連作形式。
ライトノベルとは思えないような流麗で細やかな文体に魅き込まれ、いつの間にか虜になっていた。
心躍るような「熱い」シーンはほとんどないが、その分ほっこり感や爽やかさはピカイチ。
丁寧に描かれた人間味溢れる登場人物達、一つ一つのエピソードが絶妙に絡み合う構成力、絵画を見ているかのように情景が浮かぶ表現力……誉め出したらキリがない。
とにかく読後感が最高です。