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クラシックの名曲といわれる作品の批評を集めた本。
歴史背景を測る資料としても有益ですが、単純に読み物として面白いです。
批評というか…罵詈雑言です。
音楽評論ってあまり読まないんですが、こんな風なの…か…?
比喩多用、装飾過多な芸術的文章でここぞとばかりに貶しまくっています。
結構酷い事を書いているんですが、喩えが面白くってついつい笑ってしまう。
貶す言葉にもこんなバリエーションがあるんですね、勉強になります。笑。
新しいものを生み出す時は、常に批判と隣り合わせということか。
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批評家による悪口を集めただけではたいしておもしろくならない。なにかそれなりの構造が必要なんちゃうかな。たとえば悪口に対する作曲家の返答を探してくるとか。批評家じゃなくて作曲家どうし、あるいは演奏家による作曲家の悪口とかならもっとおもしろかったろう。
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古今の有名作曲家とその作品(ベートーヴェンからコープランドまで)の悪口、酷評ばかりを集めた事典。読み物としても楽しめ、音楽史の第一級の資料でもある。
天才の仕事はなかなか理解されない!音楽ファン必携!抜群の面白さ!悪評ばかり集めた類の無い事典。音楽史の貴重な資料であり、音楽批評の歴史が読みとれる。