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彼は飛ぶ、信じる物と愛する者のために。
彼に与えられた任務は
次期レヴァーム皇妃を守り、敵陣を単独で飛超するという無謀の極策であった。
それでも彼は飛ぶことを選ぶ。
少女の命、己の信念、飛空士の意地。
彼が守るべきものと共に、今、空へと駆け昇る。
美しい。
美しいのだ。
ひたすらに繰り返そう、この話は美しい。
登場人物の会話や心理描写に滲み出てくる輝き。
世界観や舞台構成の完成されたフレーム。
飛行機のギミックの詳細で緻密な描写。
シナリオの流れとクライマックスの演出。
”美しさ”をこれでもかとばかりに練りこんである。
こんな美しい読後感を味わえる物語に
出会えたことを心から嬉しく思う。
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ラノベなのに表現豊かで面白かったです。
超ギャルゲっぽい展開もありますが。
内容は、系統としては、えーと沈没船の恋愛話に似てます。
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空では身分は関係ない、というのを、最下層の身分の人が言ったというのが感動しました。
身分が上の人が言う、というパターンはよくあると思うのですが、一番身分というものに縛られている人が言ったので驚きました。
恋愛ではあるのですが、二人の間には薄い膜のようなものがある気がします。
なんというか、肉体的というよりも精神的な恋愛。
全体的に自由な開放感が味わえました。
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「美姫を守って1万2千キロ。やれるかね?」
一度墜とされたとはいえ、空軍一の腕利き飛空士シャルル。
そんな彼にに与えられた任務。
皇女を後部座席に乗せて1万2千キロの海上を単独翔破。
そんな任務を受けた彼の中には任務以上の想いがあった。
度重なる空戦の中、明かされていくシャルルとファナの過去。
いつしか二人は互いに心を開き始める。
そして、宿敵との再会。
二人の行く末は一体…
とある飛空士と可憐な皇女の
一夏の空戦の物語―
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二人の初々しい恋がピュア過ぎて、読んでいてくすぐったくなった。
ファナが凄くしっかりしていて、ジブリの女の子の様に勇ましい。ヒロインだけじゃなく、この作品の臭みの無さがジブリっぽい。
あと、ファナはこの世のものとは思えないくらい美しい少女って事だけど、挿絵がいかにもライトノベル的なアレで、まったくそんな様には見えないのであった…。なので、文中でいっぱい彼女の美しさを語っても全く説得力が無く……。脳内で結城信輝さんの絵で変換した(笑)
読後感は爽やかでとても良かった。若いっていいね!
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久々に読んだラノベかもしれない?昨日買って今日読み終わった。
面白かった。すっと読めた。
読んでる間はスリルがあってわくわくし、読んだあとは爽やかなような切ないような感じです。
(抽象的すぎる。。自分の語彙のなさが情けないっ
確かにジブリっぽい(笑
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評判の良さにラノベ以上の読後感を期待すると損する。
筋は見え見えで、さわやかで切なく甘い冒険。
手放しで褒められないのは、
宮崎駿やサン・デグジュペリが見せてくれたような
空への憧れをあまりに踏襲しすぎてかつ癖がなさ過ぎるからか。
オリジナリティが過去の作品と似てるからないのかと言われると
そうじゃないんだけど。
私はそっちのオタクではないけど、
軍や飛行機の蘊蓄はもっとガンガン主張して欲しかった。
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期待が大きすぎた、のかな……
空戦部分は素晴らしい。しかし恋愛部分は最初の動機の部分が、光り輝くようなヒロインの美しさっていうところに依拠しすぎていて、単なる設定であるように見えた。
吸引力、ページターナーとしての力は感じ取れたので、基本的には楽しめたんだが。
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ひと夏の身分差ラブアクション。
爽やかポップなスカイ・クロラって感じ。
確かに面白い。しかしラストはそこまで意外じゃなかった。
ものすごく評判が良かった故にボーダーを上げ過ぎたか…。
あ、アニメ映えはするかも。
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森博嗣『スカイ・クロラ』の明るいバージョンみたいな感じw
最後のお別れのシーンが綺麗で好きでした。
飛行機とかよくわかんないけど、空を翔ぶ描写が多彩で引き込まれながら読みました♪
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何かいい本ないかなぁと思ってmixiのレビューをさまよっていて見つけたライトノベル。
さわやかな恋物語って感じでした。戦闘シーンの描写もきれいで、空飛びたくなりますね!
あえていうならイラストがいまいち。
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ラピュタでローマな休日ということで、表紙ナウシカ。
いいじゃないですか!!ベタいいじゃないですか!!
夏が近づくと読み直したくなります。
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劇場作品のような作品。身分違いの恋という王道の題材だけど、決してどこかで読んだ話とは思わせない魅力があります。
あまり普段はロマンスは読まない自分ですが、この作品は買ってよかったと思いました。
立体的に描かれる空戦、儚い恋心。
本当に劇場版としてアニメ化してくれないかと思ってます。
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終盤、怒涛のように号泣した。ありがちな設定ありがちなストーリーなのに、とても面白いのは作者の力量か。空の描写がとてもきれい。
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階級制度の底辺にいる飛空士が、
次期皇妃の少女を乗せて単機敵中翔破。
二人ともその階級から
心を開ける相手の居ない育ち方をして
悲しいほどの諦観を持ち合わせているのに、
実際好感度は高くない子らかもしれないとも思うのに、
お互いへの感情はやたらキラキラしてるので
いつの間にか応援している。
彼らを抑え付ける人たちが分かりやすく嫌な奴なので
「ギャフン言わせたれや!」ってのもあるけど。
そんで空中戦は爽快。綺麗なアニメで見たい〜
飛空士にとっての空を描いてるからかなあ
でも多分空って遮るもののない爽快さを
感じる最たるものだよね、
宇宙は意外とスピード感出ないし規制多いし。
色々と爽やかで収まりがいい。
差別はぱっと円満解決にはならないだろうけど
ファナが皇帝を尻にしいて両国友好に努めるなら、
混血の飛空士の物語が熱狂で受け入れられるなら、
大丈夫なんだろう。
言葉にできない美形が出てくる話はイラスト無しがいい…