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教養とは自分がどのような時代に生きているのか、を知ること。教養を少しだけ身につけてゆくと、自分がかけがいえのない特別な存在だと考えるようになる。けれども、もっと豊かに教養が身についてしまうと、人類史にとっても現在の地球にとっても自分がいかにちっぽけな存在であるかがわかってしまう。
試験を構成する出題範囲と期日は、仕事を構成する注文内容と納期のモデルなのである。答えが決まっているような試験をクリアできないということは、答えを自分で見つけ出す仕事などクリアできるわけがないということ。
ただ見ているドラマや、ただ聴いているだけの授業と違って終わりまで読むかどうかは、すべて自分自身の力量にかかっている。
世界的な指導者で本を読んでいない人はいない。本を通して無数の先達たちが知恵を授けてくれる。要するにお自分の小ささを思い知らせてくれる。
勉強での落ち込みは、勉強で克服するしかない。大人たちも、塩とでの落ち込みは仕事で取り返すしかない。
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すごくためになることが書いてあるけど、若干学校の事から思考が離れていったのがすごく残念で最終的な問題解決は書かれていない。
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日垣さんの本らしく、
今の自分には3,4の項目しか身に慣れなかった。
ただ、さすがdankogaiに自分より本を読んでるといわせるだけある。
なにか一般常識から外れるような、
でも人間の筋を捉えているような持論を展開している。
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「読書感想文を書くにあたって適当な書籍」として推薦した10冊のうちの一冊。
ってか、世の中を「ナナメに見て考える」って、高校生ぐらいの特権だと思う。
なかなか「大人」になっちゃうとアタマ固くなるし、一概に「そう」とは言えない事情だって生まれてくるし。
とは言え、著者はそこそこ大人なのにも関わらずww、かなり「ナナメ」に見ていて面白い。ズバッと言い切るあたりは気持ちいいけど多少の偏見も入っているな、いや、このくらいいろんなものに対して偏見持っていないとこんな思い切ったエッセイは書けないだろ、、、
なんて考えながら一気に読んだ。
こういう本を読んで感想文書いてきたら、私だったらそれだけで100点付けるな。そーゆー生徒、いないかな。。。
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今、学校に通うキミも、昔、学校へ通っていたキミも、一度は「なんで学校に行かなきゃいけないの?」と思ったはず。その答え…じゃないけれど、『学校』について「ほんとうのこと」と「うまいこと」が両方書いてあります。面白いのに得しちゃう贅沢な1冊。『社会』に置き換えると、より贅沢に。
岩見沢市立図書館・お勧め本紹介(8月11日更新)より引用。
http://lib.city.iwamizawa.hokkaido.jp/
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「趣味で食べていこうと思ったら、その自分の持っている技術に誰がお金を出してくれるか?を考える」などと、ハッとするような内容でした。
学校を中退しようかな、と考えている人は読んでおいて損にはなりません。
学校をやめるも通い続けるのも自由ですが、その目的について知っておくのも大切だな、と思いました。
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今までの色んな胸のつかえが取れた。学生の頃に読んでればかなり気が楽になってたと思う。学校が嫌いだとあまりに思い込みすぎていて、でもどこかに違和感があって、いやこれが自分の気持ちなんだとその違和感をない事にしていた思春期の頃。いや今現在も実はその節があった、この本を読むまでは。これからもあるかもしれないが、正体が分かったのと分からないでは大違いだ。それを、これだけ分かりやすく、噛み砕いた文章で表現しているのが凄いと思う。
以下印象に残ったフレーズ
・ 学校はあくまで通過点であって自己目的の場ではない。上手く利用すればいい。人と違ったことをするのは学校を出て才能を磨き上げてからで十分間に合う。
・自立などよりどれだけたくさんの人に気持ちよく依存して生きていけるようになるか。それが教育の目的とさえ言ってもいいのではないか、と思う
・商取引(あきない)の基本中の基本は、「俺が値段を決める」 なのである
・ 自分が相手に「こうしてほしい」と思うことを、相手に無理やりさせたら犯罪的ファシズムであるが、相手が「そうしたほうがトクだ」と心から思えるような仕組みをつくってあげれば、低コストかつ省エネルギーで実現してしまうことは非常に多い。
・勉強での落ち込みは、勉強で克服するしかない。大人たちも、仕事の落ち込みは、仕事で取り返すしかない。最愛の人がいなくなったら、最愛の人を作るしかないのである。
