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[ 内容 ]
M&A(企業の合併・買収)は日本でもごく日常の光景となった。
怯えてばかりいて「その日」に備えないのは愚かなことだ。
失敗事例に学び、M&Aの嵐の中を生き抜くための道筋を提示する。
[ 目次 ]
序章 あなたの会社が買われる日
第1章 本番を迎えたM&A時代―日本における紆余曲折
第2章 M&Aはこうして進められる―秘密裡に進行する社内プロジェクト
第3章 会社はどうなってしまうのか―社内マネジメントはこう変わる
第4章 M&A残酷物語・1―「辞めろ」という圧力
第5章 M&A残酷物語・2―「残るも地獄」だった
終章 社員が生き残る道
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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2011/9/5
具体的な体験談をもとに、M&Aに巻き込まれた者がそれをどう乗り越えていくのかを教えてくれます。
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企業の買収、合併によって引き起こされる各種エピソードを中心に綴られています。読みやすいという点では新書の価値は高いんですが、切り込みが深くないのが残念。各種エピソードは非常に面白いので、もっとそれを掘り下げていったほうが逆によかったのではないか?と思ったり。
もちろんこの本が書かれてから今の経済状況はまた変わりつつあるわけなんで、この評価もまた、読む時期によっては変わったのでしょうが。
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日本にありがちな対等合併は信じるな。経営者は何とかなると思っているぞ、は大枠としてはその通りなのかも。実際には吸収合併でもあるに関わらず、対等という言葉を振りかざされると現場は混乱するだろう。
会社と会社の長所の相乗効果で企業価値を高めるのが目的であるため、その本質を理解したM&Aで無ければ意味がないというのは大切なポイント。
M&A後の会社に勤める人の心に触れた文献は見られない、と本の中で触れられている。その部分は確かに気になるところ。実際の体験談のような本があると面白い。