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終始不機嫌な長政、原因はお父さんだったり又兵衛だったり。自分を認めさせる事がもはや強迫観念のような若い長政に、読んでてぜーはーしました。官兵衛が息子を上手くさばけてない感じでハラハラします。官兵衛〜。
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とにかく、長政が…不憫です…。
ちょっとぐれた子ですね。
お父さんに認めてもらいたいのに認めてもらえない。又兵衛もいう事聞かないし。
最早孝高の口癖が「戯け。」という・・・。
でもホントは息子のこと認めてるのかなーっていう発言もちらほら。
そして自分は父とは違うと思いながら同じ轍を踏んでいる長政(いい意味でも悪い意味でも)
結構長めの小説なのですが、とりあえず一番最後の一行に黒田長政という人物が集約されていた。
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長政が万年反抗期。この一言につきます。
親父に反抗しつつ、でも認めて貰いたい。誉められたい。でも、俺は親父みたいに策略じゃなく、武で認められるんだぜ!!
と言うのが全面に押し出されてました。
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黒田官兵衛の息子、福岡藩52万石の初代藩主です。
謀略だけでは出世できぬ(父もいるし)と考え、
武略の方で功績を積み上げるも認められず(父もいるし)、
朝鮮半島では徒労に終わったものの、
ここぞというときに、その人しかできないこと(関ヶ原直前の福島正則の説得)をやってのけたために、父を超えたというものです。
もちろんこの説得をやってのけるには、上記のような出世できな時期に醸成した関係というものがものを言っているのでしょうが、現実は実力主義一辺倒ではうまく行かぬ、というような内容です。
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言わずと知れた官兵衛の子。
天才軍師の長男としての生きざまが描かれています。
戦国末期の将としては稀な謀将ではないかと思います。
そして、官兵衛にはない戦闘意欲。
ですが、ゲーム信長の野望での能力値は「統76、武70、知80、政79」と微妙な感じ。もう少し武勇と知略があっても良いような…。
と、ゲームの話はともかく。
本編でもう少し又兵衛との話も読みたかったなぁ~。