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「人生は勉強より「世渡り力」だ!」3
著者 岡野雅行
出版 青春出版社
p156より引用
“まだ芽が出ないうちから男を育てるようでなくちゃ、
ダメだよ。”
「痛くない注射針」を開発し、
世界一の職人と呼ばれる著者による人生訓。
職人として生きてこられた著者の経験を、
惜しみなく披露されている一冊。
上記の引用は、
「名参謀になれる女房を持て」の項の一文。
自分が調子のよい時に寄って来る異性には、
気をつけたほうが良いようです。
何事も種から育て上げる苦労を嫌うな、
という事でしょうか。
読んでいると、
職人=無口というイメージがどんどん崩れていきます。
人間関係で悩んでる方に参考として。
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メモ
情報収集力がないと仕事の選び方も間違える。
情報を押さえる。
周囲を儲けさせる。
価値のある人間は情報を持っている人間
仕事以外のpラスアルファを持て
遊んでいるうちに身につくのが勘所。察しのよさ。
ついている人間と付き合う
ついている人間はツキを引き寄せるだけのことをしている。
初めてってのはインパクトがある。
頭を使う。
10のモノを100にも1000にもいう。
自分の仕事を安売りするな。
自己演出が重要
金を持ってもシンプルに生きる。
4回お礼を言う。
チャンスは人が持ってくる。
付き合いの金を惜しまない。
一流のものを見る。一流に接する。
落語は世渡り力の教科書。
人より優れたものがあれば、人より甘い召が食える。
成功した仕事をこだわらない。
仕事道具にはこだわりをもつ。
アピールも大切。
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穴の直径わずか0.08mmの「痛くない注射針」を開発するなど、腕利きの職人として知られる岡野さんが、自らの仕事観やビジネスの秘訣を記した本。
江戸っ子らしいきっぷのいい語り口と、自らの哲学を明快にずばずばっと説く内容が、読んでて気持ちがいいです。
本書の肝は、人付き合いと、何事にも筋を通すことがビジネス、ひいては世渡りには大事だということです。そして、「世渡り力」とは、これらの行動を通して、情報を得たり、人脈を広げたり、自らの地位を確保したりする力のことです。何だか、とってもベーシックなことのような気がするのですが、そんな真っ直ぐでベーシックなことを通じて成功をつかんでいる岡野さんのしなやかさと一本気がまぶしく感じられてしまいます。
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勉強よりも世渡り力が大事。
勉強して基礎固めしてるところで出会ったので、
これは読んでみようって思って手に取った。
読んでみて分かったけど、
基礎をやって極めるってところは相通ずるところがあるので、
そういう意味では勉強やるのは意味が無い
って言っているわけではなかった。
それよりも大切なのは、
自分からアクションを起こしたり、
色んな人、それも一流の人と付き合うことで、
どんどんコネクションを気付いていくことが大事。
そうすることで、色んなチャンスに出会えたり、
色んな経験をすることにもつながる。
自分から取らず、相手から流れてくる情報は、
はっきりいって9割型が不要な情報である
とまで書いてます。
実際のところ、人から勧められた本って、
正直あんまり勉強にならなかったりしますよね。
たまたま自分が読んでみたい本と合致したときは別だけど、
自分で選んで読んでいかないと何も身につかない。
あと、一流に触れるってのも分かる。
ちょっと背伸びするくらいで、
より上位の人と付き合っていくことで、
自分もより高みに登っていくことができるからね。
それを改めて気付かせてくれた本です。
印象に残った言葉:
人に裏切られるってことは、自分を経験させる機会でもある。
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田村書店で100円で購入。
文体が人に話しかけているように書いてあって面白かった。
新卒で就職できなかった自分には、手に職をもって、かつ、人脈を作れるようにならなきゃいけないのかもしれない。
