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色にまつわる短編集。
*少年と少女と白い花
*林檎の赤、空の青
*狼と琥珀色の憂鬱
「少年と少女と白い花」は、ロレンスとの旅よりずーーーーっと前の話。
しかし、そこで終るかぁって感じ。
うむ。色々つっこみたい、悪くいえば、甘いところが多いんだよねぇ。
ま、ホロの潔さが、物語を真直ぐに常にしていくんだけどさ。
うん、雰囲気と、真直ぐさと楽しむ物語。
「林檎の赤、空の青」は、1巻の後日談。二人でお買い物です。大量に買った林檎に悪戦苦闘するホロがかわいい。
と、わかりやすい商人との付き合いかたのレクチャーww
「狼と琥珀色の憂鬱」は、2巻の後日談。ホロが体調崩します。
うーーーん、神に近い存在であるホロが、体調崩すんですかねぇ。
ともあれ、初のホロ視点なのであります。なので、かなりロレンスにほろっとしているホロがわかるのであった。
にしても、この世界には日本でいう「鶴の恩返し」とか「羽衣」とか、そういう話はないんだろうか。教会の力が強いから、そういう異端の話はなし、ってことなのだろうか。が、異端の話はなしですって世界なら、ホロに対してもっと畏怖がありそうなんだけどな。でもって、反対にそういう異形のものとの話が残ってるなら、ホロと云々となることにもっと抵抗が少ない気がするんだけど。
…微妙に、中途半端。
ま、そういうのを気付かせない(?)魅力に溢れてるんですけどね。
…さっさと8巻でやがれww
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6巻が出てから2ヶ月というハイペースで刊行すげぇ・・と思ったらサイドストーリーでした。
話としては「ホロが麦の神様となる前の話」「1巻終了直後の幕間話」「2巻終了後の幕間話」の3つ。
ロレンスとの掛け合いがおもしろい「狼と香辛料」なのだが、ロレンスと出会う前の話もほのぼのの中にもスパイスが効いていて面白い
・・・・
が、やはり一番の読み所は2巻終了後の幕間話。初のホロ視点での展開なのだが、これがイイ。
一言で言うなら
『ホロ、かわいいよホロ』
に尽きるw
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中世庶神と荷車貿易商の旅物語7冊目で短編集。
ホロ視点もあるのが、珍しいところ。
普段はやらないことをやるのが、外伝という感じ。
会話は相変わらず。
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シリーズ初の短編集。短編というより、外伝のような感じ。
初めてのホロ視点ということだけど、言われてみればそうかも……と、個人的にはいつもとあまり変わらない印象を受けた。
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小悪魔的なお姉さん成分満載のホロ、食い意地が張っている子供的なホロ、殊勝でかわいらしい女の子的なホロ、などいろんなホロが楽しめて満足です。
主人公がろくに活躍しなくても全然問題なしです。
羊は自分が賢いと勘違いしているものですからねw
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シリーズ7作目。これまでの6冊が長編だったのに対して、こちらは中短編集という構成。3本の話が収録されていますが、冒頭の中編はホロの過去の話(と著者が書いている)で、短編1本は第一期でアニメ化されています。もう1本の短編も別でアニメ化されていて、どちらも旅の途中のお話になっています。冒頭の話はあとがきを読まないと時系列が追えない不思議な話に感じるかも知れません。
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初めてのサイドストーリー的短編集ですが、思いの外良かった。
一番長い話のアリエスとクラスとホロの物語は、とても美しい話だし、続きが読みたくなります。
それから、ホロ目線で話が進む短編は、ロレンスとのかけ合いの解決編的な内容で、ホロの本心が垣間見れて、思わずニンマリなストーリー
ノーラが見舞いに来たところは、爆笑でした。
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外伝的な短編3編。
本編はハードなできごとが多いので、これぐらいラブコメっぽい展開があるとホッとする。
ホロ視点の「狼と琥珀色の憂鬱」が楽しい。二人とも素直になればいいのに…でも、素直になったらラブコメにならないか。
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短編。
ホロの昔の話の「少年と少女と白い花」がページの大半で
これはこれでおもしろかった。
ただホロはずっとあの姿のままで時代の違う少年たちとロレンスの前
にいるのはやっぱり違和感がありますね。
あとの二編はアニメでみたやつでしたが、「狼と琥珀色の憂鬱」は
ホロ視点で新鮮でした。
いつもならロレンス視点で本音の部分はあらわにならないからですかね
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ページを開いて短編集とわかったときには
このタイミングでか? と思ったが、読んでみると思いのほか良かった。
ホロの昔の話である中編も中々良かったし
初めてのホロ視点というのも面白かった。
まぁ、ちょっとじれったかったりうざかったりというのはあるのだが
次巻以降の本編の展開に期待したい。
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基本、ロレンス視点のこのシリーズですが、今回はロレンス不在の過去編とホロ視点の書下ろしがあってちょっと違うおもむき
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短篇集です。
ホロがロレンスと会うはるか昔のお話は次巻の伏線になるホロの探し物の描写もありましたね。
でもオチがいたずらだったではあまりにも可哀想過ぎてちょっと後味が悪かった、、、。
ホロ視点の話はホロもそこまで甘々なのかとちょっとによっとしますw
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~林檎の赤、空の青~
Ⅰ(パッツィオでの通貨切り下げの話)とⅡ(金の密輸の話)の間の、ロレンスとホロの買い物風景を描いた話。
最後まで一息に読める、テンポが良い作品でした。
物語はⅠのラストでホロが買い込んだ林檎、その数なんと百二〇個の行方から始まります。その経緯がしっかりと描かれおり、これが話をシリーズの流れにリンクさせる役割を果たしています。
次にロレンスとホロの感情を描写する、ラブラブなシーンに続きます。ホロが馴染みの両替商に口説かれ、ロレンスが妬くという、ノロケようなシーンですがとても面白くニヤニヤしてしまいました。何故このような感情を抱くのでしょうか?不思議です。
そして、シリーズの特徴でもある商売を題材にしたシーンへと移ります。今回の話題は簡単に言うと「損して得取れ」という内容です。ここから、何事も事象一つだけに注目していては本質が見えてこない、時間的・空間的な流れの中で考えることが大切だと悟れるでしょう。
最後に、商売のネタばらしの後のラストにて、冒頭の焼き林檎とロレンスの妬く様子がかけられており、構成の妙に感心しました。
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再読。ホロの過去を語る中編と、本編の間を描く短編2つ。
3つの中では、ホロの視点から描かれる『狼と琥珀色の憂鬱』が一番好き。
いつもはロレンス視点であるおかげか緩和されているけれど、傍から見ると本当にロレンスはあの手の話に鈍いんだなと。
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サイドストーリなので、本編とはちょっと違う視点の話でしたが、短編ということで物語の一部を抜粋しているような構成でちょっとものたりなかった感はありますが、面白く読むことができました。
しかし、全編の男の子と女の子のその後が気になります。
それから、なぜホロと鹿が手を組んだのか。しっくりきませんでした。