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絵に親しみをもてる本。内容としてはそんなに濃くはなくて、どちらかというとエッセイみたいな雰囲気。あぁいいなぁと思ったのが、絵を「トイレに貼る」という考え方。毎日見て、1カ月見て、それでもあきなかったらホンモノだ。
2009/9/29
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表紙のゴーギャンの絵に、白い紙のカバーがかけられ、その一部が丸くくりぬかれている。
その丸窓から絵を覗いてみるという趣向だ。
たしかに、こうしてみると、見たことのある絵がちょっと違った見え方をして新鮮。
アート・ワークショップなどを主催するアートディレクターの著者。
著者自身についてのことより、もう少し絵そのもののことを書いてくれたらなあ、という憾みはあるけれど、楽しい本。
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名画の部分から、想像を膨らましてみる楽しみ方。意外な発見があったりとこれからの美術鑑賞で試したい。
アートアイの問題は楽しく、エッセイを織り込んだ文章も面白かったです。
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美術に親しみを持つきっかけとなれる本だと思う。
こう鑑賞しなきゃいけない!というのではなく、ちょっと観てみたくなるようなヒントが詰まった内容である。
とっかかりやすく、普段美術館に縁のない方にオススメしたい、初心者向けの軽い内容になっていると思う。