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好きで、安心して読めるシリーズですが、今回はちょっと勢いや盛り上がりが弱かったかも。大江戸ではなく、地方に出掛けるお話なので、世界感は広がったし、後半に深みのある部分も出てきますが、いつもの江戸っ子ノリがもうちょっと見たかったです。(2008.09.20読了)
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知らん間に第4弾出てましたわ。
相変わらず爽快!
香月さんの書くお話は元気が出ます。
そして、食べ物が美味しそう…。
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大江戸の花見いいなあ。うさ屋特製の花見の重おいしそう。
蘭秋の艶姿私も見たいなあ。
雀が、周りのあたたかい優しさの中で、自分の世界を広げていく様子がいいですね。
「俺は、意味のあった生き方をしなきゃならない。俺がこの世界に来た意味は
これだったんだと、そう思える生き方をするんだ」って。
私も、がんばろー。
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「ただの偶然か、はたまた何の神のいたずらか、まったく別の人生を歩むことになった」雀は、「大首のかわら版屋に雀あり」と言われる腕っこき。今回はどんな「ありがた山の椎の木山椒」に出会うのか。まずは、蘭秋太夫の「水鳥、桜に舞う」(え~と、野暮なことでござんすが、解説を一つ。水=氵、鳥=酉)。「いよっ、万両伏見」とか何とか言いながら、女の子を助けたのがはじまり、はじまり。お礼に天空の竜宮城へと誘われる。迎えに来たのは伊吹とか云う男の天空人魚。さてはて、その後はどうなるか。後は読んでのお楽しみ。
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春になり、することといえば当然お花見!
そうして出かけた先でぶち当たったのが
後日の飯の種になる。
小さな事をきっかけに、色々とよく釣れるものです。
まさかここまで話が広がるとはなぁ…という。
しかしこのシリーズだけなのか
やたらに起承転結の『承』が長い気がします。
別段、転がるように終了に向かっていくこの状態
きらいではないです!
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大江戸っていう場所だとか、そこが妖怪都市だとか、もう雰囲気が何から何まで大好きすぎるっ!
相変わらずの人情ものっぷりが本当いい!
このシリーズ大好き(*´∀`*)
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『大江戸妖怪かわら版 天空の竜宮城』作:香月日輪
初版発行:080800
発行所 :理論社
登場人物:夏初
花見で雀に助けられた少女。竜宮に住んでいる。
伊吹
竜宮に住んでいる役人。雀の案内役。
あらすじ:季節は移ろい、桜の下でどんちゃん騒ぎ。雀も同僚・知人と花見に行ったが、質の悪い破落戸に絡まれていた少女を助けた。そして、助けられたお礼に天空の竜宮に誘われてーーー。
目次 :風にうそぶき、月をもてあそぶ
水鳥、桜に舞う
薫風吹きて、夏来る
天より落ち来る者あり
天空の竜宮にて
雀、神と会う
神守り、姿を現す
向こうにも荒神様
オススメ:予想を上回っていましたね。異界であるからこそできる表現で素敵でしたね。日吉座の面々もいいですよね。あと神様との対面で得た言葉は後の雀にきっと大きな影響を与えることでしょう。決意を新たに頑張って欲しいです。
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妖怪だらけの大江戸で、かわら版屋として働く少年・雀。ちょっとした人助けが縁となり、竜宮へ行くことに。ただしそこは海の中ではなく空に浮かんでいるという。足のある(!)天空人魚に道案内されて、着いた先は…。(アマゾンより抜粋)
香月さんの、大江戸妖怪かわら版シリーズの4作目。
「こいつぁ、ありがた山の椎の木山椒!」
「大した生利をききやがる。恐れ入谷の鬼子母神だぜ!」
「呆れ蛙のほっかむりだぁ!」
「蘭秋のためなら。喜ぶ巻きの千住鮒ってなもンだ!任せてくんな!」
相も変わらず、ポンポン飛び出すお江戸ことばが小気味よく、声に出して読んでみたい一冊に仕上がっております。
白魚の蕎麦仕立て・車海老の団子を苺に見立てた苺汁・カツオの刺身と炊き立てご飯・箸でさっくり割れる茄子の揚げびたし・蓮根の揚げたて天ぷら・・・。
大江戸ならではの庶民グルメの数々も、おなかをぐーと鳴らせます。
今回は、花見の宴で夏初(なつは)という女の子を偶然助けた雀が、彼女の里である、天空にある竜宮城に招かれるというお話。
天空人魚とよばれる彼女の一族が育てる、不思議な空飛ぶ美しい観賞魚・鎮守の森の奥で出会った、空色の象との問答・再び襲ってきた影者と神守りの存在などなど、ちりばめられたエピソードも面白かったですよ。
今回は前回と比べて、ものすごーく盛り上がるお話と言うわけではなかったのですが・・・、
初夏に清涼な水を口に含んだ時のような、そんな心地よさが感じられる物語に仕上がっておりました。
次巻もこれまた楽しみです♪
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大江戸の春。桜が舞い散り妖蝶が飛び上がる。
酔っ払いを打ち負かす蘭秋のかっこいいこと!そして桜丸!
