紙の本
新鮮な気持ちでデザインできそう
2008/05/18 18:37
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投稿者:ぺんぎん猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
デザインについて新しい見方ができるようになりました。「動きやリズムを感じさせるデザイン」のところは特に好きです。自分のデザインの引き出しが増えたようなうれしい気分です。デザインを勉強中の方にもデザインでちょっと煮詰まり気味の方にもおすすめです。
紙の本
習った覚えのない事がたくさん!
2015/02/08 00:55
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投稿者:このすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔デザイン科に通っていたのですが、その時に出会っていたかった本ですね。デザイン科に通っていた当時はデザインはセンス次第みたいなところがあり苦手で、学校もこの本に書いてあるような事までは教えてくれなかったので美術系学校に行けばよかったと後悔したことも。
でも最近絵を描くうえでデザインの必要性を感じたのでこの本で一から勉強しなおしたいと思います。
紙の本
デザインが上手くなりたければ
2017/02/21 13:01
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投稿者:apfel - この投稿者のレビュー一覧を見る
デザインが上手くなりたければ、この本の例題をこなすこと。1〜2案でおしまいではなく、たくさん作ること。1つのデザイン案をもっと良くしようと思って色々といじくるよりも、量をこなす。
いいデザインは、その他大勢の良くないデザインを作ってこそ生まれる。
トレーニングは、質より量をこなすことに重点をおく。どんなことを気付かされてくれた本です。
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よみたい!!
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TL
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デザインには、内的必然性が必要 カンディンスキー〜バウハウス
デザインとは、設計である
グリッドシステム ヨゼフ=ミューラー・ブロックマン
・繰り返し
3回を超えると、繰り返しを認識しやすくなる
繰り返すことによって法則性が強調され、どういう意図でデザインされたのかが認識されやすくなる。つまり、デザインのなかで、同じ法則の繰り返しをうまく使うことで、見る人に伝わりやすくなる
なぜリズムを感じることができるかと言うと、3拍子、4拍子、あるいは8ビートなど、短い単位の繰り返しがあるから。そして、そのなかに強弱があることによってリズムが感じられるようになり、そこに音楽としての魅力が生まれてくる。デザインにおける繰り返しが、機能的なだけでなく、リズミカルで美しくあるためには、音楽の場合と同じように、強弱のバランス、アクセントをうまくつける必要がある
・対比
複数の情報を整理するときに重要なのは、違いを明確に見せること。AとBは少しだけ違います、Cとも少しだけ違います、というのでは、見る人は頭を整理して理解することができない。反対の概念のものを並べることによって、違いが明確になり、知っておくべきポイントが理解しやすくなる ex. 白い背景と黒い背景、ビジュアルを見せる部分と文章を読ませる部分、情報の密度の高い部分と大きく余白を取った部分というようにページを分割してそれぞれに役割を与え、1ページの中に対比する部分を作ることで、メリハリのあるデザインになる
・余白
余白を生かしたデザインをするということは、デザインの中に「静かな場所」を作るということ。メッセージを伝えたいときにどれだけ大きな声で叫ぶかを考えるのではなく、その場所を静かにすることで、普通に話しても伝わるようにするという考え方
・黄金比
a:b=b:(a+b) 1:1.618 この比率を使った長方形を作り、ここから正方形を切り取ると、残りがまた同じ比率になる
・線の役目
分ける 内容のまとまりで領域を分ける
揃える 揃えたことを強調する
強調する 文字などを強調する
結びつける つながりや関連を示す
・面
情報の構造をレイアウトに落とし込む
情報を伝えるためのデザインでは、まず情報そのものの構造を整理しておく必要がある
情報の構造の整理→ページの分割→領域への機能の割当
最終的なデザインには表れない補助線を引いてオブジェクト同士の関係を定義していくことで明快な画面構成がしやすくなる
情報を整理し、スペースに割り当てる→グリッドの使用
・円
デザインするうえで論理的な思考は不可欠だが、論理だけでは美しさには到達できない
文章や写真など情報を表示するという意味では、グラフィックデザインで使われる要素は4角形が基本になっている。しかし、必要なものだけで構成されたデザインは、面白味にかけることが少なくない。曲線は、情報として不可欠なものとはいえないが、4角形で構成されたデザインのなかに円などの曲線的な要素を配置すると、親しみやすい柔らかな印象になる
・斜め
視線はほとんどの場合斜��に動いていく
30度、45度、60度、対角線、地軸の傾き(23.4度)がよく使われる
2本目のラインを活用する。対角線に交わる線など..
