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相変わらず事件てんこ盛のデントン。
ぼやき&下ネタ絶好調のフロスト警部。
面白すぎる。
積もり積もった事件が下巻でどうなるのか想像もつかないけれど、このままずっとフロスト警部を読んでいたいよ。
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相変わらず事件がカオス状態で、上巻ではどのように決着がつくか皆目検討つかず。デントン警察の多彩な人達。ストレス溜まるけど、生き生きして楽しそうでもある。
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フロスト警部、おかえりなさい。そしてご愁傷様です。デントン市は本当に恐ろしいところです。フロスト流儀でないとやってけないくらい凹む事件ばかり…。あらすじ…ハロウィーンの夜、ゴミの山から少年の死体が発見された。行方不明で捜索中だった少年かと思いきや、さにあらず。まったく別の少年だった。おまけに連続幼児刺傷事件、少女誘拐事件、腐乱死体発見と、これでもかとばかりに問題が山積み。署内の人材不足からフロスト警部のワーカホリックに拍車がかかる。やる気満々の女性部長刑事を従え、古巣に戻った元同僚警部(代行)とはそりが合わず、マレット署長の小言もどこ吹く風。でも今回ばかりは何か取り返しのつかない失敗をしそうな悪い予感がする…。ようやく上巻読み終わった〜。今日は作中と同じクリスマス前。でもフロスト警部にクリスマスは関係ないけど。今回は登場人物表が3頁分もある(覚えきれない)。記憶が新しいうちに下巻へ突入するぞ。
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下品、不潔、行き当たりばったりetcのフロスト刑事シリーズ4作目。
少年の行方不明事件が発生し、その捜索中に遺体が発見された。最悪の結果と思われたが、その遺体は問題の少年ではなかった。連続犯罪か、別個の事件かという最中、女子高生の誘拐身代金事件、幼児3人と母親の殺人事件など立て続けに事件が起こる。
ぼやきつつ、とぼけた嫌みを言いつつ、手抜き捜査にしか見えないがその実勤勉(?)なフロストはなぜこうも事件を引き寄せるのか。
要は、根がまじめで、ちょっとした事件や疑問をそのままにできない性格が災いしているのだろう。
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下品でお下劣。仕事中毒のフロスト警部シリーズの第4弾。今回は上下巻と読み応えたっぷり。相変わらず事件事件のオンパレード。フロスト刑事は周りにいてほしくないタイプ。でもフロスト警部だから、仕方ないなー。もう。と思わせる。次から次への怒涛の展開は今回も健在。
幼児誘拐事件が本筋なんだけど、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり。フロスト警部を敵視する署長や警部がこれまた大嫌いなタイプなんで、負けるなフロスト!と思って読んでしまう。今回コンビを組むのは女性刑事。優秀でフロストとも相性が良さそう。なんやかんや言われながらも、仲間に一番信頼されているのはフロスト警部なんですね。フロスト警部が仲間に庇われるのは今回はじめてじゃないかな。今回も面白かった!
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大分前に読んだシリーズの第4弾。
この人、こんなに口が悪かったっけ。
ほとんどまともなことを言っていない。
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フロスト警部シリーズの4作目。5年ぶりに新作を読んだが、やはり面白い。文庫本上下巻合わせて、900ページ程度の長い作品。今、上巻を読み終えたところだが、長さはまったく気にならない。
フロスト警部シリーズはいわゆるモジュール型警察小説。複数の独立した小さい事件がひとつの作品に収められている。登場人物も多く、またそれぞれの事件に関連性がないので、時間をかけて読んでいると筋を忘れてしまう。読む側にとっては、事件ごとに連作小説にしてくれた方が簡単とも思うが、それではフロスト警部の仕事中毒ぶりや職場の異常な環境が伝わってこない。
今回も、連続幼児刺傷事件、少年の遺体棄却事件、少女誘拐事件、母子殺人事件と忙しい。謎解きとは違ったミステリー。ただし、好き嫌いは分かれると思う。個人的には好きなシリーズ。しかし著者のR・D・ウィングフィールド氏は2007年に前立腺がんで死去。遺されたフロスト警部は6作までというのは寂しい。
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もともと面倒くさい書類仕事をするぐらいなら、
事件を譲ってしまうことしばしのフロスト警部だが、
今回ばかりはそんなに簡単に手柄を取られていいの?
と心配になるくらい、やられている。
でも終わりよければすべて良し、という展開になったので
許す。
(下巻へ続く)
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マレット、キャシディ。こんな考え方をする人がいるのね、、と勉強になります。
フロストはだらしないかもしれないし、読みも外れ全然うまくいってないかもしれないけど、魅力的。
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何年ぶりか、というほど待ったフロスト警部シリーズ第4弾(かな)。
作者のウィングフィールド氏はすでにこの世を去っているので、あと2作あるという作品でこのシリーズは強制的に終わってしまうのが悲しい。
けれど、フロストにはたくさん、早く会いたいので、早く翻訳してほしい。
相変わらず、下品、お下劣、不潔、がさつ、セクハラ満載な男、フロスト警部。けれどどこか憎めない。そんな彼に今回もさまざまな事件が怒涛のごとく押し寄せる。幼い子供が誘拐、殺害されるという事件を皮切りに、若い娘が誘拐されるわ、ちんけな犯罪者が汚水の中から死体で見つかるわ、それはもうえらいことになっている。
そしてやっぱり相変わらずデントン署は人手不足。
署長の高級葉巻をくすねるために署を訪れた、休暇中のフロストの手を借りなければいけないほどなのだ。まさしく猫の手も借りたいというところだろう。(フロストと犬猿の仲のマレット署長なら猫のほうがいいというに違いない)
上下巻であることを感じさせないほどの圧倒的なスピード感、物語の面白さも相変わらず。
小さな小さなことを見逃さずにいるフロスト(たいてい、単なるあてにならないカンだったりするのだが)が、寝る間も惜しんで働いた結果、最後にはすべての糸がほぐれていく。
今までと少し違うのは、過去の作品ではワーカホリックで人使いが荒いと署内の鼻つまみ者だったはずのフロスト警部が、今回はどうも他の刑事たちから慕われているらしいということ。
いったい彼に何があったんだ!?
