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長年、超怖い話のメインライターだった平山氏のこのシリーズ最終作です。
共著者は上記のものは別の超-1デビュー作家。
平山氏といえば、グロい表現が一つの売りだったりするんですけど、数多く読むとそれだけじゃないんですよね。
最近、やや増えてきたような気がする、不条理な話とか、ちょっと不思議な話も好きだったりします。
共著者の二人は、平山氏におそらく影響を受けていると思いますが、まだその域には達していないかなと思ってます。
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【目次】
おりん/ありがとう/隣家/コマジュン/吉田/同棲/掘り猿/クリーンルーム/手洗い/明け方の手/マッサージ/管理不能/招き/ぷりきゅら/あおる/迷宮と判断力/いたくない?/無頼の行く末/単独事故/雑草鬼/逃走/吐瀉物/横穴/トランクルーム/魔除け/莫迦だねぇ/肝試し/隠す人/塚崩し/サブちゃん
在校生から卒業生へ−−
夢さん,ご苦労様でした。
デスマーチ垂範
終わって,また始まるの記
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2008.7.14 初版1刷 ¥571
伝説と呼ぶに相応しい一時代を築き、「超」怖い話をスターダムにまで押し上げた鬼才、三代目編集者の平山夢明が本書をもってシリーズを卒業する。すでに冬版で執筆している新人、久田樹生と松村進吉を従え、最初で最後の最恐チームを結成、究極の実話怪談に挑む。怪異ではなく、恐怖を描く。恐怖を描くために、人を描く。人の心理を炙り出す。そうして初めて純度の高い恐怖が奇跡のごとく浮かびあがってくる。実話ゆえの凄味、読み物として面白さ、その二つを兼ね備えた最上級の怪談のみを収録した。厳しいジャッジのもと、収録とならなかった作品は無論山の如し。「ガチ怖」に拘る平山スピリットを果たして新人二人は継げるのか?平山夢明、渾身の置き土産をご堪能いただきたい。
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7月19日読了。αから続く「超」怖い話シリーズ、この本で著者の平山夢明氏は後進に道を譲ったのだとか・・・?しっかし、世の中には本当に「廃墟での肝試し」なんつって深夜に廃ホテルや廃病院、廃校舎などにわざわざ出かける人がいるのかね?幽霊に出逢わなくても、地元のヤンキーに絡まれてしまったり折れ釘で怪我をしたりと発生しうる危険を考えるとキリがない気がするが・・・。自殺者の霊が出る格安マンションの話も多数収録。都会で生きていくのは、コワイことだねえ。
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超怖くはないww しかしよくここまで実話を集めるなーと感心はするし、そこそこ読めるかなぁ?やっぱり創作の方が面白いものを書けるのか?ちなみに実話怪談の語り(オカラジ)などは大好きで、イタコさんやファンキーさんのオカラジはよく聞いてます^^
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暑いので怖い話が読みたくなって読んでみました。
超、怖い…ってほどでもないかなあ?もちろん怖って思うのもありますし怖い話が終わったあと独特のいやーな感じもあります…。
怖い話ってほぼどれも一番怖い体験をしたところで意識を失ったり、気が付くと…となるのが気になりました。でもそうなるのが自然なのかもしれませんね。