・サンセリフ書体
セリフがなく、縦と横のラインの幅がほぼ等しい ex. Helvetica、Futula、Gil Sans
ファミリーの書体を使うと全体の雰囲気の調和を崩さずにメリハリをつけることができる
・セリフ書体
比較的無機質なサンセリフに対して、豊かな表情を持っているということ ex. Garamond、Calson、Bodoni、Times
イタリックと斜体(オブリーク)は違う
・色
色をアクセントとして使うのか、基調色として使うのか考える
目立たせる、つまりデザインの中のアクセントとして色を使うというのが、色を使うときの重要な使い方のひとつ
ページの基調色としての使い方もある
色相 色相環 近くの色=同系色、正反対にあって混ぜると灰色になる色=補色 同系色でまとめたデザインはまとまりがあり、おとなしい印象になる。反対色が混在したデザインは、派手で元気な印象になる
明度
彩度
トーン=明度+彩度
濁りのない鮮やかな純色に対して、白・黒・グレーを混ぜていくことで多様な色を作り出す 白を混ぜていくとソフトな印象の色になる。黒を混ぜていくと力強い印象の色になっていく。グレーを混ぜていくと、渋みのある落ち着いた色になっていく
使う色が2色になった時から、色と色の調和、カラーコーディネイトが問題になる。色の調和を考えるときも色相・明度・彩度、あるいはトーンを基準にして考えることが重要
1つの色に対して調和する色を選ぶには、色相・明度・彩度、あるいはトーンのうち1つだけを変更した色を選択するのが近道 ex. 明度と彩度を保ったまま色相の違う色を選択する
カラーピッカー 色相・明度・彩度で色を選択できる
CMYKではインク、RGBではモニタの光で色が表現される
CMYKの数値の和、RGBの数値の和はそれぞれインクの量、光の量を示す。インクの量、光の量の等しい色同士は同じような雰囲気を持っている
色相だけを変えた色は、数値上では明度が同じでも、実際に人の目に見える色は、色相によって明るさが違って見える。見た目としての明るさを揃えることが必要
カラーパレットの作成
色を並べるとき、色相の順に並べると、隣同士の色が同色系になってなだらかに色が変化していくので美しい並びになりまとまりがよい。インパクトある表現にしたいときは、補色同士を並べる。また、色同士がお互いに打ち消し合ってしまう場合は、白や黒を間に挟むことですっきり見せることができる
RGBでは、単色で最大値にすると鮮やかになりすぎてしまう
CMYKでは、3色の掛け合わせになるとグレーっぽくなるので、鮮やかな色を選択したい場合は、2色で色を作る
識別しやすさ、読みやすさは明度の差が大きい
・動きやリズムを感じさせるデザイン
静的で落ち着いた構図になるのは、左右対称、シンメトリーのデザイン
静止画に動きを感じさせるということは、いい意味でのアンバランスさを持ち、次の瞬間(の動き)を予想させる状態。左右対称のデザインではなく、偏っていたり、はみ出ていたりすることで躍動感が生まれ、動きが感じられてくる
リズムを感じさせるデザインには、繰り返しと強弱が欠かせない
繰り返しは、デザインの中に、そのデザインのなかだけで通用する規則を作るということ。一つの規則で統一されていることによって、それが一つの小さな世界として認識できるようになる。リズムを感じさせるデザインは、繰り返しをデザイン的な魅力にまで昇華させること
規則性を感じさせつつ、そこから少しはみ出させる
・余白を生かしたデザイン
意図的な余白
・文字組
ストローク 文章の一行の長さ
行間 1:0.75がよく使われる比率 10Q:17.5H
・書体
本文は、細めのゴシック、または細い明朝体
・グリッドを利用したレイアウト
かなり緻密にグリッドが設計できたと思ったら、今度は思い切って、少し複雑なレイアウトに挑戦してみる
デザインは設計だが、それだけでは魅力的なデザインにはならない。デザインという作業は、論理と感性のバランスによって実現される作業であることが、緻密な設計を前提とするグリッドを使ったレイアウトをしてみると実感できる
感性を自由に働かせるためのベースを用意することがデザインにおける論理の重要な役割
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デザインをするにあたっての根本的な事柄をわかりやすく根本的なことまで解説してあり、初心者、上級者問わず誰にでも読んで欲しい。
イラストレーター等のソフトをこれから使っていく方にマスターブックと併用してデザインとは何かを理解するのに役に立つ、理論書とでもいいましょうか。理論書といえば堅苦しいが、誰にでもわかりやすく書いてあるんで、是非とも一読あれ。
