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思ったより、面白かった。第一部は、漫画でのみ読んでいたので、本は第二部からである。山崎と小野田のくだりがもう少し展開されてれば、とても満足でした。どれも、もっと面白くなりそうで、尻切れとんぼでした。
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この書籍では。第一部で日本が沈没して二十五年後から始まり、世界各地に避難した日本人と現地の住民との軋轢もあったりしたが、何となく生活していたが後に沈没したために気候が変化し。
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33年を経て完結した日本沈没。沈没後の世界を描写。小松左京のアイデアをもとに谷甲州が執筆したとのこと。面白かった。
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日本列島が沈没してから25年。
各地に移植した日本人は普通にやっていても「ゆっくり・適当・のんびり」の他国人よりもできてしまい、アイデアもあることからかつてのユダヤ人のように現地人とトラブルに。
他国に拠点を置く日本政府は、ある程度安定してきたかつての日本の領土が沈む海上にフロート式の人工島を計画。
しかし、竹島には韓国に代わって中国が暗躍していた。
韓国と中国は昔から国際法を無視するので、ある意味案の定ってことみたい。
昔から中国と朝鮮は変わらないのね。
旧ソ連であるロシアも同じ。
しかし、日本には各地に原発があったわけで、日本が沈没した1970年代にはどれも稼働していただろうし、汚染はどうなっているんだろう?
その点はよくわからない。
とりあえず昔の登場人物たちも出てくるようだから、下巻に進んでみよう。
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1 本書は、小松左京氏の「日本沈没」の続編です。日本沈没では、日本列島が四国を皮切りに次々と海底に沈みます。犠牲者は、2,000~3,000万人で、約8,000万人が国外に脱出し、世界各地へと散りばりました。ここから第二部が始まります。
この第二部上は、日本が滅亡した後に、生き残った人達が流浪の民となって各地で生き延びようとする物語です。
2 本書で、気になった箇所を、意見を加えて、2点書きます。
(1)パブアニューギニアでは、日本人は順調に暮らします。しかし、「この国の住民と日本人入植者の格差は大きくなっていくばかりです。日本人ばかりが豊かになって、パブアニューギニア人の恨みを買うことになりかねない」という記述です。 ⇒ 島国育ちで、世界をあまり経験していない日本人のエゴが露見したのでしょうか。私の偏見かもしれません。
(2)カザフスタンでも、「日本人は憎悪の対象になります。買い占めた食料を相場の10倍以上の値段で売りつけた日本人がいたらしく、現地住民の怒りを買い、日本人に対する襲撃が相次ぎます。 ⇒ 日本人の勤勉さと集団主義(よそ者排除)が悪い方に作用したのでしょう。
3 感想まとめです。
(1)作中で、首相は「日本の復興は残された者の義務」と思い、各地に散らばっていた日本人を集結させたいと考えます。しかし、各地では、日本人の醜態もみられます。確かに、日本は島国単一民族で、教育水準の高さと集団主義などを武器にして、目覚ましい経済発展を遂げました。反面、行き過ぎもあり、反感を買ったのも事実です。バランス感覚の欠如と言わざるを得ません。
(2)国土を失った日本が遊民となって、どのように生きていけばよいのか、難しい問題です。言える事は、他国で生活するには、共存共栄の精神が必要です。自身の利益に固執するだけでは、良い結果は得られません。グラーバル化が進行する今こそ、考え続けなければならない重いテーマです。
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国とか民族とか文化とか、そういうものの定義を考えさせられた。
第一部に出てきた人たちのその後も読めてよかった。
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おや?これ、日本沈没だよね?
なんか、一気にハードボイルド感が増してきているような…
続き読まなきゃ´д` ;
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小説としては、小松左京特有のペダントリーがないので第一部より読みやすいかな。第一部の登場人物も出てきます。
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日本沈没から25年後、国土を失った日本人は世界各地に入植したが、現地住民とのトラブルも絶えず発生していた…そんな中、中田首相は旧日本海上に人工島の建造を計画する…。感想としては、前作から33年後の本作、前作の方が手に汗握る展開なのにくらべ、今作は内容としては重い内容だけれど落ち着いているのような…そんな印象を持ちました!下巻もこれから読んでみます。