投稿元:
レビューを見る
初畠山さんでした。
どきどきしながら引き込まれていってあっという間に読了してしまいます。
そして読んでいてお腹が減ります:笑
投稿元:
レビューを見る
親からのどさっと送られてきた本の中にあった一冊。
畠中氏の本を読んだのは初めてですが、
これは、んー……あんまり面白くない。
中身は現代の東京にある酒場を舞台とした話。
ある缶を巡って、酒場の常連客や店主の周りの人々
それぞれの話が短編のように続いてゆきます。
話の題材は悪くない。条件設定も悪くない。
でも、例えば、きれいなものをただ「きれい」とだけ
言われても、味気がないというか、そんなかんじ。
畠中氏は時代物だか妖怪もの?が主流ということなので、
そっちは面白いといいなぁ…と。
投稿元:
レビューを見る
とある「酒場」を舞台に、「とっても不幸な幸運」という缶詰が持ち込まれ、缶を開ける事により起きる騒動を描いたファンタジックミステリ。
代表作「しゃばけ」から続く、ちょっと不可思議な舞台設定の妙は見事。
缶を開けた者に訪れたのは「災い」?、それとも「幸せ」?
あなたの眼でご確認ください。
投稿元:
レビューを見る
新宿の片隅で古くから営業する「酒場」
酒場に「酒場」なんてふざけているように思えるが、「酒場」には料理が得意で、世話好きで、それでいてちょっと怖い「店長」がいる。
常連にとっては居心地の良いそんな「酒場」に店長の義理の娘が100円ショップで買ってきた「とっても不幸な幸運」と書かれた缶を持ち込んで憮然としていた。
彼女は缶を開けたときに、死んだ母親の姿を見たというのだ。
「とっても不幸な幸運」と書かれた不思議な缶に起因する「酒場」の常連客たちの6つの物語。
店長の娘から、医師の飯田、住み込みウエイターの健也、警察官の花立、マジシャンの天野と常連客が抱える悩み、闇が缶を開ける度に生々しく浮かび上がらせられ「不幸」と「幸運」の間を行ったり来たりする物語。
ビターでありながら甘みの効いたチョコレートのような魅力のある作品でした。
「とっても不幸な幸運」缶とは異なる缶を巡る店長の話で締める展開も巧いし、店長の作る料理がいちいち美味そうで、「酒場」を探したくなりました。
個人的にはかなりビターの度合いの高い「飯田はベートーベンを聴く」が好きです。こんな思いはしたくありませんが。
投稿元:
レビューを見る
とっても読みやすかった。
もし自分の前にこの缶を置かれたら、自分はどうするのだろうか。
きっと開けてしまうのだろう。怖いもの見たさで。
投稿元:
レビューを見る
テンポとしては悪くない。
でもなんというか印象に残らない。
そうかあらゆる設定がありがちなんだ。
投稿元:
レビューを見る
柄の悪い店長が美味な酒と料理を出し、くせのある常連が集う「酒場」という名の酒場で、「とっても不幸な幸運」という缶を開けて痛い目を見て幸せに触れる連作短編集。
ミステリと紹介されてたりしますが、謎解きメインではないです。
店長をはじめ、主要キャラクタがいまいち好きになれず。
確かに穏やかなラストなのに後味よくなかったです。読むのが進まないってことはないんですが。合わなかったみたいです笑。
投稿元:
レビューを見る
・人生に疲れたひねくれものの少年
が
・偶然出会う儚げな女の子
となんやかんやするお話かと思った。
背表紙はちゃんと読もうと思った。すんません。
大人達の青春。彼らくらい人生語れるようになりたいものです。
投稿元:
レビューを見る
これまで続けて読んでいる畠中さん作品の初の「現代物(?)」です。
100円ショップで売っている「とっても不幸な幸運」という名の缶。
中に何が入っているのかは、本人にも開けてみるまでわかりません。
その缶の噂を知りつつも、不安と期待が入り混じった気持ちで買わずにはいられない「酒場」の常連たち。
私もいつか「酒場」の常連になりたいな。
投稿元:
レビューを見る
不思議ー!なんか自分が観客席にいて、『酒場』のお芝居を見ている感覚だった。
これ、まんま舞台に出来そう。
バーの内装とか、配置とか、この役はあの俳優さんが合うかもとか、勝手に自分でイメージしながら読んでいた。
知ってる場所が多く出てきたので、この作品に入りやすかった。
サラッと読めて、最後に ほんわか温かくなる。
************************************************************
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。
投稿元:
レビューを見る
『しゃばけ』シリーズの現代版はちょっとおかしな解釈かもしれませんが・・・。ストーリーの組立は同じ?って思いました。脇を固める登場人物の存在感、洞察力。最後にストンと気持ちよくおちる結末。それなりのスピード感で楽しめる1冊でした。
投稿元:
レビューを見る
酒場のお客さんたちの仲の良さが素敵。でも落ちはだいたい予想できたかな。いろんな人間、いろんな人生、ぜんぶぜんぶ楽しそう。
投稿元:
レビューを見る
「不幸」も「幸運」もどちらもすぐそばにあって、
片方だけ転がってるんじゃないんだ。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-212.html
投稿元:
レビューを見る
不思議な缶を中心にした連作短編集。どきどきはらはら最後にキュン!みたいなかんじですごく好きでした。畠中さんの小説初めて読んだけど読ませ方すごくうまいな~~って感動します。
投稿元:
レビューを見る
こういう酒場の馴染み客になりたい!畠中恵な時代小説しか読んだことはなかったけど、現代ものでも面白かったです。