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プレイステーション。
その誕生と挑戦と成功と停滞と凋落の軌跡。
なかなかスゴかったんだな、クタたん。でも…、だからどうしたの?という読後感。
なんかこう、ワクワクしないのは何故なんだろう。
本書が伝え切れていないのか? そもそもそんな魅力的な話でもなかったのか? オレがプレステに興味なさ過ぎなだけなのか? どれも少しずつあるような。
このプレステシリーズ開発物語の中で一番wktkしたのは、「バーチャファイターの登場はあまりに衝撃的だった」っつーくだりだもんな。
任天堂の宮本さんとは対照的に、久夛良木さんはゲームファンからはあまり尊敬されないという。なんかわかる気がするわ。
でも最近電車の中でPSPやってるヤツ増えたねー。逆襲あるのか? PS3のアプコン性能は正直オレも欲しいしね。
(2008/3/27)
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これはかなり面白かった。
メディアを通じて断片的に伝えられる
傲慢な久夛良木さんの話だけではなく
技術者としての彼の有り様がよくわかった。
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いかにSONYはプレステを成功させ、プレステ3は微妙になったのか。
そこに至る思いや経緯がよくわかります。
これだけ大きいことをするにはいろんなことが関わるけど、案外一人の強い思いがいろいろまきこんで進むんだな、ということがわかります。その一方で、それでも積み重ねてきたからこそ変われないものや、客が持つイメージとのギャップとかもあるんだな、と。
その辺アップルはうまいことやってますね。
SONYも逆襲の時がくるのか。
翻って、そこまでして働くってのは何なのかな、とも思いましたが。
面白かったので、しばらくこれ系を読もうかな。
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SCEの奥の奥までわかります。
技術的な面とビジネス的な面、両面から考えられます。
久多良木さんあってのPSだなぁとつくづく思わされました。
SCEの目指しているところ、やっていることを知りたい人はぜひ。
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あまりビジネスとか企業人に関する本は読まない自分だが、これは面白かった。この本が出版されてだいぶ経って、PS3の評価と現状も変化しているので、現在との対比で読んでみても面白い。ビジネスマン/技術屋としての久夛良木さんが何を考えていたのかというのもあまり情報がなかったので参考になる。有能だとは思うが、この人の下で働くと大変だろうなぁ…
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プレステ1におけるファイナルファンタジー発売の衝撃を経験した思い出がある人であればプレステの話は面白いと思う。個人的にはプレステでファイナルファンタジーが発売されると聞いてプレステをようやく購入する気持ちになった思い出がある。これは、ドラクエ3発売に匹敵するぐらいいまでも鮮明に思い出せる出来事である。
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※ マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?の書中にて紹介されていた書籍。面白そうなので、後で読んでみたい。 ※
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今では任天堂万歳の世の中であるが、
その任天堂がSCEに対して辛酸をなめ続けた時代がある。
そんな時代からPS3までのSCE内部に関しての書籍である。
今やソニーの主力事業にまで成長したエンターテイメントコンピューター事業がどのように生まれて成長してきたのかが分かる素晴らしい内容。
当時のことが思い出されてなんだか懐かしい気持ちになった。
内容はかなりコンピューターの技術よりの話なので、解説はされているが知識が無い人が読むと少し理解が大変かもしれない。
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中央図書館で読む。中堅のフリーライタらしく、非常に読みやすい文章です。CD-ROMの選択は、見切り発車だったんですね。CD-ROMは、多くのメリットが存在します。ただし、反応速度の点で、不安があったそうです。また、ソニー側は、全てを見切っていたわけではなかったようです。これも、現場を知っているライターでなければ、書けません。
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マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?の書中にて紹介されていた書籍。
パソコンに詳しくないのでサクサク読むわけにはいかなかったです。
我が家にはPS3とWiiが鎮座しておりますが・・・
PS1,PS2,PS3を購入した当時に思いをはせながら読み進めました。
PS2はグランツーリスモ、ファイナルファンタジーのために・・・
PS3は映像に詳しい人がブルーレイを再生する機械としては安くて高性能というお勧めに従い・・・
購入後PS2のソフトができないことに切れたという・・・(この本で機能が削除された理由が分かった)
なるほど↓
・大量に作ることで長期的に黒字に持っていく
・F@H みんなのパソコンやゲーム機の力がスパコンを凌駕する
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すでにいくつかあるプレイステーション開発ストーリーと内容が重複する箇所もあるが、PS3のCPUであるCellの生産ラインを東芝へ売却するところまでのプレイステーションの歴史がまとめられた良書。
Many coreのプロセッサを先駆けて開発したソニー(SCE)がプロセッサ開発から離れたことが正しかったのかは、もう少し先にならないとわからないのかもしれない。
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p256 丸山さんがいた時には、もうちっと違ったのに
久夛良木の言葉の多くは、技術者としての自信と、自分の製品に対する愛情によるものである。だが、それをそのまま表に出した場合、不快に感じる人もいるのは間違いない。丸山によるプロデュースがなされていた頃は、久夛良木のそうした欠点は覆い隠されていた。