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石田衣良の持ち味がよく出た小説だと思う。
この人は、不思議と映像化したくなる小説を書く。
中でも「下北サンデーズ」は本当、絵が浮かぶ小説だった。
でも、映像化しちゃいけない、そんな気がする。
ので、映像化されたこの人の作品は一度も見たことがない。
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石田衣良さんの本ということで特に内容を店頭で確かめることもないまま購入して読み始めました。
下北サンデーズという小さな劇団が成功していく過程を描いているのですが、無垢な少女が入団して劇団が上向きになり、少女自身も自分がよく把握できないまま人気者に祭り上げられていくというストーリーがどうも個人的にはガラスの仮面を思い出してしまい、それが念頭にあったためあまりストーリーは楽しめませんでした。
石田衣良さんの作品でわたしが好きな「人物の心の動き」についても、この作品では描かれていない部分が多く、去り行く女王以外の人物の気持ちについては想像で補うにしてもかなりしんどかったです。
物語の幕引きについては賛否両論ありそうですが、これはこれでありかなと思います。良くも悪くも読み手の想像力で補完するところの多い作品でした。
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演劇に関わっていたことがあるので、いわゆるアマチュア劇団の内情やらなにやらが、すごく懐かしかったし、理解しやすかったのもあって、すらすら読めた。
ただ、石田衣良さんの小説の割りには全体的にストーリーも結末も弱くて、アマチュア劇団というテーマを書きたかっただけなのかなって思った。
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本も好き。ドラマも好き。
主演のゆりかちゃんこと上戸彩にインスパイアされて前髪アシメにした高2の夏。下北沢にいこう。
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ベタな話といえばベタな話ですが、演劇というなかなか裏側を見れない世界が描かれているのは興味深いです。
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石田衣良さんの作品は最近、恋愛小説ばっかり読んでいたから青春小説は久々に読んだ気がする!
やっぱり街モノ好きです!
でも最後は上手~くまとめすぎてるかな…?
ゆいかの行動もわかりやすいし。
ただ個人的に八神さんがたけのこホテル(劇団名)に移ったのがショック…笑
ドラマ知ってたのに見たことなかったー
石田衣良さん原作なら絶対見たのに!
今度絶対見てみたい!
下北行った事なくても 世界に入り込める1冊。
それ位描写がリアルです。
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下北沢に住みたい。
素敵でした。キャラクターがほんま愛しい。毎度思うがなんで石田衣良の作品の登場人物はこんなに魅力的なんだ。
ストーリー展開はまあよくある感じなんですが、基本引き込まれるので大して気になりません。観てみたいなサンデーズの芝居。
にしてもほんま、石田衣良の小説は映像で読み込める。文字読んでるだけやのに。不思議。
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下北沢の小劇場で上演する売れない劇団に飛び込む18歳の女の子の話。上戸彩の主演でテレビドラマにもなったはずだ。「ガラスの仮面」の何巻かに似ているようでもある。(あっちは吉祥寺だけど)
とっても読みやすくて、ちゃんと約束通りの結末も待っていて、なんというか、お気軽である。それなりにその世界のドロドロした部分にも触れているんだけど、なんというか、やっぱりさわやかなラインをきちんと守っていて、健気ですらある。
こういう「あれよあれよ」の物語よりも、本当はその前の10年の方がドラマであるような気がするのだ。「素人が野球を始めました」から「甲子園で優勝しました」まで1冊で「あれよあれよ」と進んでいくのは痛快だけど、嘘くささが臭ってしまうのだ。
ただ、「ようこそ、小劇場へ」という入門書だとすれば、こんなにわかりやすい本はないと思うし、まあ、それはそれでいいのかもしれない。「松多劇場」で上演する「田中ヤマダ」率いる劇団「おこさま企画」、そのメンバーに「九問勘十郎」や「新田旧作」だなんて、ギャグとしては秀逸。
あんまり話がうまくいきすぎるから逆に身構えながら読んでしまったのだけど、妙にドロドロした展開とか、裏切られ傷つく話を読んだって、明日への活力にはならないし。だけど、もう少し、なにか引っかかるものがあっても良いんじゃないかなって、どーしても思ってしまう。今どき、ディズニー映画だって、もうちょっとプラスアルファを押さえているような気がするのだ。
面白いし、小劇場の芝居って大好きだから、たくさんの人に読んでほしいほんなんだけどね。
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石田衣良ってかんじ。普通に良いです。
良いのがデフォルト。石田衣良。
青春が巧いですね。
上戸彩主演でドラマ化されていた作品だけに
ドラマ見てないけど配役が気になってWikiを見てみると・・・
そもそも上戸彩がかなりイメージ違った
しかも下北っぽい感じにしちゃったせいで清楚さのかけらもないし。
ガッキーとかが良かったなあ。
翼は佐々木蔵之介か・・・
もっと若いイメージで読んでました。
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軽いテイストの演劇小説。軽すぎてイマイチはまりこめないがさらっと空気は楽しめる。演劇やってた人ならもうちょっと面白いかも。
下北感はそこまでディープではなかったなぁ。微妙にズレてて想像しながら読むと違和感がある。
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安定?なにそれ?ってかんじ。
背景がちがっても、サンデーズのみんなと求めてる感覚とかがにてて、
身近に感じた作品。
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ドラマを見てからだとどうしても上戸彩の顔が出てきてしまう。あと竹山と佐々木蔵之介も。いやだー。あと帯の千原ジュニアもいやだー。はは
でも読んでて劇団の世界に浸れた。一瞬劇団に入団しようかと思ってすぐやめた。
終わり方が自分にはなんだか切ない。
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演劇への熱い思いをもつ若者のお話。
女優としての才能を開花させていく主人公・里中ゆいか。
下北の実際の劇場を想起させ、劇団の人たちは実際にこんな風なのだろうなぁというリアリティもある。
夢を追い続けるというラストは、成功なのだろうか・・・
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下北の名もない劇団が下積みから上へのし上がっていくストーリー。女優、俳優、演出家、脚本家、制作スタッフ、それぞれに物語があってドラマ仕立てでした。
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おともだちのオススメ。
石田衣良さん、いっぱい取材したのかなって思った。
余計な文章ないから読みやすい。