サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

乱鴉の饗宴 上 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー13件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

第一部と第二部とのつなぎの役目。

2009/08/02 02:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いやぁ、、どんな風に書けばいいのか、
迷ってしまいます。
どんな風にでもかけるぐらい、このシリーズに入れ込んでいる私。
気分としては、ウェスタロスに暮らしていて、トンメン王子に統治されています。多分。
しかも、シリーズものってプロット紹介が書きにくい。
 だって、ヒャク・パー・ネタバレになるんだもん。

 先ず、3巻目の記事に対して訂正をしたいと思います。
洋書まで置いている大型書店まで赴き、読めない洋書を開き、読める単語だけ
拾い読みしたのに、この4巻目に対して間違って紹介していたので、、
 一応、3巻目で本書、マーティは、氷と炎の歌の第一部が終わる予定でした。
(だから、3巻目は、第一部のフィナーレということで、あの怒涛の展開だったのです)
で、4巻目は、それから少し時間を置いた、数年後の設定でかかれる予定でした。
が、つなぎの意味で一冊書く予定が、書き出すと長~くなってしまうマーティン。
急遽、これを4巻目として出すことにしました。
が、それでも、4巻目が物凄く長くなることに気付いたマーティン。
二冊に分けることにしました。その前半一冊が、本書「乱鴉の饗宴」なんです。
 だから、ティリオンも、デーナリスもション・スノウも
(スノウは、サムウェルの出立の場面でチラッと出てきますが)
本書には、出てこないわけです。
 こんだけ、書きまくってしまうマーティンですが、やっと現在にして
書きたいことが、ようやく見えてきたとか、、言っています。
(あんたは、一体ほんとに、、、。面白いから全部許すけど、、)
この辺の事情がわかったので、訂正して書いておきます。

 で、本書ですが、
一応、五王の戦いとウェスタロスでは、呼ばれだした
3巻目までの戦いは、一応、終結(ほんとは、全然していないんだけど、)して
 その直後からお話しは、スタートします。
玉座を守り続けている、ラニスター家というか、サーセイとジェイムが中心のお話しと
ウェスタロスの南部位置する、マーテル家の話、烏賊と呼ばれるグレイショイ家のお話が
身分を偽ってアリン家にいるサンサと、海をわたってしまったアリアの話も
又、黒衣のブラザーのサムウェルの学問修学の旅などが、描かれます。
 今まで、あまり権力の中心に位置しなかった周辺部の話が描かれ、
より世界観が重厚になった感じです。
  
 マーティンが第一部のフィナーレとして気合を入れて書いた
3巻目、王乱の戦旗」の怒涛の展開に比べると、若干面白さは落ちるけど、
 やっぱりマーティン。面白い。このシリーズ、北上さんも薦めていて、
(SFは、一応、大森さんの分野なんだけど、簡単に面白いとは、いつも書いているけど、
 あんまり熱心にプッシュしている感じではない)
北上さんも、マーティンについては、なんか、読者の心をつかむ力を持っていて
とあまり正確でない、表現で褒めていますが、
 今回は、マーティンの面白さについて、よく考えたいと思います。
というか、私自身もあんまりわかっていないんだけど、、、。
 本書、極々簡単に書くと異世界ファンタジーです。
ファンタジックな要素は若干ありますが、かなり少なめ、
リアル路線で、史劇風のお話です、各地に王様がいて、権力争いをしている。
で、なにがどう面白いんだ?と訊かれてもすぱっと答えられない。
 でも、なんとなく4巻目の本書でわかった気もする。
キャラクターみんなが、たくさんでてくるんだけど感情移入しやすくて、
 そのキャラたちの思いが極々平凡な私たちにもわかるように書かれているんです。
 あの権力を手中におさめているサーセイですら、鬱屈した思い、かなわぬ思いがあるんです。
 そして、各章、各章、きちっと落ちがつくというか、ストーリテリングも上手い。
 この辺が、上記した北上さんも言う、読者の心を掴む力なんだと思います。
1巻目、2巻目のころは、ジェイムってあんまり好きでなかったです。
近親相姦だし、一応、キングスレイヤーって呼ばれているけど、
ぼんぼんで順風満帆で、捕まってもキザだし、、。
でも、最近は、好きになりました。サーセイは、今でも嫌いですが、、。

 それと、これにも触れないといけないと思うのですが、
本書より、訳者が変更になりました。
 岡部さんから酒井さんへ、。でファンの間で物議を醸し出している
 訳語の変更について、、、。
巻末で酒井さんは、一応きちっと説明してくれているんですが、
1巻目から読んできたファンとしてやっぱり、釈然としない思いがあります。
正直書くと、いくら酒井さんのオーディオブックが正しいという説も理解出来ますが、
こんなにたくさん変えて欲しくなかったです。
名前の発音は、兎も角、日本語を当てなければいけない名詞の訳語は、ちょっと、、。
 原文では、読めない語学力の私としては、翻訳者にヒャク・パー依存するわけで、
少し悲しいです。
このシリーズがたくさん出て、酒井さんの訳語になれるときが、来るのかなぁ、、、。
 大森さんが、岡部さんってそんな名訳だったの?と少しとんちんかんなこと書いているのも
ちょっと悲しかったです。そういうんじゃないんですよ、、。

 話を戻して、、、。
この4巻目ですが、つなぎの役なわけで、しかも、その前半なので、
シリーズを全部俯瞰してみてどう評価されるか、わかりませんが、
あれだけの面白さだった3巻目で、すぱっと終わり、第二部にいったほうが、よかったかも
ともちらっと思うんですよね、、。
 これだけは、歴史が判断するとしかいえないですが、、。
兎も角、一応、これで、原書の最新刊に追いついたことにもなります。
 次作は、dance with dragonっていうそうですが、
まだ原書でも出ていません。
 これで、英語圏のファンと同じなんだと、 
まぁ、追いついただけでも、基本的にタイムラグが二三年ある、翻訳エンター界では
ちょっと嬉しいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/10/03 16:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/25 15:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/08/12 16:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/22 12:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/10/25 23:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/08 12:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/06/16 07:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/11/16 22:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/06/23 15:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/03/29 14:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/07/07 18:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/03/19 02:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

13 件中 1 件~ 13 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。