天空の竜宮の様子を想像するだけで楽しい。
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読むとあっという間に読める。かわら版を、なぜか楽しみにしてる。何事もなく終わるかと思ったが、やっぱり山場があった。
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いよっ、蘭秋っ!春爛漫、お花見の楽しさから豪快な飲み比べへ!艶やかなその飲みっぷりにほれぼれしちゃうぞ。んでもってその後百雷にしなだれかかるところがまた色っぽいですなー。ほんと目に浮かぶよう。芝居が大盛況だったのも分かるわ。そしてお話は助けた亀を〜ならぬ女の子のおかげで雀は竜宮城へ。ほんっとこのイメージの豊かさにはわくわくさせられる。床下の小人もいいけど、こーゆー日本の作品ジブリ映画化してくれればいいのに。いやー、相変わらずなおいしそうな料理の数々といい、今回はほんっと楽しかった。この雀のいろんなものや人をまっすぐに見つめる姿勢、好きだなあ。
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想像力豊かじゃないと読めない。。。
天空の竜宮城?それに至る白い階段とか、よくわかんない(;´・`)
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「意味があったと……それは、お前しか知らない……」
内容紹介です。
妖怪だらけの大江戸で、かわら版屋として働く少年・雀。
ちょっとした人助けが縁となり、竜宮へ行くことに。
ただしそこは海の中ではなく空に浮かんでいるという。
足のある(!)天空人魚に道案内されて、着いた先は……。
上記の台詞は、おそらくこれからのテーマ(?)になるだろう一言。
「自分がそこにある意味」を望むって、恐ろしく贅沢な子供ですよね、雀って。
自分の存在の無意味・有意味を問うって…どんだけ自信過剰なんだろう。
これまでの香月作品のように、少年の成長物語なのかと思っていれば、どうやら違うみたい。
さして成長してる様子は見受けられませんので、「成長」よりも「そこにある意味」を追い求めるお話なのでしょう、この『大江戸妖怪かわら版』は。
が、自分の存在の意味を求めるということ自体が、信じられないほどに満たされているいうことであることに、雀は気づいているのか否か。
世の中にはそんなことにすら思いを馳せることができないほどに、忙しなく生きなくてはいけない人がいるんですよね。
ってか、そも、「人の存在する意味」なんてないし。
四冊目にして、テーマがはっきりするということは、きっとそれだけ雀に余裕が出来た、ということなんでしょう。
が、そろそろ飽きてきた私です。
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雀は花見で、よたんぼうに絡まれていた娘を助けて、彼女の住む、天空の竜宮城に招待される。
大江戸のお花見の様子が楽しげで、艶やかで、羨ましい~!
「ああ…いい感じだなあ。俺、今あったかいもんでいっぱいだ…」
雀を庇って、呑み合戦をする蘭秋がいい味出している。
天空の竜宮城も不思議で大江戸とは違った空間。
ちょっとアクシデントはあったものの、今回は天空の竜宮城の物珍しさで終わってしまい間の足りない。
次への布石?
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妖怪もの大好き☆ 今回は桃太郎さんでお馴染みの竜宮城… この大江戸シリーズは、ホントに背景がしっかりしていて、読み始めるとすぐに異世界へ誘われてしまう。