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自分の世界にない価値観を感じて衝撃的だった。
今の自分にはこの本は新しい発見が多すぎるので、数年したらまたぜひ読み直したい。
文体が口語、短時間で一気に読める。
・人付き合いの中でのスキル・打算の話だけでなく、礼儀の考え方にもハッとさせられた。人にどんどんお返ししていく姿勢って大切だ。特に大学入って3年間経済合理性ばっかり考えてきたからなぁ‥wでも休んだ社員がいる日は豪勢な昼食をふるまうってゲーム理論みたいだって思ってクスッとした^^
・頭でっかちの人間には感性が足りない、と述べる個所があるが、ただそれは感性が足りないからこそ頭脳を武器にするしかないという見方もできる。
けれどそれでもわたしは彼のような感性も身につけたいと感じた。
彼の感性だって努力なしに得られたものではない。
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11046
町工場の金型職人である著者の語り口を生かしたようなメッセージ集。もっといろいろと具体的なエピソードを聞いてみたい気がする。
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江戸の商売キツネの話。
概要は
「基礎力だけではダメだ、賢く立ち回ってアピールして仕事をとらなければ!!それは学校なんかじゃ教えてくれない、遊び、生活を通して身につけろ。」ただここで大切なのは裏付けされた技術力があっての話し。ここをわすれてはならない。
またビジネスの場で「守破離」を実践してると感じた。基礎力を付けて応用する。「守」と「破」の工程は分かりやすいが、人がマネする前に技術をプラントごと売ってしまうという「離」を実践してるのに感銘を受けた。
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町工場のおじさんの話ですが
ただのおじさんではない。
痛くない注射器や精密機器を数多く作ってきた
これぞ職人!!
日本はもとより、世界からも絶賛されている
そんな職人 岡野さんが書いた本。
「愛人と別荘は持つな」ってゆうのが笑えます
利にかなっています。w
世渡りというより、人付き合いですかね。
いや、ホントにすごく頭がいい。
仕事も出来る生粋の江戸っ子魂と言ったところでしょうか。
非常に読みやすいので
本が苦手な方もぜひ。
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仕事で岩手県に行っていたときに毎朝聞いていた武田鉄也のラジオ番組で紹介されていて、気になって読んでみた。
刺しても痛くない注射針を作った職人の話が聞ける。
痛くないほど細い注射針は、普通に鉄の板を筒にしたら細くならず、なかなか作れない。発想を形にする。
日本人は、一つのことを突き詰める能力に優れている気がするが、この職人さんは、一つのことを突き詰める能力だけでなく、付き合いを大事にし、マネジメント力に優れるなど、総合的な力があると思う。
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世界一の職人がそのまま金言をかけてくれる本。
努力することに加え、人づきあいの大切さが分かります。
もらったものは2倍返しというところから実践していきたいです。
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岡野さんの言う「世渡り力」とは、お世辞を言って機嫌を取って仕事を貰う、」ではなく、職人としての技術力は当然持ち合わせた上で自分をアピールする手段である、と言っている。なので、決してごますりといった類のものではない。僕がいわゆる違和感を感じるのは、能力もないのに、という部分があるからで、能力があった上での話なら何も問題はないと思う。
1.努力は報われる、評価されるべきでそのためには世渡り力が必要。
2.チャンスは人が持ってくるもの。
3.一目みただけでその人が信用できるかどうかわかる。
3.に関しては、直近でマルコム・グラッドウェルの本を読んでいたので、共通点が見えてより納得できた。
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仕事力を高めるために読んだ本です。
この本で学んだことは、
