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[ 内容 ]
帰る家はある。
収入もある。
妻子もいる。
それなのに、なぜ帰らない?
サウナ、ネットカフェ、カプセルホテルを泊まり歩く男たちの本心とは。
ホームレス作家の眼で徹底的に観察した渾身のルポルタージュ。
[ 目次 ]
第1章 帰らない男?帰れない男?―広告代理店勤務、山村信吾、四十四歳
第2章 夢なき夢追い人―ネット喫茶難民、種村健二、二十二歳
第3章 家に帰るのが怖い―地方出身のサラリーマン、笹山義和、四十三歳
第4章 週末婚―IT企業勤務の高収入サラリーマン、山崎聡、三十八歳
第5章 万事、問題なし―脱サラした自営業者、多田野道夫、五十歳
第6章 二重生活者―デザイン事務所勤務、木村耕一、四十六歳
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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家に帰れない人もいれば意識的に人生を楽しむためにたまにしか帰らない人もいて千差万別の様を呈す。
最後の章の人は完全に不倫道に陥ってますな。
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2008年刊行。
6名の自宅に帰宅しない人たちのインタビュー記事。
ところで、私は毎日帰宅している。だが、本書で書かれている人たちの、表現しにくい感情はなんとなく判る。実行することはないにしても。そんな読後感である。
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レポ的な内容かと思ったが、"家に帰らない"をキーワードに、物語を探って書籍化することが目的だった様子。
社会現象的な云々、統計的な云々とは全く別で、"家に帰らない" ステレオタイプを抽出しようという訳ではない。
個々の6ケースで全て違うが、共通して言えるのは "東京は家でなくても、割と少なめのお金で泊まれる・住める" し、"それでも大丈夫な人達" を取材している(1つだけ例外も有るが)。 どのケースでも、サウナやネカフェ、カプセルホテルに苦痛を感じない人達。
まあ、必然性に押されて数回も繰り返せば、大抵の人は慣れてしまうのかも知れないが。
掲載されている人物:家に帰らない中心人物たちの共通点は、敢えて言えば "結局は自己中心に正当化している"。
まあ、そんなこと言ったら全員がそうかも知れないけど。
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2019/09/04
それぞれに理由がある
帰る場所はあるがそこじゃない場所にとどまる。
現実的でありえないこともあるが、、、
女からしたらいまいちわからないものでもある
幸せの形は人それぞれ、一般論で語るべきことでもないしなあ…