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そんなに面白くなかった。
なんだろう
たぶん文章が好きになれなかった
話は嫌いじゃなかった
体質の問題?
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〈内容〉青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは~』シリーズとも言うべき最新作!「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。
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帯より。
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人って、生きにくいものだ。
みんなみんな、
本当の気持ちを言っているのかな?
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長嶋有の作品では『パラレル』が一番好きだ。
女性が主人公の話だとどうもピンとこない。
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図書部員のお話。細部は面白いことが書かれているのだけれど、全体的に一体何の話だったのかよくわからなかった。日常系青春小説…みたいな話。でもあんまり青春のさわやかさはない。だらだらぐだぐたな日常。
2009/9/27
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文化系のゆるい雰囲気が良い。ラストのシーンはとてもなんだか後味がある。図書室のドアのヒラヒラ感が好きだ。
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読んだのが高3だったので、とても共感できました。
登場人物も、本当にすぐそこに居るような自然な人達ばかり。
本の中の高校に通っているみたいな感覚で読めました。
読み終わった後に表紙をめくると・・・・。
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中山望美 桜ケ丘高校三生 図書部員
図書室の片隅のベニヤで仕切った一角が部室となっている。
登校してから下校するまで、授業中以外なんとなく部室にたむろし、昼食も部室で食べる部員たち。
自分の感情に素直な三年の図書部員 南出頼子。望美は彼女の一挙手一投足に好感を持つ。
その頼子の弁当はでかい!
一学期の終業式前日、空手部二年生の大野が、胴着姿で図書室にいる頼子を訪ねてくる。自分の弁当は学校一でかいと自負している大野は、噂で頼子の弁当がかなりでかいと聞き、見にきたと言う。頼子は部室から弁当箱を取ってきて見せた。
「その程度でしたか。いや…お手数をとらせました。」
意気揚々と引き揚げようとする大野を呼び止め、頼子は弁当箱を見せてみろと詰め寄り、弁当箱の大きさで戦う二人は共に図書室から姿を消す。唖然とする残された図書部員たち。
極一部で囁かれる、図書部の顧問小田原先生と部長(女生徒)のあやしい噂。
望美が新入生として入ってきたときに、図書室の司書をしていた金子留先生。学校を去り、書いた小説が文学新人賞を獲得する。
転校してきて、誰よりも多くの本をコンスタントに借りて行く片岡哲生。望美は気になるが、何の悪戯か未だに顔を拝めず、彼の行動のあれこれを噂として聞くのみ。
夏休み、貸し出し処理の電子化に伴い本の背表紙にバーコードを張り付けていく部員たち
二学期から不登校になると宣言し、有言実行している頼子
図書室の天井の、点滅を繰り返し切れかかっている蛍光灯
望美をモデルにしたという金子留の次回作「ぼくは落ち着きがない」
冬休み中に撤去されることとなったベニヤ板の仕切り
生徒間の摩擦や先生との真っ向勝負
それぞれがそれぞれとの出会いで生み出す個性
校舎の二階の図書室を愛する部員が今日も部室に集まる。
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高校の図書部の話
今ひとつ登場人物に魅力を感じない。
青春中毒な私はこういう青春系の小説を読んで
ああ、私ももう一度あの時代に戻ってみたいと
胸をかきむしりたいのかもしれない。
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長嶋有の本は毎回欠かさず読んでいるけれど、今回のがいちばんきた。というより、身につまされたというか。今回は登場人物の大半が高校生で、今までの作品に多かった30くらいの設定に比べて今の自分と近い。それに、30歳は未来の出来事だけど、高校時代は過ぎ去った過去。その年齢的な近さとやり直しのきかない遠さが、個人的にすごくきた。
もともと小説を読むのが好きでよく読んでいたのだけど、最近は小説はシフトしてビジネス書関係にシフトしていた。でも、ひさびさに小説を読んでみて、小説は時間つくってでも読まないといけないなあと改めて思う。
やはり、ビジネス書ばかり読んでいると思考が固定化されてくるような気がする。感情に豊かさや深さと言ったものが欠けてくるような気がする。そういう感覚はビジネス書を読んでいる時点ではわからないのだけど、こうして久々に小説を読むと、自分がいろんな感情をつぎつぎに思い出すのがよくわかる。つまり、いろいろな感情は気づかぬ間に忘れていたことがわかる。そして、読み終わった後もなんとなく世界の見え方は違っている気がする。思い出した感情はかならずしもいいものばかりじゃなくて、焦りとか不安とかいったものもあるけれど、それはそれで大切な糧だと思うし。
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割と好きです、こういう雰囲気の作品。
「高校生」という言葉から普通イメージされる高校生像とはちょっと違う、図書部のメンバーたち。
部室に集まってダラダラしゃべってる感じとか、その話し方とかがありそうで面白かった。
途中、本の好みがある友達と違うとか、難しそうな本を読んでるだけで「作家になるんでしょ」とか言われることについて、望美が考えるところがあるけど、「そうなんだよなぁ」と共感しました。
カバーの裏に書いてあるという登場人物のその後、見たくてしょうがない!!
だけど図書館で借りた本なので、見ることが出来ない!!
ク~ッッッ!!!
どっか本屋で、カバー裏だけ見るしかないか…。
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なんていうか、まとまりがない話、なんですよ。
でも、それがリアルな高校生の生活って感じで好きです。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-419.html
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大好きな作品。
自分は美術部でした。桜ヶ丘高校とは逆で美術室の上が図書室だったなぁ。
高校時代の、「思い出」ではなくて、「思ったこと」がいろいろよみがえってきました。
小さな部室とか、年代物の漫画や雑誌とか、あだ名のつき方とか。
あと、尾ノ上、ギャグに気づかなくてごめん!
初読で分かった人、めちゃめちゃ面白かっただろうな。
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高校の図書部の話。
文化部っぽい雰囲気がすごくよく出てる。
言い回しがおもしろい。
作者はツッコミどころをちゃんと押さえてるなぁと。
ちなみに、高校時代の自分は自主的に
図書室を利用したのが1回しかない…気がする。
貸し出し業務は司書一人でやってたのか?
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何気ない高校生活の様子が思い出される作品というか。別に用もないけど部屋にいてだべってるだとか、懐かしい感じがしました。
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青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは~』シリーズとも言うべき最新作!「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。