投稿元:
レビューを見る
テーマは、大事な人の死とそれを癒してくれる時間の大切さ。重いテーマだけど、優しい挿絵と文章で心の奥にじわじわと広がる救い。大人向けかも?
投稿元:
レビューを見る
挿絵の酒井駒子さんが好きなのです。
でもほんとの子供には怖い絵に見えちゃうかも。
自分の大事な人がいきなりいなくなったらってことを考える。やばい。つらい。たまらん。
モノトーンの絵が喪に服してるように見えて、余計にものがなしいのです…
でも後味はいい話。
投稿元:
レビューを見る
大切な人をなくした 悲しみ
その悲しみを乗り越える 時間
新たな一歩を踏み出す 勇気
モノトーンの挿絵の中の 赤色のリボンや花が これから待ち受ける未来が 決して悲しみや辛さだけではないと思わせてくれるようです
投稿元:
レビューを見る
友達の小鳥さんの死を受け入れることのできないくまさん。
やまねこはやさしく時間をかけてくまさんの心を癒して行きます。
酒井さんの黒を基調にした絵の美しさについつい読んでしまう、そんな絵本です。
投稿元:
レビューを見る
本屋で読んでそこで泣きそうになった涙腺ゆるい方は気をつけてくださいな本。
きっといちばんだいすきだった人をふわっとおもいうかべるとおもいます…。
投稿元:
レビューを見る
2008年度、絵本屋さん大賞を受賞した絵本です。
発売される以前(直後だったかな?)に青山でやった原画展に行ったとき、絶対に買おうと決めたことを覚えています。
くまと仲良かったことりが、死んでしまいます。
ずっとずっといっしょだったのに、悲しい別れを経験したくま。
森の仲間は“忘れる”ことを勧めてくるのですが……くまを救ってくれたのはやまねこでした。
くまの悲しみに共感してくれたやまねこ。
くまの気持ちが少しずつ変わっていきます。
モノクロの作画の中に少しずつ色が入っていって、くまの気持ちが伝わってくるような気がしました。
タイトルが“ことりとくま”ではなく“くまとやまねこ”である理由。
最後まで読むと分かるような気がします。
投稿元:
レビューを見る
記憶に想いを馳せる事は
かなしくあたたかい あたたかい
きょうの朝がいつまでも変わらないきょう朝だったらいいのに
『きょうの朝』名前は一緒でも
ひとつひとつ大事な
すぐに取り戻せるものなら
投稿元:
レビューを見る
たいせつな友達、ことりを失った、くまの物語。
やさしい語り口の文章からくまの悲しみが伝わってきます。
黒と白の絵も話に合っていて印象深かったです。
投稿元:
レビューを見る
モノトーンの奥にある、瞼の裏に灯る色彩。別れの悲しみは、過ごした時間の尊さの裏返し。繋がっている。繋げる勇気。
絵も言葉も共に、寄り添うような切実さがあります。
(ブックカフェにて)
投稿元:
レビューを見る
自分自身の心境とこんなにダブる絵本といま、出会えるなんて。
なんともいえない物語です。
絵が とてもいとおしい。
投稿元:
レビューを見る
絵本大賞?を受賞した絵本で一回読んでみたかった!
本屋さんで読んで、泣きそうで大変でした。
とっても良い絵本です。
投稿元:
レビューを見る
2008年「この絵本大好き」国内部門第1位
2008年4月30日初版発行
図書館で立ち読みしてきました。
最愛の小鳥を失ったクマの再生の物語。
いきがいという普遍的なテーマ。
モノクロからカラーになっていく心理描写と、
立ちなおったくまは、再生を手伝う側にまわるという理想。
食い入るように絵本を見て、瞳をうるませて聞き入り、本を閉じたら、突然元気良く外に出て行く4〜5歳の子供たちを想像した。
そんな本だ。
甥、姪が立て続けに親になる。
娘の子を想像して読んでいる私なのであった...
娘に子供ができるかどうかはあまり考えないことにする。
投稿元:
レビューを見る
ある朝、くまは ないてしました。なかよしのことりがしんでしまったのです。
くまは森の木をきって、小さな箱をつくりました。木の実のしるで 箱をきれいな色にそめ、なかに花びらをしきつめました。
それから、くまはことりをそっと、箱のなかにいれました。
なかよしのことりが死んでしまい、くまは悲しみで家にこもってしまいます。久しぶりに窓を開けて外の空気を吸い、外に出てみると、やまねこが昼寝をしていました。やまねこからの言葉、バイオリンの演奏、悲しみが癒されていく過程が暖かくて、私の心の傷も癒されるようでした。悲しみを乗り越えるのではなく、寄り添う、そして前向きに生きていく力が人間にはあるんだなぁと 思いました。
投稿元:
レビューを見る
大好きだったことりが亡くなり、悲しむことしかできない熊。そこにやってきた心優しいバイオリンを弾くやまねこ。 大人向け。
投稿元:
レビューを見る
絵本雑誌MOEで2008年絵本ベスト10にて第2位の絵本。
酒井駒子さんの絵に魅了されるも
内容はちょっと暗い。
でも死を受け入れるというテーマをこどもに伝えることが
できる絵本なのでは。