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ミドルの役割と経営に関してまとめられた本。創業家一族と企業成長との関係、株式の議決権に対する在り方、短期的な視点に捉われ、増配要求を行なう投資家に対して苦言を呈する等、ミドルの役割のみならず、株式に関してまで議論が展開されているのは面白かった。陽気なミドルが会社を動かすということなのだろう。
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[ 内容 ]
ここ数年、会社をとりまく情況が揺らいでいる。
企業買収、無理な増配要求、安定株主工作を批判する投資家。
会社経営が、投資家の短期的な論理に振りまわされ、長期的な成長の青写真を描くのが難しくなった。
こうした変化のなかで、繁栄の果実を手にするために、会社は何をなすべきなのか。
その鍵を握るのは、部長・課長だ。
「ウチの会社」に深く関わるミドル層は、会社に活力をもたらし、変革を導くパワーを秘めている。
混迷の時代における企業の成長戦略を明確に記した、すべてのビジネスパーソン必読の経営論。
[ 目次 ]
第1章 世の中にとっての企業の役割とは(株主の存在にたいするミドルの認識 企業の存在意義 ほか)
第2章 日本企業を取りまく現実(株式市場の現在-資金「調達」の場から「提供」の場へ 株式市場へのキャッシュ・アウト ほか)
第3章 優良企業に見る統治の姿(長期的なコミットメントをもつプレイヤー?中長期の企業経営を担保 株式所有構造に見る「同族」の存在感 ほか)
第4章 「ミドルの声」を統治に活かせるか(「ミドルの声」への注目 「株主重視」の統治形態を問う ほか)
第5章 「ミドルの声」を統治に活かすために(経営の自由度を高める持ち合い 株式の長期保有を促す工夫 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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人が成長する。
「ひと皮むける機会」
新規事業、新市場のゼロからの立ち上げ。
海外勤務。
壁があると人は成長する。
「主君押込」藩主を頂点とする階層組織でも
家老たちが諫言したり、藩主の刀を取り上げ、その身柄を拘束
座敷牢などで換金、幽閉。改心を促す。
そんな制度があったんだ。
エルピーダ 坂本氏曰く。
僕たちのような仕事は社長の力量で業績が大幅に変化するという。
この三つかな。この本で線を引いたのは。。。
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株主との向き合い方、特に部長などのミドル層の在り方についてまとめている。ごもっともなこと多し。やはり大学教授の本は内容がまとまっていていいね。
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未読
第1章 世の中にとっての企業の役割とは(株主の存在にたいするミドルの認識
企業の存在意義 ほか)
第2章 日本企業を取りまく現実(株式市場の現在―資金「調達」の場から「提供」の場へ
株式市場へのキャッシュ・アウト ほか)
第3章 優良企業に見る統治の姿(長期的なコミットメントをもつプレイヤー―中長期の企業経営を担保
株式所有構造に見る「同族」の存在感 ほか)
第4章 「ミドルの声」を統治に活かせるか(「ミドルの声」への注目
「株主重視」の統治形態を問う ほか)
第5章 「ミドルの声」を統治に活かすために(経営の自由度を高める持ち合い
株式の長期保有を促す工夫 ほか)