・先生がつまらなくても君がつまらない人間になる必要は全くない。
心に記憶しておきたい。
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一般的とか常識とか右に倣えとか、そういったものとは正反対の思想。これ自体には共感できる部分もある。ただし、やや攻撃的で、排他的、自己愛性を感じる。教育や人生の諸問題を簡単に評論しているが、そんなに簡単じゃないことは明らか。
もっとも典型的な矛盾がこれ。
<頭の中で「やれる」と思うことと、実際に「やれる」というのは、通学と世界旅行くらいの違いがある>
こう書いているにも関わらず、実際にやっている人を差し置いて、さも自分だけが正しいかの様な筆者自身の思想はどう説明するのか。
思想本としては普遍性に欠け、エッセイとしては品性に欠く。
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・試験で高い点をとることが重要なのではなく、試験から逃げないことが大事なのだ。
・モチベーション=個人的決意の問題、インセンティブ=その目標をやりとげるための仕組みづくり
・日本人の評価原理の筆頭は「美しいかどうか」。最近の日本人は批判が苦手で、傷つきたくない、恥をかきたくないという思いが強い。
・雑学ではなく、自分を客観的に見るための智恵を教養と呼ぶ。
・正社員の生涯賃金は平均で3億1000万円、フリーターは6000万円。
・「少子化」「医師不足」本当に問題なのか?「日本の人口は1億人程度が適切なのではないか」と問題設定すれば少子化は大歓迎。少子化で困るのは税金や年金を湯水のごとく無駄遣いし続けたい一部の役所だけである。
・おごる話
一時期、明らかに社会的年齢的に自分より立場が上の人と食事をする時って、財布をだして「払いますよ」って言うこと自体が失礼なんじゃないかって思った時期があった。今は、ポーズでも「払います」って言うべきなんだな、って思うけど。
・好奇心と探究心
生きることにあまり意味を見いだせなくなっている人は、割と本を読んでいるという印象がある。
wikiにこの人の著作は近年迷走している、みたいなことが書いてあって、そうだろうなぁと思った。
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学校の図書館で出会った本です
題名でとても気になったので手に取ってみました
まだ読み途中ですが、私は退屈せずに読んでいます
人によってはちょっと退屈な内容かもしれませんが「確かに」と思うところがいくつもあります
ページ数は少なめでした^^
今日で読み終わります!
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学校がアホらしいと思って手に取りました。
確かに学校はつまらない。
しかし、テストからは逃げてはならないということ。
大切なのは自分で考えるということ。
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本を読み慣れている人なら1時間で完読できる薄さですが、内容は薄くありません。学校にあまり多くを望みすぎず、それでも学校へ行く意味のようなことが書かれています。
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・自立は正しい目的ではない。人格の完成など不可能なことであり、それを教育の中で求めるのはナンセンス。どれだけたくさんの人に気持ちよく依存していけるか、の方が大事なのではないか。
・自分で作ったコネは生涯の財産
・1冊の本には間違いもあれば偏りもあるが、その本に相当する話を聞こうとするととてつもない時間がかかる。
・一つの人生しか歩めない私達が、ありえたかもしれない人生を頭のなかで描き、たくさんの可能性をリスクなしに検討できる場が読書。
さらさらと読めてしまう薄さ。だけど中身はなかなか。ふむふむ、と思えることもたくさん。ただ文体に押し付けがましさと嫌味を感じてしまい、合わなかった。そしてなにより、学校がアホらしいと思っている人に向けた本になりきれなかったように思う。でも、惜しいなぁ、と思いながらも読み切らせてしまう力のある本。
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この本を読んで「ものは考えよう」という言葉が浮かんだ。考え方によって180度、いや360度ものの見方が変わる。テーマに置き換えることで違う見方もでき、将来について考える時、当てはめて考えれば見えてくるものもあると教わった。あまり好きではない勉強、試験も実は人生の訓練だったんだと知り、早く知っていれば真剣に取り組めたのになと後悔した(笑)勉強は、答えを見つける練習、疑問を解決してくれるいい道具である。道具をどう活用していくかが自分にとって大切な課題なのだろう。
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「バカ色に染まるな。自分で考えろ」
これが1番心に残った。
若者は、まわりに流される事なく、自立して自分で考えて進める大人になってほしいと願う。