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[図書館]
読了:2010/7/9
ノンデザイナーズ・デザインブックと、言ってることはさして変わらないかな。
コントラスト・反復・整列・近接。
ノンデザイナーズの方が、繰り返し繰り返しいろんな角度から同じことを述べているので、身に付きやすいかも。
こっちは浅く広い。
自分で手を動かすのは、正直CDがついていようがいまいがやる気さえあれば出来ることで、本自体の善し悪しには関係ない。
「毎日続けるということは、長い長い魔法の呪文を唱え続けているということ」に同感。
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デザインというよりはレイアウトよりの本だと思う。
何をどこにどんなふうに置くかというのは、そこに法則を生みだすことである。
その法則によって意味が与えられて見る者に印象を与える。
例えば「揃える」というのはそこに秩序を与える。
さらにどういう風に揃えるかで印象が変わる。
そういう考え方をわかりやすく説明してくれている本。
デザインとか全く勉強したことがない人には結構目からうろこではないだろうか。
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2011/02/17 読んだだけでできるようにはならないけど、ポイントはいくつか覚える。やってみて自分の技術とセンスのなさに呆然とする。
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手取足取り、基本がとってもわかりやすくやわらかく書いてある。
まだ読んだだけだけれど、
実際にCDROMのデータを使って作業してみると
その知識は身につくと思う。
はじめてDTPやったとき揃えの大切さをたたきこまれたのを思い出した。
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ある人に勧められて購入した本。デザインの勉強本としては初めて読んだ本だったかと。実際に手を動かしながらやるので、わかりやすかったですね。
確か続編みたいなのが出てたような記憶が。
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全部はできなかったけれど、掲載されている課題をいつくかやった。デザインはスポーツと同じく、トレーニングによる積み重ねが大事、ということを実感できた。頭でわかったつもりではダメなんだよね。手を動かすことが何より大切!
この本はデザインを始める入門者にとって(私のように)、バイブル的な本になると思います。超!オススメ(本当は教えたくないぐらい)。
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この本を読んでデザインをすることの本質が分かった気がする。文字を置くにしても、書体、文字の大きさ、文字の配置場所それらを組み合わせる事により、見た人にどう伝えたいかをコントロールする事が出来る。それに色を付けると、より分かりやすく伝える事が出来る。それらをほんの少し変えるだけで、見た印象がガラッと変わってしまう。
実例の収録したDiscの作例を元に解説してあるので、見て読むだけでなく実際に自分で体験もできる。この本でデザインを少し勉強すれば、普段何気なく見ている様々なデザイン物も、今までとは違って見えることだろう。
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ブロックを配置して切って考える。四角ごとに。
何を許して何を許さないか。
元になる色を決めて残りは色彩を変える。
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トレーニングには最適の教科書だと思います。
理論だけでは、分かったつもりになることも多いので、実際に手を動かすことは、実務で経験のない人には特に重要。
イメージはできても、その通りに絵が描けないように、
レイアウトなど、一見簡単そうでも、実際に取り掛かると本当に難しい。
センスは磨かれるものだと思うので、
とにかく作って作って作って・・・いくのが一番の近道。
ただ、自己流で間違った方向へいかないように、まず最初はこういった教科書のような本が必要だと思います。
私もデザイン初心者なので、とても役に立ちました。