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一瞬で読めちゃうけどエッセンスは詰まってると思える本。
せっかくいいものを持ってても戦略的でなければもったいない。
情報やモノが溢れる今、身につけたい視点。(市原)
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マーケティング カフェ1
マーケティングカフェですが、考える場合の基本になる成分がたっぷり詰まった本です。
個人的には、社会人の若いうちに読んでおくことをお勧めします。
考え方のロジックになるので社会人であるうちは、いつでも使えると思います。
2時間で読んで20年やくだつ。私はこの言葉に賛成です。
【書評】
★★★★★ 5点満点です。
@コア
●人は人らしく行動する。自分らしさとは、何を考えているかによって決まる。何を考えているかは、何を学ぶかによって決まり、何を学ぶかは何を経験するかによってきまる。何を経験するかは何に影響を受けるか、そしてその経験を通じて何をするかによって決まる。
@リーダー
●組織内で個人が成功するか、失敗するかは、組織のリーダーの理想を、進んで自分のものにできるかどうかにかかっている。リーダーの重要な仕事の一つは、自らの理想を部下に売り込み、部下自身の理想とさせること。同時に影響力は他の方向にも及ぶ。
@行動の原点
●知識:人はみな、何かしらの才能を持って生まれてくる。とはいえ天賦の才能、つまり、幼児のころから自然に現れる能力を最大限引き出すには、繰り返し練習し、磨きをかける必要が有る。手を使うのが得意な人も居れば、頭を使うのが得意な人もいる。画家や彫刻家になる人も居れば、詩人や作曲家になる人も居る。想像力に富み、表現力豊かな思想かも居れば分析的で数字に強い人もいる。やがて、後天的に得た知識が形となって、天賦の才能をゆがめてしまうときが来る。
●トヨタ式
顧客起点でモノと情報の流れを見直せば,自ずとジャスト・イン・タイムの発想に近づくということだろう。
●トヨタ式(みえる化)
トヨタの強さの秘密は,常に「カイゼン」していくことにあることは,誰もがよく知っている。ただ,どうしてトヨタはそんなにも問題点がよく分かるのかということに疑問を感じた人は,意外に少ないかもしれない。
数あるトヨタ用語のなかでも,「ジャスト・イン・タイム」や「カイゼン」ほど有名ではないが,「見える化」も極めて重要なキーワードになっている。
見える化は一言で言えば,問題点が常に「見える」ようにしておく工夫のことである。正常と異常の違いがすぐに分かる仕事場とか,仕事するうえであれこれ迷わずに済む現場のことを指すと言ってもいいかもしれない。
●戦略と戦術
【戦略】どんな商品でも、瞬時にして大きな売れ行きを示すことは、なかなかできない。中長期の時間が必要です。仲居時間をかけて、消費者にリピート購入してもらい、新規顧客を獲得し、商品のポジションを築いていくのです。
【戦術】目標が小さく、年間の戦術プランは、具体性に長けたものでなければならない。
・大きな構想で、大きな市場を獲得していくというマーケティング戦略が重要になる。戦術は戦略の具体策になるからである。戦略が大きく、魅力的なものでなければ、斬新な戦術も生まれない。
●プロダクトインとマーケットイン
消費者に照準を合わせて、商品を企画したり、広告や販促のキャンペーンを企画したりする音がマーケティングの思想です。その思想を「マーケットイン」という場合があります。
意訳すると「市場に溶け込ませる」考え方です。その反対の言い方に、「プロダクトアウト」という言葉があり、「商品特性を前面に打ち出していく」という考え方です。
商品は工場で作られます。その意味で言えば、「プロダクトアウト」は「工場志向」で、「マーケットイン」が「市場志向」という言い方ができる。
今、新商品の開発を任された場合「いい商品だから買いなさい」と消費者に呼びかけるか?それとも「市場が欲しているものをつくるのだ」とこっちをとるか?
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大好評を博した『マーケティング カフェ』と『マーケティング カフェ2』が合体され、ついに文庫化!
「私は広告・宣伝部門じゃないから、マーケティングなんて関係ない」と思っているそこのあなた!
実はマーケティングには、営業にも間接部門の仕事にも参考になる「ビジネスのセオリー」が、たくさん詰まっているのです。
本書は、「3時間でサッと読めて、ずっと使える重い本」をコンセプトとして、マーケティングの知恵をおしゃれなカフェ風にまとめました。
マーケティングの「知恵」、「セオリー」、「発想」、「ツール」の4つのセクションに分け、合計40のエッセンスに凝縮!
楽しいイラストが入ったショートストーリーと解説で、難解と思われがちな理論をわかり易く解説しています。
先行きの見えない不安定な経済環境のなかで、迷わず次の一手を打つために、すべてのビジネスパーソンに送る一冊!
市場最強のカフェ、ついにオープン!
一節一節で区分けされているので、さらっと読める手軽なマーケティングの本と言った感じでしょうか。
基礎の部分から書かれているので、マーケティングとはなんぞや。という感じでも大丈夫だと思います。
本書に書かれている事をマーケティングと言う枠組みで無く、普段の業務などで意識する事によって良い結果が生み出せそうな気がします。
なんとなく働くと言うよりは、論理的な観点から。数字で表してみるなど多様な視点によって質の高い物を生み出す事が出来るのかもしれないと思いました。
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マーケティング全般の知識をまとめられているので、会社の机に置いてあったら、仕事で煮詰まったときにヒントになることもあるかもしれないので便利かと思った。
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1つ1つがコラム形式になっていて読みやすい。あとからも読み返しやすいと思う。でも、内容は本質を突いていて、とても勉強になる。
☆競合と自社の売上、カテゴリー別推移を見る
☆独創性originalityとは起源originに近づくこと。そのモノの本質はなにか?
☆情報→戦略→戦術
☆自社商品はリーダーかチャレンジャーか?
☆クリエイティブは言葉、絵、音から構成される
☆自社商品のポジションは?
☆コンセプト:新しいものか?、みんなが魅力を感じるものか?強いものか?市場で競争力があるものか?、口調のいいものか?、ビジュアルイメージを即座に想像させるものか?
☆商品の全体を常に見渡して、3年後の理想やカスタマーの好みの変化を発想する
☆商品哲学:メルセデスベンツやホンダなど
☆スキミング、イノベーター、フォロワー、ペネトレーション層
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高級官僚
時代背景を考えつつ読むと
なかなか深く面白い1冊でした。
当時の官僚の考え、
そしてそれが今の時代にも受け継がれる。
様々な外部団体、天下り。
本当に長い年月をかけて、
日本の一番トップの賢い人達が作り上げた仕組。
これは強固であり、壊れることはないのでしょう。
そしてそれが日本の未来を狭めているのです。
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「Target Consumerのプロファイリングに時間をかける」、「市場はrecruitmentとrepeatの2つの消費社行動で成り立っている」、「fad<trend<trad」、「商品・サービスの均等化(parity)の中、競争優位(Competitive edge)の創出」