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前作のヒロインの双子の姉が主役。あの傲慢で我がままで金目のものにしか興味のなさそうな女がどれだけ変わるのかと、ちょっと楽しみにしてました(笑) 訳者さんも書かれてますが、我がままぶりを魅力的で可愛いと許容できるヒーローの器の大きさがとにかくすごいと思います。そして渋々とはいえ、少しずつ家事を覚えて、自分で何かする喜びを覚えていくヒロインの成長ぶりを微笑ましく思える頃には、かなり物語に浸ってました(苦笑) 3部作の最終巻も楽しみです。(2008.08.08読了)
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前作では双子の妹を窮地におとしいれる、おろかで身勝手な脇役として描かれていたジーネットだけど、今作ではわがままではあるけど実はそれほどお馬鹿さんではなく、普通(というにはちょっと語弊があるけど)の女性という一面を覗かせている。前作でやらかしたことのツケがまわってくるがごとく散々な目に遭い、なんだかちょっと可哀相に思えてもきた。
とはいえ前半のヒロインはやはりわがままでしかなく、それが鼻についてしまった。
後半のヒーローの行動が個人的には納得できないというか、好きになれない。どっちも未熟で、そりゃー自業自得だよな、と思わせる部分がちらほら。
最終的にはハッピーエンド。三部作とのことなので、次作が出たら読みたいです。
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内容(「BOOK」データベースより)
意に染まない結婚式当日に、双子の妹と入れ替わるというスキャンダルから数カ月。勘当同然に家を出され、アイルランドの親戚のもとへ預けられた伯爵令嬢ジーネットは、無礼だが魅惑的な建築家ダラーと出会う。心ならずも惹かれ合った二人は、あるパーティーで熱い現場を目撃され、やむなく結婚するはめになる。“平民”との結婚に絶望を感じつつも、いつしか心の安らぎとダラーへの愛を知るジーネット。だがそんな矢先、思いもよらない夫のいつわりが発覚し…。切なく甘い、待望のシリーズ第2弾。
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RITA賞最優秀新人賞を受賞した『あやまちは愛』のスピンオフ
トラップシリーズの二作目にあたるが、三作目の邦訳はない。
人に嘘をつくことに平気だった彼女が、嘘をつかれ傷つきながらも、彼の本当の気持ちを理解するまでの過程は読みごたえありでした。
……、自業自得なヒロインに共感はできないがネ
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