・仕事に大切な「世渡り力」とは、人間の機微を知り、義理人情をわきまえ、人様にかわいがられて、引き上げてもらいながら、自分を最大限に生かしていく総合力である。しゃべらなければ会に呼ばれないし、ほうぼうから声もかからない。
・自分を高めるには、一流のものを見ること、一流に接すること。一流を知らなければ進歩はない。
・落語を聴き込んで、そこに込められている発想や知恵を身につける。商売感や仕事観が間違いなく変わる。古典落語を聞かないヤツにいい発想はできない。
という点です。
仕事の技術だけではどうにもならないこと、特に人づきあいの大切さをこの本を読んで改めて実感しました。
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職人としての腕を認めて貰う為の日と付き合いの事が書かれています。糸川英夫先生の言葉を思い出しました。
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世渡り力を考えるのはおもしろい。
そしてその重要性を説いてくれる人は少ない。
自分で努力し、気づかなくてはいけない。
それを伝えてくれる人の内の1人。
以下レバレッジメモ
人と話すのは面倒くさい、人付き合いはわずらわしいなんていってたら、いい情報は入ってこないし、成功なんてどっかに言っちまうよ。成功するには、しゃべって、人と付き合って、先端情報を取りこぼさない、「世渡り力」を鍛えるしかないんだ。世渡り力ってのは、こすっからく生きていく、安っぽい手練主管なんかじゃないぞ。人の機微を知り、義理人情をわきまえ、人様にかわいがられて、引き上げてもらいながら、自分を最大限に生かしていく”総合力”なんだよ。
スキは愛嬌なんだよ。「あのヤロウ、バカだねえ」と思うから、何かいってやりたくなるんだし、「あいつ、しょうがねえな」と感じるから、何かしてやりたくもなるんじゃないか、そうだろう?俺も若いころはお得意さんの遊びの仕切りをよくやったよ。昔、たっぷり遊んでた経験が役に立ったね。自分が遊んでなきゃ、仕切りなんかできないからね。遊ぶにも年季がいるんだよ。最初から上手に遊べるわけじゃない。何度も失敗して、こっぴどい目にあって、お金も使って、やっと人様を連れて、遊びを仕切れるところにたどり着くものなんだ。だから、若いうちに詰まんない勉強ばかりしないで、遊んでおくことだね。
分かりも乗っていわれるような人間じゃなきゃだめなんだ。変わってるから、人と違う発送ができるんだし、人と違うものが作れるんだよ。優等生といわれて喜んでいるようじゃ、先が知れてる。当たり前のことを、当たり前にしかできねえってのが優等生だもん。人と同じようにすることが、世渡りのコツだなんて勘違いはするなよ。世渡りにとって”変わってる”って事は、これ異常ないアドバンテージなんだ。美徳といってもいいね。
「いいかい、人様に何かしてもらったら、4回お礼を言うんだよ」たとえば、誰かにご馳走してもらったら、食事が終わった後に、「ごちそうさまでした」は当然だよ。だけど、それだけじゃいけない。次の日に、「きのうはごちそうさまでした」、次の週にその人と会ったら「先週はご馳走様でした」次の月になったら「先月はご馳走様でした」とここまでやんなきゃ、感謝の気持ちは伝わんないってことなんだよ。
「ありがとうございました」、「ごちそうさまでした」を4回も言ってみなよ。こんなご時勢だから、相手は感動だよ。「あいつ、次もまた誘ってやろう」ってことに必ずなる。そうやって、情が通った付き合いが深まっていくんだよ。奢りがいがある人間、誘いがいがある人間になってくれよ。
チャンスは人が持ってくる
付き合いにお金を惜しんじゃいけない。飲み食いするのにそんなにお金を使うのはもったいないなんていうのは、世渡りが分かってないやつの考え方だね。しみったれてたんじゃ、大きなお金はつかめない。お金は、使うから、回りまわって大きくなって戻ってくるもんなんだよ。成功してたくさんお金を稼いでいた人は、俺たち若造にもほんとによくしてくれた。人���ために、人を喜ばせるためにお金を使うことが、もっと自分を大きくするってことを知ってたんだよ。セコクセコク溜め込もうなんて気持ちだったら、人間、縮こまっちまうだけなんだ。子供のころから「お金は使え!」って教えなきゃだめなんだよ。付き合いを大切にして使うお金、人を楽しませるために使うお金に、無駄なんてことはありゃしねえんだ。全部生きた使い方だよ。