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電子書籍
西洋の哲学・東洋の思想
2020/08/06 11:49
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投稿者:三分法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、目に見える現象面によって西洋と東洋の相違を比較するのではなく、その根底となっている思想や哲学の相違を比較して論じている。具体的に言えば、西洋の哲学や東洋の思想を代表する思想家や宗教家、また哲学者を紹介しつつ、哲学の動機、自然観、実在観、人間観、歴史観、価値観などの基本的な思惟様式を比較、考察している。本書によって、東西の思想や哲学の考え方や論理の違いを考察する際に重要な用語である、実在、自己、場所、絶対無、自覚などについて考えるきっかけを与えられるであろう。また、これらの用語を理解することによって、東洋思想の根底に哲学的な根拠を与えたいという「西田哲学」の理解の助けともなるのではないかと思う。著者は「はしがき」で、「グローバリゼーションということが盛んに喧伝されているが、こと文化に関しては、[モノトーン化や画一化ではなく、]むしろローカリゼーションの方が大切なのではなかろうか」と記している。
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