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ライトノベルズなはずなのにエログロお耽美、そして難読。
かなり読者を選ぶ作品とは思いますが一度嵌ると癖になります。
以前ス○ーカー文庫から出ていたものを今回大幅加筆修正してガガガ文庫で再発行されたものです。
なぜ移籍したかは大人の事情らしいですが(苦笑)とにかくこちらが真説とのこと。
確かにかなり加筆されているらしくスニー○ー版は354Pなのに対しガガガ版は451P!細かい複線や修正がされていて前回よりも読みやすくなった感じ。
ただし誤字脱字多すぎ!
化学用語や難読漢字やらが乱舞して最初はちょっと読みにくいですが慣れるとスルーできます(笑)その辺は勢いで(笑)
このシリーズの魅力はなんと言っても主人公達の罵詈雑言の応酬。
とにかく言葉の掛け合いが上手い!
唯一無二の相棒同士のはずなのに相性は最悪、でも根っこのところでお互いを必要とし合ってる。そんな二人に萌♪
主人公達以外の登場人物も個性派揃いで私的には後半に出てきたラキ兄弟がお気に入り。
今回の敵(?)はタイトルにもあるように竜ですが最後の最後、登場人物たちは誰の手の上で踊らされていたのか。は、読んでのお楽しみ♪
今一番アニメ化して欲しい作品。
でも放送禁止用語のオンパレードだから無理だろうな・・・
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友人からの勧めで読みました。中学生以来のラノベ。
書いてることは理系っぽいけど一人称だからそれほど読みづらいってわけでもない。
一巻全体が大きな物語の序章のように感じた。なので内容は可もなく不可もなくといった感じ。誤植が多かったのは残念。
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主人公ガユスと相棒ギギナのやり取りが超絶面白い………のですが、化学反応の辺りとかが余り理解できなかったのが残念。それと、咒式やら魔杖剣やら、半分くらい読まないと理解できないので、読むのに苦戦します。さらに、戦闘描写に比例して残酷描写も多いので、好みは分かれそう。
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レメディウスが好きです。
救いようのなさが。
イムクアインが好きです。
やっぱり救いようがないけど。
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かつて角川スニーカー文庫で追っかけていたけれど、
諸般の事情により(笑)、ガガガ文庫で加筆再版。
気にはなっていたけど、やっと読めた。
一番最初に読んだときに僕が書いた感想を、転載してみよう。
<以下転載>
この作品、正直言ってすごく読みづらい。
主人公のガユスとその相棒のギギナは、
咒式士(じゅしきし)と呼ばれる、いわゆる魔術師のような存在なのだが、
彼らの操る咒力(じゅりょく)は不可思議の力ではなく、
物理法則に従った、特殊技術に過ぎないらしい。
そのような設定だから、作品内で咒力を使用される度に
それを物理的に説明する文が続く。
特に主人公は「化学練成系咒式士」だそうで、
トリニトロトルエンだのVXガスだのの合成や結合といったややこしい説明が
これでもかと書き込まれている。
主人公の性格も、とにかく理屈っぽくて回りくどい。
だからとにかく読むのが大変で、疲れる。
そんな作品がなぜお気に入りなのか、自分でもうまく説明できないが、
そういう文章に耐えながら読み進んでいくと、突然極めて感情的な、
現実的な話題が紛れ込んでくる。
ついさっきまで、物理法則がどうの、政治的妥協がどうの、
と考えをめぐらせていた主人公が、
ふと、俺が死んだら彼女は悲しむだろうかと思い浮かべる。
そのギャップが非常に心地よく、あまりに落差が激しいために、
不意打ち的に心に響いてくる。
なんとも、今までに感じたことのない感覚だ。
主人公ガユスと相棒のギギナとのやり取りも同様だ。
彼らは普段は非常に仲が悪く、
聞くに堪えないような悪口雑言の応酬をしているのだが、
そんな彼らが決死の激戦の後に、ふっと不器用な優しさを見せたりすると、
なんだか心に沁みるのである。
本の後書きに、スニーカー文庫編集部からとして、次のように書かれている。
>編集担当者は自信を持って言うことができます。
>「この小説は自慢できる!」
>小説史を揺るがすとまでは断言しませんが、
>ともかく“見たことも、読んだこともない面白小説”であることは間違いありません。
初めは僕も半信半疑だったが、
読み終えた後、確かにそうかもしれないと、そんな風に思った。
<終わり>
再読しても、印象は変わらない。
いや、まさしくそうだと思う。
あの後いくつ小説を読んでも、
この作品が与えてくれる感覚と同じものは見つからない。
本当に唯一無二。
それが、この時代においてどれほどすごいことか。
とにかく、一度読んで欲しい。
ただし、エログロ有りの「ダークライトノベル」なので注意。
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ガガガ移籍第一弾。
話の流れは変わっていないものの、ほとんど文章は書き直し。
でもなんか文章がちょっとおかしい。ついでに誤字が多い。
急いで書いたのかなと思うくらい。
キャラクターの性格は定まっているので人物がよく描写されていて、物語として先が気になるように構成されてます。
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ライトノベルだが、魔法の発動について、科学現象で解説をしようとしていて、色々な科学用語が飛び交う。科学の色々な分野に興味を持つきっかけになるのでは?