シリーズではありますが、この作品だけでも十分楽しめます(なんせ7年ぶりの新作なので、わたしも前の作品は覚えてません)。
が、愛すべきセクハラ親父であるフロストを気に入ったら、ぜひ、前の作品も読んでください。
アメリカの警察小説とはまた違って、イギリスの暗くじめっとした空気が伝わってきます。そういう読み方をしてみるのも、おもしろいですよ。
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今回のフロストの相棒(?)は、
若き野心家女性部長刑事リズ・モード
そして、デントンに一時的だが出戻りのジム・キャシディ
なんとも仲の悪そうな3人組である。
リズもキャシディもあわよくば自分の功績にしたいという考えありあり。
フロスト的には、どうぞどうぞ な はずなのに、
なんだかんだで、ちょいちょい口出しというか、新たな発見というかをしてしまって、嫌な顔されちゃう。
でもね、二人とも、よく思い出してみて。
フロストの方が一応、上司ではあるのよ。
いつもの署員の面々は、フロストに好意的。
むしろ、案外頼りにしてる感ありあり。
下品で口は悪いけど、神経はまともで、案外情にあつくてもろいもんね。
今回も事件が渋滞しています。
・幼児の皮膚をちょこっと傷つける連続事件
(マレットの友人宅も被害に遭う)
・ディーン・アンダースン殺害
・ボビー・カーヴィ行方不明
・スタンフォード家の盗難と娘誘拐身代金要求
・ミラー夫人宅に窃盗
・レミー・ホクストン殺害
・ジュディ・グリースン行方不明
・母子4人殺害
・エミリー・ロバーツ恐喝されていた
毎度、事件がひとつ起こると、捜査している間に、次から次へと、関連があるんだかないんだかわからない事件がどんどん集まってくる。
フロストが捜査してるといつもこう。
巻き込まれる同署の皆さん、お疲れ様でございます。
いつも分厚い一冊だったけど、今回は、更に分厚すぎて一冊にはできなかったんですね。上下に分かれてます。
そうよね、足すと906頁ですもんね。
ひとまず、半分のうちに、解明した事件もありますが、大物は下巻に持ち越し。
実際、下巻=あと半分 あるわけですから、相手がフロスト警部なので、更に事件が増える可能性大ってことですよね?ね?
とりあえず、まだ、生きているはずのボビー君が無事に見つけられる事を祈りながら下巻読み始めようと思います。
あ、関係ないけど、マレット署長とドライズデール検屍官のファーストネームが明らかになりましたw
アレン警部はまだわからないまま。
わからないといえば、シムズ巡査もそうだよねー。
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いやあ、本当に面白いシリーズです。
以前に「クリスマスのフロスト」「フロスト始末」というデビュー作と遺作を読みましたが、期待にたがわずこれも1級品です。
会話文でこれだけ読ませる小説家はナンバー1ではないでしょうか。
ミステリー嫌いな人にも、是非とも読んでほしい。
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面白くて一気読み。
今回もあまりの空振り続きにハラハラ。
今度こそ証拠見つかって欲しいと祈るような気持ちで読んだ。
そして大変な時でもユーモアを忘れない心大切!
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2018年春くらいからこっち、常に3~5くらいの案件をかけもちしている状態が続いて、毎日3つ以上のお手玉をしている気分でした。
そんな頃にひとにすすめられてどっぷりはまったのが「フロスト警部シリーズ」。
どれも最高でした。だけど、最早、どの作品がどういう内容だったか、細部は失念。
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「フロスト気質」(上・下)R.D.ウィングフィールド、芹澤恵訳。創元推理文庫。原書は1995年。
相変わらずイギリスの架空の都市・デントンを舞台に、ベテランで小汚くてルーズで卑猥でミスの多いフロスト警部が活躍します。
どうやら「気質」は「女性の上司がやってくる」という内容だったようですが、はっきりいって覚えていません。
でも、やめられない止まらない大興奮もの、これを読んでいれば世の中の麻薬中毒の方々も、更正できるのではと思われるくらい中毒性のある読書だったことだけは覚えています。
フロスト・シリーズは常に、主人公が「複数の事件に追われる」のが特徴。あるひとつの事件に直面していると、別の事件も起こって、嫌な上司に「これもお前担当な」と。
ある意味とってもリアル(な気がします)。
そのくそったれな繁忙感が、実に肌合いとしてしっくり来ました(笑)。
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仕事中毒で、ろくに寝る時間がなくて、3件くらいの事件をかけもちして などなどいつものパターン。
が、そこが安心で嬉しい。
主人公の下品で面白いセリフをじっくり味わってしまうために、読むのに時間がかかる。
作者死去のため、残りあと2作。
図書館で借りるんじゃなく、本屋で買う数少ないシリーズなので、さびしい。