紙の本
ロマンティックなものかと・・・
2012/02/08 20:52
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投稿者:めんそーる - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙に少し興味があったので入門書として読んでみました。タイトルと表紙が優しいので初心者でも楽しく読めるかと思ったのですが、そうでもなかったです。
難しくはないのですが私には夢のある楽しい話に感じられず、未知の世界である宇宙のワクワクした内容を期待していた分がっかりでした。私には都市伝説本など大げさな内容のほうが向いているかもしれないですね。
文型の宇宙初心者には眠たくなる宇宙のはなしでしたが、宇宙にある程度の知識と興味がある方で探究心をお持ちでしたら楽しく読めると思います。
紙の本
空気が澄んだ冬の星空を想いながら読む一冊
2010/02/10 18:05
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投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年は条件が良いらしく10月にオリオン座、11月にしし座、12月にふたご座と、何度も流星群が観測できる当たり年だったそうだ。そのため、星空を見上げることが多かった。残念なことに流れ星には出会えなかったけれど、冬は空気が澄んでいて、オリオン座という分かりやすい星座が長く南の空にあるので、何気なく星空を見上げる回数も多い。
その星空を見上げて思索を巡らせた、神話から古代・中世の哲学者や天文学者、そして現代の物理学者らの様々な人々のことを、ソフトな口調で丁寧に紹介した本が本書だ。取り上げられるテーマは、古代インドの巨大なヘビとカメの上に乗った宇宙観から、プラトン・アリストテレスを経て、相対性理論や最新の「十次元空間に浮かぶ膜宇宙」論まで、多彩で幅広い。
著者は東京大学の教授で宇宙物理学者、本書後半にある最新の宇宙論の研究者で言わば最先端を走る方だ。前半の神話や哲学者らの話は専門外かと思うが、想像するに著者の中では、神話も宇宙物理学も違和感も断絶も無く、一枚の織物のようにつながっているようだ。読んでいる方の頭にもスッと入ってくる。
「世界を知りたいという思いは、自分が何者なのかを知りたいという思いと同じ」という言葉が本書にある。「夜」が無ければ宇宙のことは分からなかった、おそらく考えられもしなかったに違いない。また日中は忙しくて、思索の時間には向いていない。だから、宇宙に思いを馳せるのも自分を見つめるもの夜に限る。
そこで、ということなのだろう。本書は眠る前の一時の語りの形で、第一夜から第七夜までの七つの章で成っている。各章は「それでは、今晩はこの辺りで。おやすみなさい。」で終わる。その趣向に乗って、眠る前の20分を本書に充ててみてはいかがだろう?
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古代の宇宙観から近代物理学を経て現代宇宙論まで、宇宙学の歴史をひとおおり説明してくれる本。佐藤教授の著作は専門知識の無い人にもわかりやすく説明してくれるのでとても読みやすい。宇宙学というものは本当におもしろいと思う。暗黒エネルギーって!
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宗教や歴史も絡めた宇宙の話は面白かった。
丁寧に易しく書かれてあるので、すごく
わかりやすいのもいい。
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わかりやすかった!
Newtonだけではなにを言ってるかわからない理論も
とてもわかりやすく書かれてた。
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▼メモ
・宇宙は約137億年前に、原子よりはるかに小さなミクロの「卵」の状態で生まれたと考えられている(26)
・正体不明の95%のうち、20%は暗黒物質、70%は暗黒エネルギー(29)
・アウグスティス「宇宙が無から生まれた」「宇宙がはじまる前に時間はなかった」(109)
・ケプラー第一法則ー惑星は太陽を1つの焦点とする楕円軌道を描く(133)
・2006年夏、冥王星は準惑星に格下げ(158)
・1光年=9兆4600億km
・アインシュタインが相対性理論を発表したのは26歳(184)
・インフレーション理論ー宇宙は生まれてすぐに急激な加速膨張をして、そのあとでゆるやかな減速膨張に転じた(229)
▼読むきっかけ
待ち合わせで1時間暇だったので、また宇宙を。
▼読んだ感想
宇宙関連を2冊連続で読んだため、最新トレンドが分かったつもり。
虚数時間をもっと詳しく調べたい
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読みやすいだけでなく宇宙への好奇心が刺激される本。
子供の頃に感じた様な科学に対するワクワク感が蘇ってきます。
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この本は宇宙のことについてわかりやすくかいてあり、 中身があまり難しくなくとても読みやすかったです。
一晩で一章ずつ読んでいく構成になっているので、寝る前にサクッと読めるのが良かったです。
本によると宇宙の95%は謎であり、その宇宙を作っている物質すらよくわからないそうです。
知らないことばかりでとても面白かったです。
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とてもわかりやすくて、わくわく楽しい本
何よりも
著者の、熱弁ぶりがとても可愛くて、好きです*゜
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「宇宙の95%は正体不明」
天文学の始まりから最近の物理学のことまで。
わかりやすく、そして丁寧に書いてある。
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宇宙のことがわかりたくなったら。
表紙とタイトル買いでしたが、おもしろかったーー。
寝る前にちょっとづつ読むための本として買ったつもりでしたが、意外とサクっと読めた。
わかりやすいです。
単純に「宇宙って?」という好奇心を満たしてくれますね。
今年の夏、科学博物館までスーパーカミオカンデの展示を見に行ったのを思い出しました…。
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毎晩少しずつ読んで一週間楽しむらしい~最新研究は,超ひも理論とブレーン宇宙論。暗黒物質と暗黒エネルギーはニュートラリーノとアクシオンで決着されそうな予感?~インフレーション理論を展開している東大の先生。京大出身。爆笑問題と番組を作ったのが,きっかけか。一般向けの本も書いておかないと『先生方』に理解して貰えず,予算が削られてしまって窮屈な生活になるのだろう
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面白い。
でも、迂闊にも、タイトルとは逆によく眠れた(笑)。
4次元、5次元と言った世界にももう少し触れて欲しかった。
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連載だったらしく、小分けになっていて読みやすい。
またその名残か同じ内容のまとめが後半に出てきたのは、ちょっと冗長だった。
でも、理論だけではなくて、歴史上の人がどんな風に考えて来たか、
どの着眼点が進歩だったか。
すらっと読めて面白い本でした。
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この本を読んでみて本当に宇宙は広く、謎が多いなとあらためて感じた。だからこそ惹かれるものがあるのかなと思う。今まで読んだ宇宙の本に比べるととても理解しやすかったので、ふとした時に読み返せる本なので、とても良い本だと思います。そして、これまで宇宙の謎を解明してきた物理学者たちは本当に尊敬できる人達だと感じた。自分はこの本を読んで宇宙って凄いなとか、物理学者ってすごいなと感じることしかできないが、一番思うのが、宇宙に比べると自分なんて本当に小さいものなんだなと思うことです。それにしてもこの本は面白かったです。