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2009/6/2 読む (短時間で読み終えました)
あとりえのお母さん方に、話題にしたい そう思って読み始めました。
「12歳から」 といえば、中学生を対象にしている本だと思うでしょう!
どのような内容か興味があったので読んでみると、なるほど 好奇心旺盛な子供向きの語り。
一方、内容はしっかり 大人にも読んでもらいたいもので、感心しました。
ネット初心者はもちろん、一般の方、年配の方にもおすすめです。
字も読みやすい大きさで、36の疑問とその対処や解決方法が、わかりやすく書かれています。
ネットの世界が、一般的に利用されるようになったのは つい最近ですね。
今では、ちょっとパソコンが使えれば簡単に利用できますから、ついつい 便利なこと、お得なこと、楽しいこと だけが話題になっています。
危ない反面がある ことを忘れていませんか?
逆に、ネットは怖いものだと思って使わないのも、つまりませんね。
正しい知識、基本的なことを、どこで誰に聞けばいいのか?
知ってるつもりでも きちんとした知識を持っていない方のほうが多いでしょう・・・。
ネットを使うには、なにを注意すればいいのか、どんな危ないことがあるのか?
誰に聞いていいかわからない大切なことが、この本を読めば すっきりわかりますよ。
ぜひこの本を読んで 安心して楽しくネットの世界を活用してくださいね。
大人も読んでね!
こちらの本も面白いです、どうぞ ⇒ pasoboのバインダー(本棚): 大人が知らない携帯サイトの世界
12歳からのインターネットインターネット ウェブとのつきあい方を学ぶ36の質問 荻上チキ/著 ミシマ社 2008.6
内容:
大人でも、学校の先生に訊いても、インターネットはわからない…。
子どもがおこすインターネットの「事故」を防ぐために、
気鋭の評論家がネットいじめや学校裏サイトなど、ネットに関する問題をわかりやすく解説する。
著者: 荻上チキ
1981年生まれ。東京大学大学院情報学環学際情報学府修士課程修了。批評家、ブロガー。
サイト『トラカレ!』、思想メールマガジン『αシノドス』編集長。荻上式BLOG
著書に「ウェブ炎上」など。
・ ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)
・ ネットいじめ (PHP新書)
・ 日本を変える「知」 (SYNODOS READINGS)