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こないだ読んだBLとは違って昔の作品はコメディータッチのものが多いんだなあ、という事にまず驚いた。あと少しエッチかった。
帯を見てもしやと思ったのですが、あとがきのエッセイはやっぱり(今をときめく)小阪由佳が書いておりました。
少女漫画のあとがきっぽい夢に溢れる文体でした。
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水城せとなは好きな漫画多いけど、これはダメだった。でも天使とセックスするという展開はちょっと笑った。このあたりが「ザ☆少女漫画」なのかもしれない。だって天使がB起したりS液(かわいく伏せ字に)出したりとか考えたら…すごい世界である。
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大好きな、水城せとなさん。
初期作もわりと読んできましたが、そういやこれは読んでなかったなぁと。
長編かと思いきや、短編集なんですね。
題名にもなっている「100万ドルの女」は、正直微妙でした…。
いくらお金持ちでも、惚れた女にそう軽々と1億出す男がいるのか~!
それにそこまで自分を助けてくれたのに、主人公の女の子も図々し過ぎるのではないかと、漫画だとは分かっているんですが色々ツッコんでしまいました。
恋人だけど、実は敵対する学校の生徒会長同士だという「ふたりのために世界はあるの。」「星はなんでも知ってる」は、ギャグチックで面白かったです。
二人きりの時はラブラブなのに、街中でばったり会ってしまった時は、険悪な雰囲気を出さなければいけない二人が可愛くて………!
現代のロミオとジュリエットって感じでしょうか。
ヘタレで変態、気遣いも出来ないしキスも上手じゃないけど、でもあれがあたしの選んだダーリンだもん!って言って恭君の元に走った千春ちゃん、素敵でした!
そう言わせるくらい恭君もバカだけど、優しくて可愛い、いい男でキュンキュンしました。
「エンジェル・ナイト」は、自殺しようとした歌手の元にふいに表れた天使との話。
見守りながら、本当に主人公が辛い時にそっと手を差しのべてくれる天使ファイが素敵です。
天使なのにジーパンだしバンダナとかしてるし、時代を感じるファイのロン毛までカッコよく見えました。
うーん。
表題作以外はわりとよかったですが、せとなさんは今の方が好きだなぁって思いました。