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夜の闇が嫌いで明かりが大好きな男の子が、ダークという少女と出会って夜の闇が好きになる物語です。
電気のスイッチを切ることを「夜のスイッチを入れる」と表現しているのが素敵です。
夜の闇が怖くて嫌いな子供が読むといいかもしれません。夜の闇が少し好きになるかもです。
小さい頃真っ暗な夜が怖かったので、小さい頃に読みたかったです。
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希望のあるストーリー(^^)
美しい図案、色合いもいい感じ!
いい本に出合えたよ
本棚に載せてくれていた人ありがとう!
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暗いところが嫌いで、明かりがないといられない男の子のお話。明かりにスイッチがあるように、夜にもスイッチがある。
レイ・ブラッドベリの詩的な物語。
文:レイ・ブラッドベリ、絵:マデリン・ゲキエア、訳:北山克彦さん。
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レイ・ブラッドベリが絵本なんて書いてるのか!と読んでみた。
「夜のスイッチを入れる」という表現、考えがとにかくステキ。絵もとてもマッチしている。
訳と絵が違うバージョンもあるらしいので機会があれば読んでみたい。
同じく絵本の「いるのいないの」(京極夏彦)と合わせて読んだら、日米の「暗闇」に対する感覚、、、と言うか「SF」と「ホラー」の切り口の違いがとても面白かった。
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少年のひと夏の思い出を書いた『たんぽぽのお酒』を読んで好きになったレイ・ブラッドベリ。彼の絵本を読むのは初めてです。
むかし〈夜〉の嫌いな
男の子がいた
抽象画のような絵で夜と、夜に背を向ける男の子が描かれています。
明かりが好き
でも〈夜〉は嫌いだった
アシンメトリーな明かりの絵がとても素敵です。ランタンやランプ、ろうそくや懐中電灯の明かりがレモンイエローに輝いています。
夏の夜 みんなが外で遊ぶとき
その子はとても孤独だった
夜の闇と明かりの中を出たり入ったりして遊ぶ子どもたちの姿の切り取りかたが上手く、一人ひとりの動きをつい目で追ってしまいます。
ハロー、わたしの名前はダーク
〈夜〉にひきあわせてあげる
明かりのスイッチを切るのは、夜のスイッチを入れること。(同じスイッチで)
夜のスイッチを入れると、コオロギやカエルが鳴く声が聞こえてきます。輝く星と月が見えるようになります。
彼は〈夜〉が好き
夜のスイッチを入れて
夜の闇の中を 芝生のうえを
笑って 子供たちと駆けていく
スイッチのように、考え方を切り替えるだけで、見えなかったものが見えてきました。
独りぼっちじゃないと気づかせてくれる絵本です。
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図書館にて♪
まさに発想の転換!!
目からウロコとはこの事ですね。
暗いところが嫌いで、明かりがないといられない男の子のお話。
そんな男の子のもとへ訪れたダークちゃん。
スイッチは電気を消すから嫌いだと言う男の子に対してダークちゃんは言います。
「〈夜〉にひきあわせてあげるわ」
電気を消すスイッチではなく、夜が始まるスイッチだよ♪
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詩的だがちょっとした発想の転換が入ってくるようなsfチックなところもあり、とても感じの良い絵本だった。
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暗闇嫌いな男の子は,夜更けに明かりを灯していた。ダークという女の子が来て,明かりを消し夜のスイッチを入れると,虫が鳴き星や月が輝く。明かりを消して広がる世界。発想が良い。繊細な線と面のイラスト。