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社会派ジャーナリスト櫻井よしこさんが毎年出される、質の高い論戦シリーズです。
櫻井さんの著書はどれも論理的で説得力がありますね、
年に一度、論戦シリーズを読むと頭の中が整理されます。
今回は余りよくわからなかった京都議定書の経緯がよくわかりました。
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週間ダイヤモンド、週間新潮、産経新聞のコラムをまとめたもの。この御方、日本の宝と言っても過言ではないほどの切れ者。外交や内政といった政治の話しが主となる。国益とは何か。このことが、この著者の本なら理解に至ると思う。国を見つめ、そこに主観的意見を持つ。それには、確かな知識と、確固たる理念が必要となる。それを言葉で伝えてくれたような感じがする。主観的意見の大切さを感じた。内容に触れれば、福田政権時期に書かれた文が多かったため、福田政権を読み解いているものが多かった。福田政権の外交に対する姿勢が‘人の嫌がることはしない姿勢’だったのに対し、著者が‘外交には圧力も必要だ’と猛反論している点が印象に残っている。怒らない人=良い人では無いように、怒らない国=良い国では無いという認識が欠けているともとれる発言は適切ではないように感じる。波風を立てないという日本人の特徴が、言葉に表れたのかとも取れる。
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08年に書かれたものを纏めたもの。
福田政権時においての様々な出来事を批判している。
特に中国問題には考えさせられた。