紙の本
「仕組み」をつくり、自分を、チームを、会社を動かす。次のステージに進むための仕事術
2009/12/15 14:43
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の仕事に「仕組み」をつくり、その「仕組み」で自分を動かし、チームを動かす。
最少の時間と労力で最大の成果を出すため、「仕組み化」のノウハウを今すぐ身につけるための本です。
章立ては、このようになっています。
「仕組み」とは何か?「仕組み化」がとくに効果的な仕事は何か。
仕事を徹底的に効率化する「仕組み化」のツール紹介。
著者の泉正人氏が経営する会社で実際使っているチェックシートを見ることができます。
「仕組み」で自分を動かすノウハウについて。3つのポイントは、「才能に頼らない」「意志の力に頼らない」「記憶力に頼らない」
つまり、どんな人も(特別な才能がなくとも、意志が弱くとも、記憶力に自信がなくとも)今すぐにできる、ということです。
「仕組み」で考える人の7つの習慣
「仕組み」仕事術を使って得られるストレスのない生活、仕事が楽しくなる発想、仕事を「仕組み化」したおかげで得られた「生きた時間」のストーリー
私事ですが、数か月前から自分の仕事を、新しく入った人に引き継ぎ、ふたり体制にしていくにあたり、作業手順の一つ一つを書き出し、共有する作業を進めていました。
現在では、「仕組み」は加筆修正、もっといい方法があれば移行、図式化する、など、ひとりではなくチームで「仕組み」を進化させている最中です。
仕事の「仕組み化」を実践しているところだったので、納得しつつ読み進め、さらに「これもできそう」というヒントもいただきました。
様々なビジネス書からの短い引用が効いています。内容を端的にあらわした図や、味のあるイラストも、とてもいい。
文頭に書かれているのですが、日々の仕事を振り返ってこのように感じている方は必見です。
・毎日仕事に追われている
・重要な仕事になかなか手をつけられない
・部下が、決めたルール通りに動かない
・自分の時間を作ることができない
時間がかかっても、面倒でも、今の仕事を「仕組み化」し、空いた時間を本当にやらなくてはいけないことに費やす。
ギアチェンジ、バージョンアップし、次のステージに進むためにも、ぜひ一読&実践をおすすめします。
この本を読むにあたり、あらたな試みをしてみました。Twitter(@tukinohalumi)で引用しながら読むのです。
inbookというTwitterで本の名言を共有するサービスを使い、「これは」と思った部分を引用してつぶやいて(投稿して)いきました。
こちらからご覧いただけます。
個人ブログ□□本のこと あれこれ□□
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仕事が出来るとは、
高い能力を身につけ、それを人に伝えることが出来る人。
そのための仕組みづくり。
読んでいて、組織において系統的な仕組みの必要性や、
研修などで「ここまでやるか?!」と思っっていたことに納得ができました。
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仕事を「作業系」と「考える系」に分ける。「考える系」の方が大事。なので「作業系」の仕事は効率化する。そのために「仕組み」を仕事に取り入れる。77ページの「意志の力に頼らない」を読んで、仕組みが有効だと納得。誰でも、どんな状態のとき(たとえ、意志が弱ってきたとき)でも、仕組みどおりやれば、「作業系」は効率的に遂行できる。それで、空いた時間・労力は「考える系」にあてる。
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この本を読んで、本に書いてあることを早々に実行に移したくなる本。
人を雇う、人を使うなど、本当の仕組みが理解できます。
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時間の使い方についてとても参考になる一冊。いつまでも忙しいと悩んでいた、解決のひとつの手段になりうるかも。
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内容はありきたりだったけど、自分のやりかたを見つめなおすキッカケにはなった。
けど、本書で紹介してた本田直之著を何冊か読んだら、内容同じようなとこが多かった。w
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「仕組み」の仕事術本
なんでも事細かにチェックシートに落とし、
考えないでも作業できるにしてしまう。
そのことで効率があがる。
しかも共有することで他の人でも
その仕事ができるようになり、
自分がしなくてもよくなる。
