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中世から近代にかけて、地中海世界で覇権を築いたイタリアの都市国家。その興亡をおいながら、建築の観点からも都市を分析した面白い一冊。
残念なのは、写真や図などがある程度はついているのだけれど、豊富な建築史的な解説を頭に思い浮かべきれないこと。2時間くらいのDVDで映像付きで著者が解説をいれてくれたりしても面白いのでは、って思いました。
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イタリアの海洋都市について著者が情景を喚起しようとしている努力は伝わるのですが、有名どころなので旅番組か動画などを見た方がイメージが湧くのではないかと思われます
ベネチアのゲットーや建築の基礎など、なかなか面白い話もあるのですが
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興亡の世界史シリーズの中でも異彩を放つのが本書。ヴェネツィアやジェノヴァを初めとする中世からの海洋都市を、現地観光も踏まえたうえで広い視野のもと解説。現地の歴史や他都市との関係もさることながら、観光本の体裁も兼ねている。
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世界史シリーズではあるが、著者が建築科の教授だけあってどちらかというと建築史に近い。
現代の都市を歩いて、歴史を遡るという構図が、ブラタモリに似ていて中々面白い。
あぁ、地中海行ってみてえなぁと思える一冊。
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地中海沿岸都市の景観が好きでたまらないので、大変ワクワクしながら読めた。ただ、建築についての知識が足りなくてついていけない部分もある。紙幅があるから難しいのだろうけれど、図説と写真をもっと用いてほしかった。