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咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。咒式を使う攻性咒武士である二人、不運を機転で乗り切ろうとするガユスと、美貌だが残酷な剣士であるギギナ。“異貌のものども”や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する“竜”との戦いや大国の陰謀に巻きこまれる。ライトノベルの概念を変えた“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”の名を欲しいままにする「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第1巻が、大幅加筆され完全真説版となって、ここに新生。
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高校時代に読んで凄まじいインパクトを食らったライトノベル・・・というよりもヘヴィノベル。理系ですらもついていけない超重量級の戦闘描写・緻密設定・舞台背景は圧巻。今でも読むのに苦労していますが、挑まずにはいられない作品であります。
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昔読んだことがあったんだけど完結までは呼んでいなかったシリーズ.
それが「大幅加筆で新生」とかなんとか帯に書いてるじゃないか.
確か前は背表紙が紫色の文庫だった気がするんだけど,
そういう細かいことは気にしない方向で.
そんなわけで超科学ファンタジーですよ.
良く分からない魔法による爆発じゃなくて
トリニトロトルエンを精製して爆発させるとかそういう.
まぁ,その生成方法がファンタジーチックなんだけど.
そんな技術を扱う咒式士のガユスとギギナのコンビが
依頼された仕事に対して咒式を使いながら解決していく話.
まぁ,間違っては居ないハズ.
面白かったよ.
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小難しい科学の話を除けば迚も楽しい!ガユスとギギナのやり取りも面白し、戦闘シーンはかなり読み応えがあります。キャラが皆個性的ではまる人はとことんはまる話だと思う。
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前から興味あったので、新装版をよんでいます。とりあえず、ガユスとギギナのコンビがいいです。そして、絵もきれいでいい感じです。
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電子書籍で最新巻まで読みました。
本屋で見てびっくりしました。笑ってしまうくらい分厚いです、京極堂シリーズ並み。巻によっては箱本です。
毒舌と殺伐とした雰囲気が荒れ狂う内容です。でも好き。
ただ、絶望的な話が多くなり、どんどん救いの余地が減っていくので、ちょっとは脱シビアな展開を希望したり夢見たり。
とりあえずギギナはかっこいいし、主人公のガユスと実は仲がいい気がしないでもなくない?ところが好きです。
たまに核心を突くギギナ語録にはっとさせられます。
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実はガガガ版は初読。買うだけ買って手つかずでした。
しかし懐かしい。
ギギナは確かにかっこいいですが、ガユスがかなり捨てがたい。ガユスの中途半端さがたまらなくなったら大人かしらそうかしら。
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角川文庫版を読んだのが中学生
描写濃い!鬱い!グロい!流石暗黒ラノベ!(※褒め言葉です
ある種の挑戦と新境地を植え付けた作品がガガガで出てる!
大幅加筆でヤバイくらい分厚くなってたけど、その分読み応えは抜群でした