あらゆる仕事を仕組み化することで仕事が楽になるし、
目標を達成できる。
自分もTODOリストを作ったり、簡単なマニュアルを作ったり
自然とやっていたこともあったが、
自分がやりたかったんて、こういうことかと納得。
今回の収穫は「仕組み」を続ける「仕組み」→つくっただけではなく継続、習慣化させる「仕組み」
をつくること
非常によい本だと思う。
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2009/5/4
早く社会人になって実際の仕事に仕事術を適用してみるのが楽しみ!だけどまだ学生でいたいのが本音・・・。社会人になれば今までよりたくさん本が買えるけどね。
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仕事をしていれば誰でも気を遣って実践していることではないかな。と思いつつ、自分の方法を見直す上で良い手本になってくれた。「自分を動かすルールは自分でつくる」。第7章の「7つの習慣」は手帳に転記した。
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付加価値創造の仕事と、そうでない仕事をまず分ける
重要なのは前者
後者には極力時間を使わないようにする
あくまで、重要なのは前者である、という前提の下
そのために必要な「仕組み」=「いつ誰がやっても同じ成果が出る状態」を創る
本書後半はそのTipsを少々
他の本と共通してた点は「意思の力に頼らない」こと
まずまず内容にある程度納得いくけど、疑問も2点
・創意工夫を持って仕組みを作らないとうまくは回らない
(ワークシートやマニュアルでの指示方法、「空いた湯のみに茶を注ぐ」より「大きく傾けて茶を飲んでる人に追加で注ぐ」等、エンジェルバンクより)
・機械的な作業を与えるだけでは向上心ある人は育たない
(価値創造をできる人材を増やさなければ、組織は発展しない。アウトソースを任されてる人材ならいいけれども)
読み易いが、高い。これで1300円は高い。
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2008年5月 4/47
その仕事を問題なく実行できるような『仕組み』をつくって、そのうえで仕事をまかせなくてはなりません。
管理職は仕事を管理する
チーム全体が働きやすくなるための『仕組み』づくり
『意思の力』は意外と不確かなもの
記憶力に頼らない
議事録をとる
外部記憶の仕組み
【使えるチェックシート】
TO DOと詳細に分ける
細かい手順に落としこむ
判断を入れない
二度目からはアルバイトでもできるように
何でもチェックシートにする→BTで使えるものを洗い出す
社内で共有する
なんでも放り込む
ファイル名にルールを作る
その他フォルダを作る
なんでもTO DOリストに入れる
長期的な予定
いつかやること
気に留めておくようなこと
目標や元気の出るフレーズ
→GTDと一緒
タスクの細分化
感情を入れない
24時間ルール 他に意見がなければ承認
まず書き出すこと
お金も仕組み化
『才能とは、努力を継続する力』
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3回くらい読み直している。
「すべての仕事を仕組み化する」ということへのこだわりが感じられる。
一度仕組み化するだけではなく、それを見直して、改善することも重要。
手順書やマニュアルの作成が、どれだけ効率Upにつながるかがわかる。
仕事がうまくいかない=仕組みに問題がある という考え方は、失敗に対する必要以上の悲観的感情を乗り越えるきっかけにもなるかも。
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ためになった。早速会社で試してみよう。仕組みとは、同じ仕事を誰でも同じアウトプットを出せるようにすること。あと、共有化、データの一元管理
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またディスカバーらしい本。何でここの本は中身が薄いんだろう。勝間本も他社の『グーグル化』がベストだしなぁ。単に帯が煽り過ぎなだけか(笑)ルーチンをチェックシート化するってトコが最大の売りでしょうか。弁護士業務をどこまでチェックシートにできるのか,早く試してみたい気もします。
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30代後半の働き盛りのワタシとしては、いつも気になる時間の使い方。どうしたら仕事が楽にできるのか。
そんなわけで最近ビジネス本をよく見てます。結局、どの本も、言いたいことは似ていると思いつつ。
この本はとても読みやすいので、時々教科書的に見返そうかと思います。